2000年5月1日作成

G・W特別企画
東京魔人養老院御達者帖
ここは、一癖も二癖もあるご老人の集まる場所。
老人ホーム「長寿庵」

マリア「は〜い、みなさ〜ん。今日から新しく入ってこられた緋勇さんです」
緋勇「・・・どうも」
マリア「きゃっ!!」
京一「ひぇっひぇっひぇっ、マリア先生は今日も綺麗でしゅな〜」
マリア「ほ、蓬菜寺さん!」
小蒔「こぉ〜りぇ!このエロじじい!やめんか毎度毎度」
醍醐「すまんのう。緋勇さん、だっけ?よろしくな」
緋勇「・・・はあ」
美里「あたしゃ、美里藍、藍色の藍と書いて藍だよ」
京一「ま〜たはじまった。お前さんの葵は葵草の葵じゃろが〜」
小蒔「しゅまんねぇ〜、この前まではなんともなかったのににぇ〜。最近自分は町医者のむしゅめだとか言い出したりで、年はとりたくないねぇ〜」
美里「あたしゃウソはいってないよ!信じておくれよ」
醍醐「マリア先生、美里さんは興奮してるようだから休ませたらどうかのう」
マリア「そ、そうね。美里さん、向こうで休みましょう」
緋勇「・・・」
犬神「いったいなんの騒ぎだ?」
京一「なんで俺の方をみるんじゃい!!」
犬神「他意はない」
京一「ウソをつけっっ!!」
マリア「もう大丈夫ですわ。それよりなにか?」
犬神「実はな、もう一人・・」
裏密「うふ〜ふふふ〜〜、きちゃった〜〜」
緋勇「ミサばあ・・・」
裏密「ひ〜ジイ、さが〜したよ〜」
緋勇「どうしてここへ?」
裏密「あなたが〜ホームへ入るって聞いて〜心配で〜」
緋勇「そのために?」
裏密「ま〜た、いっしょだね〜〜」
犬神「そういうことだ」
数日後・・・
緋勇「最近、京一さんと醍醐さん、急にボケはじめたというか、元気ないみたいだね」
裏密「なぁ〜んでだろぉ〜〜。うふ〜ふふふ〜〜」
ー終ー

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