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03.人物の主線 〜 ペン入れと線の切り抜き

線を引く時は、だいたいいつも「表示 → 新規ビュー」で、もう一つウインドウを開いてます。

左の図は、大きさだけが違う同じ絵が並んでますが、右の画面で線を引くと左の画面でも同じように反映されます。

つまり、右の画面で描くところだけを拡大表示して、左の画面で確認しながら線を引いていってます。

ツールはBスプラインが大半ですが、髪の部分はベジエペンが中心になっています。





線はなるべく切らないで一つのオブジェクトを描き、いらない線はあとで消しますので、ひたすら線を引っぱっていきます。

左の図がだいたい線が入ったところです。

オブジェクトリスト(レイヤー)の、「髪」というレイヤーには髪の線が、「主線」というレイヤーには、それ以外の黒い実線が入っています。

両手にかかっている脚の線の、不要な部分を消します。線を切断していらない線だけを消すことも出来ますが、そうすると、切断したそれぞれの線がという形になってしまうので、主に「切り抜き」のコマンドを使っています。こうしますと、最初に引いた線の強弱をそのまま残すことが出来ます。
(1)
(2)
(1)
最初の状態。
(2)
脚の線の、残したい領域だけをストロークなしのパスで囲みます。
この囲んだ領域の中にある部分だけが残ります。
手にかかっている部分を領域からはずしています。
(3)
(4)
(3)
脚の線と、今囲んだ領域を両方ともオブジェクト選択して「オブジェクト → 切り抜き → 上のパスで作成」を行うと(4)の状態になります。
(4)脚の線はつながっているのですが、部分的に見えない部分が出来た、という感じです。




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