No.30■風邪の治療法に関する習慣■
風邪をたちどころに直してくれる薬は現在のところありません。こういう薬を発明すればノーベル賞ものだとさえ言われています。 ですから、古くから日本にも様々な風邪の治療法が言われてきました。誰しも一回は経験があると思いますが、例えば ・卵酒を飲む ・厚着をして布団を多くかぶり、寝ている間に大量の汗をかく。 ・輪切りにしたレモンと大根をハチミツにつけて、その汁を飲む などが代表的なものです。 ただしこれらは日本独特のもので、海外となると、また、その国独自の習慣があるようです。 フランス・・・温めたワインをグラス一杯ほど飲む。 ポーランド・・タマネギ1個をみじん切りにして、砂糖を加えて煮詰めたものを食べる。 イタリア・・・レモンの輪切りをおでこに貼りつけて、それをハチマキで固定して寝る。 ブラジル・・・生ニンニクを糸で輪のようにつなげて、それを首にかける。 医学的な根拠は分かりませんが、本人が信じていればプラシーボ効果で風邪の回復には効果があるかも知れません。 |