平成14年7月19、20日済南にて遊ぶ

  19日朝は、さすがに少し疲れを感じていた。足のふくらはぎが少し痛い。ベッドの上に 地図を広げる。・・・・どこに行こう!「しゃく突泉」は行かなくては、そして黄河は絶対に行きたい。
  ホテルの前からバスに乗る一駅で泉城広場、広場を歩き「しゃく突泉公園」へ、15元を払い園内に入る。 「しゃく突泉」は天下第一泉と言われ古くから泉が湧き出ている。湧き出る水で三つの盛り上がりが できるほどの勢いがあったようだが、私が訪れたときは、盛り上がりを感じるほどの湧き出る勢いはなかった。
  園内の「漱玉泉」の近くに宋代の有名な女流詩人「李清照」の記念館が ありました。かって彼女はこの泉のそばで暮らしたそうである。記念館の売店で彼女の「漱玉詞」(まめ本) を買う。・・・園内を見学していたら少し疲れを感じました。幅広の石の欄干にもたれかかり、まめ本を見る。 見てるてるうちに・・・少しうたた寝をさせていただきました。

  「しゃく突泉公園」を出て、「大明湖公園」へ向かう。15元を払い園内へ、広い湖には蓮の花が咲いていました。 公園はすごく広そうなので湖のそばのレストランでビール1本と昼食もらい、ゆっくりくつろぐことにした。 そして、地図を広げ次の目的地「黄河」へのバスルートを確認。
  「大明湖公園」は市民の憩いの場所となっているようです。

  地図を広げれば、縦に走っている4番のバスに乗り、終点へ行けばよい。とにかく4番のバスに乗ろう。・・・
  バスを乗り継ぎ4番のバスに乗る。終点で降り、通りがかりの人に現在の場所を地図上で確認・・・・
  どうやら黄河とは反対の方向へ来てしまったようだ。再び4番に乗り黄河をめざす。・・・やっと終点、バスを降り 河土手へ向かう。
  初めて見る黄河は泥色の水が、思ったよりは勢い良く流れていました。今年は水量が多いのかな?

  あの黄河文明を生んだ母なる河と思って上流を眺めれば。遥か太古の世界へいざなわれるような、そんな 思いにさせてくれる存在感のある河である。
  中国大陸を”弓”の字を描き流れている黄河は、肥沃な土を中・下流域へはもたらしてくれた。 そして紀元前4、5000年ごろ、河南省の黄河流域あたりで黄河文明は発祥したらしい。いわゆる黄土地帯である。 やがて都市国家が出現し夏・殷・周・春秋時代・戦国時代へと・・・・
  帰り途中に動物園がありました。パンダがいるようです。まだ見たことがないので訪れることにしました。15元 を払って園内へ。・・・ジャイアントパンダはいましたが、お昼寝中で背中を向けたまま動いてくれませんでした。 ・・・残念!カバ(河豚)は元気よく動き廻っていました。

  翌日は午前中、彼女と千仏山公園でデートをしました。もちろんバスでいきました。その後買い物、 夜は泉城広場の近くで食事をしました。最後の晩餐?その後、泉城広場をぶらぶらと!