「ディスプレイドライバの応答停止と回復」エラー対策
Posted:2014.11.10
最近パソコンが操作中に固まり、数秒後に「ディスプレイドライバの応答停止と回復」と画面に表示される事が多くなったので調査・対策しました。
■症状
コンピューターが一時的にハングするか応答しなくなり、このメッセージが表示されます。
ネットで調べた結果、以下の理由の 1 つまたは複数が原因で発生するそうです。
- ディスプレイドライバーの最新の更新プログラムをインストールする必要がある。
- 視覚効果またはバックグラウンドで実行されているプログラムが多すぎるためにコンピューターの速度が低下している。
- GPU がモニターにグラフィックスを表示するためにかかる時間が許容時間を超えている。
私のPCがどのタイミングでエラーが発生しだしたのかは、分かりません。
PC SPEC
Windows8.1 64ビット
Core i7-3630QM/2.4GHz
PC3-12800 DDR3 SDRAM 8GBX4
GeForce GTX 670M
1TB HDD+256GB SSD
■調査・対策状況
・ディスプレイドライバーの確認
私のPCは、GeForce GTX 670Mのビデオボードが付いているので、メーカーのHPなどからドライバが最新か確認します。
オンボードのグラフィックドライバーの場合は、下記リンクを参考に確認して下さい。
→ディスプレイドライバー確認
※オンボードとはマザーボードの本体に、グラフィック機能が最初から備わっている物です。CPU にグラフィック機能が内蔵されている場合もオンボードと同じように扱っています。
オンボードのグラフィック機能の性能は基本的に低いです。
→最新でした。
・バックグラウンドで実行されているプログラムが多いの確認。
Ctrl + Shift + Escキーでタスクマネージャーを起動してバックグラウンドプロセスを確認する。
→バックグランドで実行されているプログラムは多いが、エラーが発生する以前から同じく実行されていたのと、メモリは32GBなので恐らく問題ないと思われます。
・モニターにグラフィックスを表示するためにかかる時間が許容を超えている。
レジストリ値を調整してタイムアウト検出と復旧機能の処理完了の許容時間を増やすと、この問題が解決することがあるそうです。
下記リンクより、レジストリ値を変更するソフト「Fix it」のダウンロードと使い方の説明があります。
→Fix it
私のOS Windows8.1に対応していませんでした。→現在は対応しているようです。
別の方法を検索しました。
その一つに、バックグラウンドで動作しているNVIDIA関連のプログラムを停止すると解決した記事があり、実施してみました。
バックグラウンドで動作しているプログラムは、ユーザーがWindows を快適に使えるようにインストールされています。
しかし、これらは必要のない物が存在し、メモリーを消費します。
そのため、不要なサービスは、停止させてやると良いようですが、停止させてはまずいプログラムもあるようなので確認が必要です。
今回停止する、NVIDIA関連のプログラムは停止させても問題はないようです。
確認方法は、コントロールパネルのシステムとセキュリティ→管理ツール→システム構成と開き、サービスのタブを確認します(下図参照)。
システム構成画面は、「ファイル名を指定して実行」や、「プログラムとファイルの検索」で、「msconfig」と入力しても立ち上がります。
NVIDIA関連のプログラムは、製造元でソートして以下の4個確認できました。
- NVIDIA Network Service
- NVIDIA Streamer Service
- NVIDIA Display Driver Service
- NVIDIA Stereoscopic 3D Driver Service
停止方法は、停止させたいサービスのレ点を外し、「適用」をクリック。PCを再起動させればOKです。
どのプログラムが効いたのか知りたかったので、プログラム4個同時に停止させず、1個ずつ順に停止させ確認しました。
→約1週間かけて確認した結果、すべてエラーが再発しました(泣)。
ここで再度、GeForceのドライバーを確認すると、最新版がありました。 最新のドライバーを当てた以降、このエラーは発生しなくなりました。。。
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