洛陽にて
平成18年7月15日(月)洛陽にて

  洛陽は、想い描いていたようなところではなかった。どこのでもあるような一般的な中国の都市であった。 みどころとしては、龍門石窟、白馬寺、関林廟、白園(白居易墓)などである。私は龍門石窟、 白馬寺、白園、博物館前を訪れた。白園は龍門石窟のすぐそばであった。すべて公共交通機関のバスでの 行動とした。龍門石窟へは駅前より81番のバスで、白馬寺へは41番から56番へ乗り継ぎとなった。
  龍門石窟はすごいと思う、伊河沿いの龍門石窟景区として思ったより整備されていた。80元の入場料を 払いゲートをくぐる。蜂の巣のような石窟を順に見てゆく。掘られた窟は2345にもなるそうである。 中心にひときわ大きな石仏をみる。見学したのちは、端を渡り対岸より眺める。ぐるっとまわると白居易の墓が ある白園であった。2年まえ蘭州で炳霊寺石窟へいったが、こちらの方が規模はでかいし石質も硬そうである。 二つを比較してはいけないかもしれないが、私は未開地の魅力として炳霊寺石窟のほうが好きである。 (2005年の中国の旅を見てください。)
  白馬寺は中国に仏教が伝わって初めて建てられたお寺だそうで、西暦68年の建立となっている。中国はもとより 日本や朝鮮への仏教伝播は、この白馬寺を源にしているそうである。入館料35元。