Top Page  怪事件・怪人物の表紙へ  No.27  No.25


No.26 築128年の家で起こる怪異の数々



アメリカ・ネブラスカ州のリンカーンという町に築128年という古い屋敷がある。ジョージとその妻が、その古い屋敷に引っ越してきたのは1993年のことだった。

怪奇現象が起こり始めたのは、引っ越してきて、二週間ほど経った時である。ある日家族で外出して、部屋に帰ってきてみると、部屋に置いてあった動物のぬいぐるみが全部背中をくっつけ合うようにして、部屋の真ん中に置かれてあった。ジョージたちは不思議に思いながらもぬいぐるみを元の場所に戻し、部屋の明かりを消して一階に降りた。

ふと振り向いてみると、明かりを消したはずの部屋から明かりが漏れている。再びその部屋に入ってみると、またもや同じようにぬいぐるみが移動しているのである。

夫人も最初のころは「幽霊がいるみたいよ。」と軽く言っていたが、この出来事を皮切りに不思議なことが次々と起こり始めた。

何かの電化製品の電源が勝手についたり消えたり、壁に掛けてある絵が逆さまになっていたり、おもちゃが宙を飛んだり、原因不明のボヤが多発したり・・。さすがにジョージ夫妻もだんだんと怖くなってきた。


そしてその「見えない誰か」は、ついにジョージに危害を加えるようになった。ある時ジョージは部屋にいる時、突然背中に痛みを感じた。「痛っ」と思ってシャツをあげて鏡で見てみると、何かでひっかいたような傷が六カ所もあり、血がにじんでいた。

またそれから数日後、ジョージが台所でジュースを飲んでいると、突然背中に寒気と何かの気配を感じ、振り向いてみると見知らぬ女の子が立っていた。
「幽霊だ!」ジョージはびっくりして、持っていたコップを床に落としてしまった。コップが砕け散ると同時にその女の子の姿は消えていった。

耐えきれなくなった夫妻は、FOX テレビの超常現象番組「サイティングス」に、自分たちの経験したことを詳細に書き、写真を数枚同封して送った。そしてこの手紙に興味を持ったテレビ局のスタッフはさっそく取材に現れた。

しかし取材の最中でもジョージは頻繁に謎の傷に襲われ、ある時には、つけられた傷をカメラへで撮っている最中にすぐ横に別の新しい傷が現れ、その傷がどんどんと広がり血が出てくるシーンも撮影されたのである。

テレビ局は家のあちこちにモニターカメラを設置し、24時間監視する態勢に入った。その中には、霊らしきものが写っていたり、どこかの場所の周波数がいきなり跳ね上がったり、磁気計の針が突然大きく動いたり、明らかに異常な現象が数々記録された。

そして、テレビ局が調査をしている間、ジョージは実に11回も攻撃を受け、あちこちにミミズ腫れや、ひっかき傷を負ったのである。

1994年、ジョージ夫妻はとうとうこの家から引っ越して行ってしまった。身体につけられる傷はテレビ局の取材が終わってからも相変わらず続き・・、その傷はこの家を出て行く直前までジョージの身体につけられていたそうである。



Top Page  怪事件・怪人物の表紙へ  No.27  No.25