こんな巣箱作ったよ！

＜うれしはずかし『合板ハイツ』＞
①製作の経緯	99年の夏にツバサ、ピヨ、チビの３羽が孵って８羽の大所帯となりました。それにもかかわらず、チョコは晩秋にも関わらず新たにタマゴを生んでしまいました。手狭になる前にひとつ大部屋を準備してやろうと言うのが事の発端です。あれこれ考えていた時に、某ホームセンターで“Ｂ級合板”の大きな物が980円で売れていたのでした。これなら安く作れる！
②製作のポイント	● 今回のテーマはとにかく大きく！安くあげようです。 ● 快適に飛べる空間作り、移動が楽しい止まり木作りも魅力です。 ● 天面や床、餌入れ様の開口部はバーベキュー用の網を利用しました（焼き鳥用の網で鳥かごを作ると言うのも気が引けましたが・・・）。１００円ショップで簡単に入手しました。 ● 冬用の対策として、自作のペットヒーターを用意しました。 ● 以前、コーポ・ボックスを作った時に、内壁に塗ったペンキの溶剤臭が原因？で全滅した疑いのあった経緯もあり、このたびはペンキは外側にしか塗りませんでした。（正直言いますと匂いや耐水性が心配です。）
③ここが自慢	● ペットヒーター：厚手の円形コルクコースターに工作用のパンチングメタルを巻き付け、その中に保温用ひよこ電球を設置しました。結構簡単！ ● 天面二重構造：天面の右半分側は合板張り（一応蝶番（（チョウツガイ）で開口できるようにした）ですが、左半分側はバーベキュー用の網を張り（開口可能）、さらに合板で蓋が出来るようにしました。これは冬対策として考えました。天面から暖かい空気が逃げないように配慮したものです。 ● さらに全面、左側面の金網の上半分には、透明アクリル板を張る予定です。これも保温対策です。

＜コーポ・ボックスの秘密＞
①コーポ・ボックスとは		使っていないカラーボックスを切り刻んで箱巣にしちゃおうという発想で作りました。当初の考え方は廃品で安く巣箱を作りたい！というのが正直な動機です。何度となく改造を重ねた結果、できたのがこれです。あまり良い出来栄えとは言い難いのですが、素人の作る物です・・・・こんなものでしょうか。
②弱点克服		いろいろ作ってみて、カラーボックスの弱点は、基本素材がベニヤ板であるため、長期は使えないのでは？と言う点です。巣引き後の熱湯殺菌や頻繁な水洗いなどにはそのままでは到底耐えられる代物ではありません。結果、板の継ぎ目にはお風呂用のシリコンコーキング（耐水性の目止め）を施し耐水性の塗料をしっかり塗りなんとか使える物になりました。塗料を塗る事で、鳥独特の匂いが箱に染み込むのも防げます。
④楽しみ	楽しみは、何と言っても自分の考えたレイアウトが実現すると言う点です。止まり木はここの方が止まり易いかな・・・羽ばたく空間はこの位あった方が良いかな？日当たりの良い高い位置の止まり木は必要に違いない・・・巣箱の位置は・・・など、わくわくしながら作りました。ああしたらどうだろう、こうしたらどうだろう・・・など、頭の中はフル回転！老後も安心。ボケません。
⑤経費	気になる制作費ですが、カラーボックスはＤＩＹショップで通常１９８０円程度で入手できます（私の場合は、家にあった中古品を利用したので０円でした）。釘（１００本位で３００円：細い２０～２５ｍｍ程度の物を中心に用意すると作業し易い）や金網（２ｍ×１ｍで５００円）、塗料（中缶で８００円程度）は安く手軽に入手出来ます。しかし、思わぬ経費食いがあるもので、これは細い角材でした。１ｃｍ角の１ｍ程度の角材で１５０～３００円したため、これだけで４，０００円以上は出費してしまいました。同じ大きさの網籠の市販品は1万円程度するので、それよりは安く上がりましたが、なによりも満足感が高いのは、自分が作ったんだ！という充実感です。
⑥製作のポイント		● 既存の網籠とドッキングさせる事を前程に繋ぎ目の位置を合わせましょう。 ● カラーボックスの開口面は正面だけですが、巣箱内が暗くなる事や、風通しが悪い事、日光が当たり難いなどの理由で、横の面もなるべく大きく切り取り、網を張るなどしましょう。 ● 餌入れ様の開口部分と、ふん受け用のトレーを取り出す開口部を忘れに設計しましょう。 ※作り方のポイントを、さらにお知りになりたい方はここをクリックして下さい。