平成15年7月17日(木)「黄山(1873m)」へ
  一日目は韓国からの留学生3組のカップル6名を中心とした若い面々とのツ アーであった。もう一組は上海からのカップル、という事で私一人チョンガー のつけたしであった。そんな訳で、会話の中にハングル語が出てきたり、日本 語がでてきたり日中韓の国際的なツアーでもあった。韓国の留学生は上海財 経大学語学生とのこと。女の子は3人とも可愛いくチャーミングであった。さ すがに夜の賓館の部屋は別々でとっていたようだが、彼らはすごくあつあつであった。
  一日、昼食と夕食は、彼らと一緒に楽しく食事をさせていただきました。ま た川で水泳もさせていただきました。正直なところ、中国まで来て、この歳に なって、裸体をあらわにし、水泳をするとは思もわなかった。天湖で泳いだわ けだが、水泳パンツはたしか12元だったと思う。その日訪れた所は、翡翠谷、 九龍瀑と天湖であった。
  二日目、朝食は、昨晩町をうろついていた時に、翌日の朝食を約束した店で とった。(ゆで卵、豆乳、饅頭)
  黄山へのツアーは昨日のメンバーとは異なり、 また新たな二日コースのツアーを組む。8時に一人マイクロバスに乗る。近く の別の賓館で約15人を乗せ目的の黄山へ。バスはの雲谷寺の登山口へ到着。 ここからロープウェーでも歩いてでも登ってよいとのこと。3時間後の12時 20分に上の白鵝峰(ロープウェー乗り場)に集合しなさいであった。(この 登山コースは後山コース)
  日本からの荷物(リュック1個)を持ってか!・・・荷物を点検整備してい ると、そこへ荷物持ちますの若いお兄ちゃんが待ってましたとばかり登場してきた。1斤10元との こと。1斤とは500g、私のリュックの重さは?・・・話していると、途中 までで、そこへ着いてから計ると言う。・・・100元ぐらいあれば良いであ ろう、と思い頼むことにした。
  登山口の高度は約700m、集合地点の標高は1500m。荷物持ちのお兄 ちゃんとゲートをくぐった。天下の黄山、道は全て石段で整備されている。
  登るほどに天都峰(1850m)蓮花峰(1873m)が左手に迫ってきた。遥か上方にロープウェーの終点が望める地点に来た頃、荷物持ちの一区切りで あった。
  更に上に行こうと言う。あの上までは、更にきつくなるので1斤30 元という。・・・とにかくここで一旦清算だと言い、幾らかを問う。計っても らうと300元とのこと。・・・300元を払い、それ以降は自分で担いで登 ることにした。
  スタートから約2時間、11時30分頃白鵝峰へ到着した。腹がへった、ビ ールも飲みたい。売店を探し、ビール、ソーセージ、カップヌードルを調達、 ひと時をすごす。
  集合後はそろって、始信峰、曙光亭、清凉台、獅子峰と登り降りする。夕闇 迫る頃、西海地区の排雲亭、丹霞峰へ、そして今夜の宿へ。宿は2段ベッドが 6個の12人部屋であった。もっと良いところはないのか?途中の北海賓館、 排雲賓館は立派なホテルのようであったが。荷物を置き、再び 排雲亭、丹霞峰をうろうろしたが、切り立った絶壁に作られた道と夕闇と一人の孤独感 に足がすくむ思いであった。
  夕食は昼と同じカップラーメンと缶ビール。明日は未明3時半起き、することも無いし、早く寝ることにした。
  寝る前に南京からの若いドクター夫婦(男性:南京大学の研究生、女性:医者) と会話をする。中国ではIT技術者のほうが見入りが良いとのこと。
  三日目、3時半ドアのノックに、上段のベッドより飛び降りドアを開ける。 手早く支度をし集合地点へ。そういえば昨夜から未明にかけて風と雨がすご かったようである。暗闇の中、懐中電灯を持って、木々からの雨滴を受けな がらの行程である。暗闇の中歩くこと約40分気象台のある峰へ到着、冷 え込む中多くの人と日の出を待つ。・・・またしても日の出を見ることあた わず!雲が多すぎた。
   天海餐庁で朝食(お粥、ゆで卵、饅頭)をいただく。食後は光明頂、蓮花峰、 玉屏楼へ、このコースは見所が多く素晴らしいものであった。玉屏楼からはロープウェーで慈光閣へ降りる。
  この1泊2日コースも各地からの方々であったが、南京からの3人連れ (男性一人、女性2人)に親しくしていただいた。彼らは、南京財経大学の 学生であった。e−mailアドレスを交換する。また新しき友達ができ、 うれしいい限りである。