八十姓日記’10
八十姓日記’10(左クリック)


 今年のしし唐は、苗を買ったものだ。
 今までだったら勢いがいいのに、今年の苗は色が冴えなく、収穫量も今一だ。遅く、種を蒔いたピーマンがまだ小さいので、当分はしし唐ということになる。
 ピーマンよりしし唐の方が好きなんだが、ときどき当りがあるので困ってしまう。昨日食べたしし唐の中にその当りがあった。
(11年7月7日)
 地球一周の旅から帰って種を蒔いたキュウリが、ようやく収穫できるようになってきた。
 例年だと、6月中旬あたりから収穫できていたのに、今年は3週間も遅い。
 時期を外して、8本と9本植えているので、ここ当分は困らない。おすそ分け以外に交流館に出荷できるかもしれない。
(11年7月5日)
 桑の実と時を同じくして、ブルーベリーの早生種が色をつけ始めた。
 今年は、当たり年なのかよく実を付けている。1日当り100個以上は採れている。
 今日は、孫を呼んでブルーベリー狩りとしゃれこんだ。
 ブルーベリーは、交流館に50gをパック詰めにして、1個当り100円で出している。
(11年6月25日)
 グミの後は、桑の実が食べられる。
 前の持ち主が植えていたもので、手や口を紫にしては採ってはその場で食べている。
 私が出荷する交流館にもジュース用ということでどなたかが出している。
 桑の実は郷愁の味がする。
(11年6月24日)
 巨大ニンニクを収穫した。
 その大きさを比較するために、これまで収穫したタマネギと一緒に置いてあるのでその大きさがどれ位か想像できようというもんだ。
 2個は、焼き肉などの時に焼いて食べようと思う。残りの3個は、来年用の種にするつもりで保存しておくつもりだ。
 よく見ると、外側に小さい種らしきものが付いているが、これは何?
(11年6月18日)
 サクランボの次は、グミの登場だ。
 今年は、たくさん実を付け孫も大喜びだ。
 知り合いにおすそ分けをしたら、買って食べるようなものではないから珍しいと言っていた。
 畑仕事の合間に摘まんでは食べている。
(11年6月14日)
 今まで花や野菜のの苗を交流館に出荷したことはあるが、今回、スナップエンドウとグリーンピースがたくさん採れたので出荷してみることにした。
 市場価格より少し低めにして出したら、その日の内に売り切れていた。これに気を好くして、ニンニクも出荷している。こちらも売れ行き上々だ。
(11年6月5日)
 巨大ニンニクを除いて、他のニンニクは全て引き揚げた。
 ピースボートの旅で留守中の手入れは娘に任せ、2月に牛糞を入れただけだが、まずまずの大きさになっている。
 行きつけの食堂の常連さんから頼まれたり、交流館に出荷したりで商品になりそうなものはこれでどうにかはけそうだ。
(11年6月3日)
 ビワを家のすぐ上の畑に2本ばかり植えている。
 今年は、2本とも実をつけているので、袋掛けをしている。
 祝島の方では暖かいせいかもう熟れているという。私の所では、まだまだ青いから、6月下旬ごろにならないと食べられないかもしれない。
(11年6月1日)
 種から仕込んだキュウリとカボチャの苗が大きくなってきている。
 もう少し本葉が出てくるようになると、畑に移植するようになるが、今のままではウリハムシの格好の餌食となって絶えてしまいそうだ。
 農薬を使わないので、苗自体の生長を促して、少々のウリハムシが付いても蹴散らかそうかとも。
(11年5月28日)
 夏野菜の仕込みが始まった。
 昨年は早くから種から育てた苗を植えていったんだが、今年は4月下旬まで船に乗っていたので、買った苗を植えた。
 苗はできるだけ農薬の洗礼を受けていない物をと、平生の特産品センターから仕入れたもんだ。
(11年5月22日)
 ソラマメに鞘がつき、大きくなってきた。
 スナップエンドウといい、ソラマメといい、冬の間3ヶ月ほったらかしにしていても、時期が来るとこのように実を付けてくれる。有難いことだ。
 これから、鞘が下向きに変わってくると、収穫時期ということになる。
 これでまた、美味しいビールが飲める。
(11年5月17日)
 庭の法面に生えているサクランボが色付き始めた。
 他の作物同様、こちらも例年より遅いのはいつもより気温が低かったせいかもしれない。
 いつだったか一晩でヒヨに喰い荒されたことがあるので、それ以来色付き始める前に網を掛けている。
 身は小ぶりだが甘くておいしい。
(11年5月10日)
 例年なら4月中旬には収穫できていたスナップエンドウが、5月に入ってようやく鞘をつけ出した。
 今年は、スナップエンドウとピースを植えている。
 花の色が同じ白だからそれだけでは見分けがつかないが、鞘を見るとよく分からる。ピースの方が平たくて大きい鞘をつけている。
(11年5月9日)
 タマネギの極早生種を収穫した。
 一輪車に一杯の状態で、全部で150個はある。
 これまでに何個か収穫し、孫がお世話になった小学校にも小さいのをおすそ分けしたりで、今の所200個は収穫している。
 これから残り半分を収穫することになるが、放任状態にしてはまあまあというところか。
(11年5月8日)
 地球一周の旅から帰って、まず上の竹林に行ってみると竹の子がにょきにょきと生えている。イノシシの餌になっているものもあるが、ちゃんと人間様の分は残しておいてくれている。
 早速連れ合いに頼んで料理をしてもらうつもりだ。
 私が好きなのは酒のツマミに持って来いの木の芽和えだが、裏山に入ってみると山椒が見当たらない。
(11年4月20日)
 この度は混植という形でニンニクをたくさん植えている。
 特にネギ類と他の野菜を植えると虫除けになるというからだ。
 この写真にあるのは、ニンニクでも巨大ニンニクという種類で、以前にも植えてみたことがある。
 一粒の大きさが、普通のニンニクの1株と同じ大きさになるので料理に使う時が困る。
(11年1月16日)
 ソラマメが大分大きくなった。
 この度は、自前の種でと思って蒔いたが、発芽率が悪く、止む無く友人から仕入れた種を蒔いて育てている。
 これから、旅に出るのでほったらかしになるが、無事に育ってほしい。
 娘に時々見に来てもらいたいが、見に来るだけで終わりそうだ。
(11年1月1日)