Top Page 文書館 No.026 No.024
心霊写真や髪の伸びる人形など、いわゆる心霊グッズは、別に好むと好まざるとに関わらず、たまたま所持してしまうものである。写真を撮ったら偶然霊らしきものが写っていたり、子供が死んでから、その子供に買ってやった人形の髪が除々に伸び始めたとか。。 しかしそれを処分するといっても、そのまま捨てるのは何か怖いので、結局近所の寺や神社に持っていって「供養して下さい。」とか「処分して下さい。」と言って何万か払って置いてくるのが一般的である。 では、置いていかれた寺側としては、こういった物をその後どうするのか? まず、心霊写真はともかく、そこそこ大きな人形などは、一応は塩をかけて数分間お経をあげる。 一例として「ガラスのケースに入った大きな日本人形」の場合だったら、まず丁寧にガラスの部分をはずす。 そして人形を取り出し、台座の部分を切り離す。そしてその後は、木などの燃える部分はハンマーでバラバラにして適当な大きさにしてから袋に詰め、燃えるゴミの日に町内のゴミ収集場所に置いておけば、あとはゴミの回収車が持って行ってくれる。 ガラスやプラスチックなどはきちんと分けて、処理困難物やその他プラスチックの日など、決められた日までとっておいてから出す。 以上で処分完了。 時々忙しい時などは、塩やお経の行程はカットされることもある。 「処分して下さい。」と行って持ってきた物を「分かりました。こちらで処分いたしましょう。」と言って供養料ということで数万円もらってから、そのままゴミに出す。処分したことには間違いない。 もちろん、全ての寺や神社がこうだというわけではなく、ある一部の話。良心的に一生懸命供養してくれるところも、もちろん全国にはたくさんある。 |