とうとう来たぞ!ここが泰山登山道の起点「一天門」である。さあ標高1545mの泰山へ
登ろう!6500余の石段を一歩一歩あるいて。調べると「一天門」の標高が約350mだか
ら約1200mの標高差の挑戦である。(午前8時)
「一天門」を過ぎてすぐ「孔子登臨処」そして「紅門」、しばらくして「万仙楼」、ここで入山
料60元を支払う。ここまでは坊も多くにぎやかな感じである。斗母宮、柏洞、壺天閣まで
は、わりと緩やかであるが、廻馬嶺からの石段は少しづつつらくなる。この廻馬嶺は唐の
玄宗皇帝が馬に乗って、道をまわした所だそうである。(地図はクリックすれば大きくなります)
やっと中天門へたどり着く。ここまで自動車であがれる。そしてこの中天門からロープウェーで南天門まで上がることができる。
ともあれ一休みだ、レストランへ入り山頂を見ながら冷たいビールを1本”グビッ”とやるこ
とにする。ここの標高は940mである。
中天門からは雲歩橋、望人松、五松亭、対松亭、升仙坊、南天門と続く、対松亭から
南天門までの約1Km(約1600段)は「十八盤」と呼ばれ(正しくは「摩天雲梯」)、
最も険しいところである。
|