首輪をつける
小犬を飼い主のヒザの間にオスワリさせます。犬と向き合うのではなく、犬がこちらに背を向けるような向きでオスワリさせます。
あごの下から首輪を回して、後ろで止めます。
犬と向き合って首輪をつけようとすると、犬が逃げたり、つける前に首輪をくわえたりして、うまくいかないことが多いです。首輪をつける時は後ろからつけるのがコツです。
首輪をつけたら部屋の中を自由に歩きまわらせて、首輪の感覚に慣らしましょう。
それから首輪にリード(散歩用のヒモ)をつけて、家の中を散歩してみます。
外の世界を見せる
自分の脚で歩く散歩に出る前に、もう一つしておいた方が良いのは事前に外の世界を見せておくことです。
キャリーバッグに小犬を入れ、顔だけ出させてバッグごと外に持って出ます。
他の人がよく犬の散歩をしている公園に行って他の犬を見せたり、人が多いところへ行ってみたり、線路の近くで電車を見せて通過音を聞かせたりなど、風景だけではなく、大きな音も体験させておきます。
家の中でリードにつながれて散歩し、キャリーバッグで外の世界を見せた後、実際に自分の脚で外を歩く本当の散歩に連れて出ます。
時期的には、最後のワクチン接種が終わってからが安心です。最初の時は10分くらいで帰ってこれるコースを事前に決めておきましょう。
また、マナーとして、犬が排泄した時のためにフンを回収するための袋や道具は必ず持って出ます。
家で排泄したすぐ後であれば、散歩中に排泄する可能性は低いので、そのタイミングで出発するのも一つの方法です。
家から出発しても、すぐ近所が自転車の多い道路であるとか、車一台分の幅しかなくて車が来た時に怖いような道路であった場合は、キャリーバッグに入れて安全な公園まで持って行き、そこで散歩を開始するのも良い方法です。