2000年4月29日〜5月6日
四川省成都旅行記(4.上海にて)

  今回の旅行において飛び込みで宿を探すのはこの上海だけである。それ が心配の一つであった。成都を飛び立った中国西南航空のジャンボ機は定 刻どおりに上海虹橋飛行場へ到着、荷物を受け取り外へ。タクシーに乗る しかない、夫婦で呼び込みをしているタクシーに乗る、ホテルを探してい る、1泊300〜400元程度のホテルを探したい。と伝える。携帯電話 で色々探してくれたが全て満員という、まだゴールデンウィーク中、徐々 に金額が上がって行く。・・600元でやっと有りました。上海の中心部 黄浦区でわりと外淮に近い所のホテルであった。空港よりホテルまでのタ クシー代39元、翌日の空港へもお願いする。
  チェックイン後、外淮、南京路へ、何とか歩いて行ける距離であった。 ここで又目的の「指南針」を探そう、そして約束の時間に「平和公園」へ 行こう。今回の旅行の目的の一つに解放軍御用達の「指南針」を買い求め る事を考えていた、成都でも探したが探した場所が悪かったのか見つける 事が出来なかった。再び南京路で挑戦だ。何軒目かのスポーツ用品店で見 つけました。これについては「指南針」のタグをクリックしてみて下さい。
  もう一つの目的として、昨年平和公園で知り合った女の子、一年間文通 をしてきた朱さんと再び平和公園で会い、一緒に食事をすることである。 果たして会えるだろうか!手紙には「6時頃お茶を飲みながら待っている」 と書いておいたが!
  5時40分平和公園へ到着、池のそばの茶館へ入りお茶を注文する。・・ 5時で店じまい担当者はもう帰ったとの事、仕方なく池のほとりのベンチ で待つ・・・・・来てくれました。来てくれました。23才の日本語が喋 れる女の子です。・・・何日かぶりの日本語の会話です。1年ぶりの再会 です。
  公園近くのレストランに入り二人で食事をする。燕京ビールを飲みなが ら話は弾む、ほとんど日本語での会話です。彼女は現在、豫園のあるコー ナーでバイトをしているとの事、バイトは9時〜4時までで、1日30元、 日本の時給よりも安い、でも中国では平均的なところでしょう。
  時は冷酷である。楽しい宴もやがては終わる。わたしの今年の冒険旅行 も彼女との別れとともに終わりに近づいたようである。