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No.50 見えない手が首を絞めてくる、呪われた「グレイフェアーズ・カークヤード教会」



1999年1月9日、イギリス。アンジェラという一人の女性が社会見学を兼ねて、かつて牢獄として使用されていたという「グレイフェアーズ・カークヤード教会」を訪れた。

彼女はしばらく教会の中を見て歩き、そしてある一角に残されている一つの牢獄に足を踏み入れた時のことである。突然彼女は息苦しさを感じ始めた。単に呼吸出来ないという息苦しさではない。まるで「見えない手」で鼻と口をふさがれているような・・呼吸が出来ないような息苦しさである。

と言っても目の前には何も見えない。だが、確かに何かによって顔をふさがれているのだ。そしてその謎の圧迫感は除々に下を降りていき、今度は首を絞め始めた。彼女は訳も分からずパニック状態におちいった。


「まさか幽霊・・?」そういう感覚が頭をよぎりながら彼女は必死にもがき、首をかきむしるように抵抗していると、突然その圧迫感はスーッと消えてしまった。
錯乱状態におちいっていた彼女は恐怖に怯えながら、その場にへたりこんでしまった。もちろん、後は逃げるように自宅に帰っていった。

しかし・・彼女が自分の家に帰って鏡を見た瞬間、更にその恐怖は増した。彼女の顔と首には、はっきりと人間の手の跡がついていた。かなりの力で圧迫されたような人間の手形・・。この手形は数日間残っていたという。

この教会を訪れ、こういった体験をしたのは何も彼女だけではない。1999年だけでも実に50人以上の人が見えない手によって顔をひっかかれたり、首を絞められたり、肩や腰を殴られるという現象を体験しているのだ。


この「グレイフェアーズ・カークヤード教会」はかつては教会でありながら、なぜか牢獄として使用されており、獄中の中では拷問によって死に至った者も多くいるという。

また、冬も暖房器具が与えられずに病死していった者、満足な食事も与えられずに衰弱して死んでいった者など、実際、この教会の中で不本意な死を遂げた者はかなりの数に昇るらしい。

数々の奇怪な現象はこれらの囚人の怨霊によるものなのだろうか。確かに奇怪な現象が起こっているのは、かつて牢獄だった部屋と、その周囲に多発している。

牧師の話によると、17世紀に無実の罪でこの牢獄に入れられ、そして獄中で死んだジョージ・マッケンジーという人物が怨霊となって教会内をさまよっているという。


しかし「教会」ということから、いつまでも怨霊をそのままにしておくというわけにもいかず、1999年11月、牧師によって悪魔払いの儀式が行われた。
儀式の最中に撮られた写真に中に、「誰もいるはずのない部屋に人影が写っていた。」という事件はあったものの、儀式は執り行われ、それ以後この教会から怪奇現象は一時期消えた。

だが、年が開けてすぐの2000年1月26日、この悪魔払いの儀式を行った牧師が突然心臓発作で倒れ、そのまま亡くなってとしまういう事件が起こったのだ。悪魔払いは本当に成功したのか?それとも結果的に牧師は怨霊に負けてしまったのか・・本当のところは謎のままである。



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