ファイナルファンタジーIV


 発売   スクウェア
 発売機種 スーパーファミコン
 ジャンル ロールプレイング

  システム

 フィールド型のコマンド式RPG
 1パーティは最高4人だが、複数のパーティを切り替えながら進んでいくところもある

 戦闘は、放っておくと勝手に時間が進んでいく、リアルタイム形式

  ストーリー

 魔大戦。
 すべてを焼き尽くした、その戦いかが終わった時、
 世界から「魔法」という力が消え去った。

 そして1000年・・・。
 鉄、火薬、蒸気機関。
 人々は機械の力を使い、世界をよみがえらせた。

 今またここに、伝説となった「魔法」の力を復活させ機械との合体による「魔導」の力で世界を支配しようとする者がいる・・・。

 人はまた、そのあやまちを、くり返そうとしているのか・・・。

  レビュー

 私、メジャー過ぎるゲームには、あまりソソられないタチでして、ドラクエまで、FFしかやってなかったんですが、食わず嫌いも良くないなと思ってやってみました。

 で、感想なんですが
 これが、日本製RPGのスタンダードってのはわかるんでけど、
 始まっても、まったく「先が見たい」とか、「この先どうなるんだろう?」とかいう、期待感ワクワク感のないごく普通な始まり方
 やっぱ、大作RPGってのは、大河ドラマ的に、緩やかに始まって、ひたすら丁寧に物語を語って行くものなんだろうなーと、自分に言い聞かせてプレイしたところ、魔列車オペラハウスのトコロは、シナリオ、演出的には面白かったんですが、その他のところは、まったくもって普通。

 河下りとか、会食のイベントとか、複数のパーティを入替えながら進んだりするところは、新しい試みが見られましたし、グラフィック演出音楽などは、スーパーファミコンのゲームの中ではトップクラスである事に間違いないんですが、意外性がないのが残念なところです。
 意外性という点では、「ヘラクレスの栄光III」のラストの方が各段に上でした。

 それから私的には、キャラがコロコロ変わる事や、話が勝手に進むせいもあって、感情移入がしにくくて、「冒険してる」というより「冒険させられてる」って感じで、蚊帳の外に取り残されたような感じだったというのも、マイナス要因でした。

 ですが、スーパーファミコンということで、ドット絵だったのは救いでした。
 いくら綺麗でも、ムービーだと、プレイヤーに想像の余地がないので、製作側のイメージを勝手に押し付けられてるようで、どうも性に合わないんです。
 しかもそれをダラダラと見せられた日には・・・

 このゲームをやってると、将来ムービーが入るのは必然な演出になってますが、それでも、ムービーってのは、ゲームを盛り上げるためものであって、それがウリになったりメインになるのは本末転倒だと思うんですけど・・・

 ところで、FFって、天野喜孝さんのイラストのせいもあって、イメージ的に全編シリアスなのかと思ってたんですけど、笑えるところも結構あるんですね。
 特に河下りで出てくるタコの化物 オルトロスのセリフなんか、かなりバカですよねぇ・・・


関連作品

「ファイナルファンタジー」シリーズ(ファミリーコンピューター)




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