その2

このネタも多いよね

「彩ちゃん、また芹香先輩のものまねしてるの?」
フルフル。
そうか、今回は楓ちゃんのものまねか!(笑)


これは食べれません、それもだめです

「そこの高級そうなインクはダメなのか?
その1番高くて偉そうな名前のヤツ」
「それは…乾くのが早すぎて……ペン先に付けた先から固まってしまうん です」
「それに…紙に書いて乾いた後……ちょっと擦ると汚れてしまって……」
「だから…間違っても食べてはダメです」
だれも食べないと思うよ、インク。


さよならなんて・・・・・・

「ごめんなさい・・・・・・」
「ごめんなさい・・・・・・ごめんなさい・・・・・・」
「何を・・」
「わたし・・・・・・和樹さんに・・・・・・ずっと・・・迷惑かけてきた・・・・・・」
「いつも・・・・・・あなたが描くの・・・・・・邪魔してきた・・・・・・」
「もう・・・・・・これ以上・・・迷惑かけたくなかったから・・・・・・」
「彩・・・・・・」
「でも・・・一緒にいたかったの・・・・・・」
「ずっと・・・・・・ずっと側にいたかったの・・・・・・」
「だから・・・」
「だから・・・・・・1人でいっぱい売れるマンガを描けたら・・・・・・そしたら 和樹さんの邪魔にならないから・・・・・・」
「描く時も・・・・・・こみパの時も・・・・・・ずっと一緒にいられると思ったから・・・・・・」
ギュッ・・・・・・
服を握る手に力がこもる。
「お願い・・・・・・嫌いにならないで・・・・・・」
「何でも言うこと・・・・・・聞きます・・・・・・」
「どんな事としても・・・・・・いいですから・・・・・・」
「だから・・・・・・」
「だからわたしを・・・嫌いにならないで下さい・・・・・・」
「ずっと・・・側にいさせて下さい・・・・・・」
「バカッ!」
ビクッ!!
「何でも言うこと聞くとか、何してもいいとか・・・そんな悲しい事言うなよ! 綾な・・・・・・・・・・・・彩!」


[ 戻る | 目次へ | 次へ ]