1975年1月。スイスに住む、ビリー・マイヤーさんは、自宅近くを散歩中に突然、円盤型のUFOを3機目撃した。マイヤーさんはすぐに自宅にカメラを取りに戻り、見事にこのUFOの写真を撮ることに成功した。

だが、なんと、そのUFOはマイヤーさんのすぐ近くに着陸し始めたのだ。最初は驚いたものの、今度は着陸した姿を撮ってやろうと、更にマイヤーさんはUFOに近づいていった。

まもなくUFOは完全に着陸し、マイヤーさんはカメラを持って構える。だがその時突然、UFOの扉が開き、中から乗組員である宇宙人が姿を現した。

びっくりしたマイヤーさんに対し、ここで宇宙人は冷静に話しかけてきた。しかしマイヤーさんに宇宙人の言葉など分かろうはずはない。聞いたこともないような不思議な言語だ。

だがなぜか相手の言いたいことが分かってしまう。宇宙人にもマイヤーさんの言ってることが理解できるようで、お互いテレパシーのような形で極めてスムーズに会話は進んだ。

このことがあってからマイヤーさんは、このあと実に100回以上宇宙人と会話する機会を持ち、100枚以上の写真と300ページに及ぶ会話の記録を残している。

その記録の主な骨子は次の通りである。

・その宇宙人は、地球から400光年離れたプレアデス星団からやって来た。
・マイヤーさんは前世においてプレアデス星人だった。そしてこの地球上には、プレアデス星人の生まれ変わりが多数存在しており、マイヤーさんは、その前世の記憶を強く残している一人である。

・プレアデス星人が住む星はおうし座の一群にある星で、地球よりも高度な文明を持ち、人口は1270億人に達している。
・ある時、彼らは核爆発を引き起こし、プレアデス星は居住不可能な死の星と化す寸前にまでなってしまった。そこで彼らは移民できる星を求めて、この地球にも探索隊を送り込んできた。

・彼らの宇宙船に関する技術は、ほんの数十秒で何光年も進むことが出来るほどである。また、400光年離れた地球まで来るのに要する時間は7時間くらいである。

こうしたマイヤーさんと宇宙人の交流は、地元の人8人が何度か立会い、確かに会話をしていたと証言している。

会話の内容に関しては、「完全にインチキだ」と断言する専門家が多い中、それでもやはり物的証拠・・たとえばプレアデス星の金属のサンプル、UFO着陸の跡、録音テープ、写真などは科学的鑑定にかけられ、少なくとも写真に関しては極めて信憑性(しんぴょうせい)が高いとの評価を得ているようだ。


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