我が家に十姉妹が来た!
十姉妹を飼ってみたい!と思われる方へ捧げる基本講座

衝動買いで、つい十姉妹を購入してしまった!子供にせびられて買ってしまった!買ったのは良かったがお店の人が全然詳しくない!
そんな、不安たっぷりの十姉妹オーナーに捧げる基本講座です。5年以上もこのサイトを運営していますが、十姉妹の飼い方の基礎について全く解説していないことに気が付きました。
(何を今更・・と言われても弁解の余地無し^_^;)
基礎の基礎について、少しだけ書いてみます。
十姉妹の飼育は、知れば知るほど奥が深いのですが、ここではこれだけは知っていてもらいたい事だけを、ご説明します。
テーマ 説明 参考画像 参考
価格
■鳥かご ケージと呼ばれるものです。
大きいものほど良いですが、1ペア+将来生まれてくるであろう子供たちの事も考えるのであれば約30cm角位の大きさを選択しましょう。2,980〜3,980円程度でお求めいただけます。1ペアだけ飼うのであれば、若干窮屈ですが1,980円の20cm角でも構いません。
ケージのセッティングは、右の画像を参考にしてください。
壷巣は、ケージの一番高い位置にセットします。私は、針金でくくりつけていますが、固定するためのプラスチック製の備品も販売されています。
2,000円
20cm角
■餌 餌は、初心者の方は“ムキエサ”と呼ばれる、あらかじめ穀物の皮を除去してある餌を購入されることをお勧めします。
皮付きとして販売されているものもあります。栄養価は断然“皮付き”の方が高く、小鳥も皮を剥いて食べると言う本来の楽しみもあり喜びますが、皮付きは穀物の皮が餌入れの中に残ってしまいます。餌を食べつくしてしまっているにもかかわらず、いかにも餌があるような錯覚に陥り、初期のミスとして、餌切れ〜落鳥(小鳥が死んでしまうこと)と言う危険性があります。
食べかすの皮がケージのまわりに散らかりますので、掃除も大変です。飼い慣れていない初心者の方には、“ムキエサ(皮を剥いた餌)”を選択しましょう。
200円
1kg
■ボレー 穀物の餌とは別に、小さな容器で結構です。ボレーと呼ばれる牡蠣(カキ)の殻を砕いたカルシウム補給用の餌も少量入れましょう。“ボレー”又は、“ボレー粉”として、市販されています。十姉妹のメスは産卵上手です。一時期に6個程度の卵を産みます。カルシウムを必要とします。親のカルシウムが不足すると、子供の骨にカルシウムが行き渡らず、足を引きずったり、立てなくなります。 90円
1袋
■水差し 水飲み用の水です。汚れますので毎日交換します。
容器は小さめのものを選択します。大きすぎるとここで水浴びするようになり、癖になります。
150円
容器2個
■水浴び 十姉妹に限りませんが、小鳥は水浴びが大好きです。虫の除去をはじめ、羽根の手入れや換羽(とや)などには、必要です。水入れを購入し水浴びをさせましょう。理想は毎日交換で水浴びさせる事ですが、夏季は下に落ちた糞と混ざって匂いのもととなります。数日置きでも良いように思っています。
水浴び後は、周りがビシャビシャになりますので、濡れてはならないものは、傍に置かないようにしましょう。
置き方のポイントとしては、止まり木の下に容器を置かないようにすれば、糞が水入れに浮かぶことが少ないでしょう。
200円
容器
■壷巣 壷巣は必須ではありません。鳥は止まり木の上でもそのまま寝ます。
繁殖させたい人は、この壷巣を入れてください。
又、巣材をいれてやると喜こんで壷巣に運び中に敷き詰めます。巣材を入れることで、卵を生まなくちゃ!と思うそうですよ。ある種の発情材なのだそうです。寒くなると保温材としても有効ですので、喜びます。
これが巣の中にあると、保温効果が上がりますので、抱卵しやすくなります。又、蹴躓(ケツマヅ)いてうっかり卵を外に落としてしまうようなこともないですし、親が卵を潰してしまうこともなくなります。
180円
中サイズ
■青菜 ビタミンの補給として、青物を入れます。具体的には、小松菜・白菜・キャベツ・レタスなどで、野草としてハコベ・タンポポの葉・オオバコなども好みます。排気ガスの多い道路沿いなどに生えているものは避けましょう。又、ホウレンソウなどのようにアクの強い葉は与えていけません。私のお勧めは、白菜です。日持ちも良く芯がしっかりしているので、青菜差しに入れたときの自立性が良く重宝しています。 .
■繁殖 繁殖させたい場合は、餌に“アワダマ(粟玉)”を混ぜるか、別の小さな容器に少量これを入れます。
見た目は、ムキエの黄色っぽいもので、極端には代わり映えはしませんが、栄養価が高く一発で発情します。
産卵後は、アワダマは撤去します。元気が良すぎて子育てどころではなくなり、オスが抱卵中のメスを刺激したり追い回したりします。
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■そうじ 毎日しましょう・・・と言いたい所ですが、現実的には1週間に一度で良いでしょう。 気温が高くなりますと、匂いが出ますのでこまめに掃除されたほうが良いでしょう。
飼っている本人はあまり気になりませんが、初めて来られる方は匂うと言われます。微妙ですね。
糞受けのトレーには、新聞紙を敷きます。
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