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天国と地獄・・・99/12/26

 先週、大雪のため、バスで通勤した日の話だ。
私はその日、二つの荷物を持っていた。通勤カバンと、ビデオテープの入った袋である。そのテープは、同僚のJからの借り物だった。私の家のテレビで映らないV6の番組を、ビデオに撮って貰って見て、それを返すつもりだったのだ。バスの中で私は、読書に夢中になった。それでも終点でバスを降りる直前まで、「ビデオを忘れないようにしなくちゃ」と思っていた。しかし降りるときに、分厚い本とカバンを抱えて、何故だかテープの入った袋を座席に忘れたまま降りてしまったのだ。降りた後すぐ気が付いたが、既にバスは遙か彼方を走っている。慌ててバス会社に電話して忘れ物を捜して貰い、有り難いことにすぐ見つかって、事なきを得た。でも私は、自分の不甲斐なさに呆然としてしまった。仮にも私が現在一番愛するV6のビデオを忘れるなんて・・・情けないやら、悔しいやら。「ああ、今日は最低な一日だぁ〜」とどっぷり落ち込んで会社に行った。
 会社でJに事情を説明して、私の馬鹿さ加減を嘆いていたら、Jは「ニマッ」と笑って私に一通の封筒を差し出した。それは、ジャニーズ事務所から送られてきたV6のコンサートチケットだった。まだ開封されていない。行くのは私だから、私に開封させてくれると言う。うっひょ〜、ついに来たのだ、夢にまで見たコンサートチケットだ!ドキドキしながら「エイッ、ヤッ!」とチケットを取り出した。すると、なんと、あろう事か、超ラッキーな事に(長い前振り)、アリーナ席だった!「ぎゃぁ〜やった!やった!」と小躍りして喜ぶJと私、最高の気分だった!
 V6のビデオを忘れて、地獄のどん底気分から、アリーナ席ゲットという天国に一挙に舞い上がった一日。クリスマスを目前にして、私にとっては最高のプレゼントになったのだ。でも一抹の不安はある。ジャニーズ夢判断において私は、V6の夢を見るはずが、SMAPの中居くんの夢を見ているからなぁ。アリーナでも最後列かもしれないなぁ。
 モチロン、チケットは絶対なくさないように、神棚にセロテープで貼り付けてあるっ! 【Home】 【Mail】 【Page Top】

裏切りの雪・・・99/12/22

 今朝は、予想外の大雪だった。偶然にも前日に、車のタイヤをスタッドレスに交換したばかりだったので、「こりゃあ早速出番到来か?」とほくそ笑んだ私も、車が雪に埋まって、雪かきをしないことには大きい道まで出られそうにはなかった。あえなくバス通勤をした。
 でも私は、バス通勤も嫌いではない。片道40分の道のりは、貴重な読書タイムになる。それに飽きると、いつもと違う目線で、窓の外をぼんやり眺めたりもできる。私の住む堀から、仕事先の防府市までは、約20キロ弱の距離がある。山間部から平野部へ、積雪がだんだん少なくなっていく様を見るのも、結構面白い。防府市まで来ると、積雪2、3pか、あるいは屋根にうっすら雪化粧している程度という場合が多い。そこで防府市内の人達を相手に「徳地の雪はどうだった?」「20pくらい・・・」「おおおっ、すっげー」という会話をするのだが、私はその会話が、ちょっぴり得意げでもあるし、ちょっぴり悔しくもある。前者の場合、子供に戻ったような気分で「雪が一杯積もってイイでしょ」という気持ち。後者の場合、「まあ、徳地はやっぱり山奥ねぇ」と暗にけなされているようで、悔しい気持ちだ。
 ところが、今日の雪には「やられたぁ!」だ。朝の防府市内には、一粒の雪も無かった!屋根にうっすらどころか、山にうっすらの雪化粧も無かった!こうなるともう「徳地は何p?」の会話すら無い。こっちは早起きして、いつもより30分以上も早く家を出て、ズボンにスニーカーというダサい格好までして、重装備で出勤しているのに、「誰かねぎらえよぉ!」の心境である。腹が立つから「今日、徳地は何pでしょう?」と、自分から触れて回った。空しい・・・。
 それにしても、防府から徳地へ出勤した人達、さぞかしビックリしただろうなぁ。お察し申し上げます。 【Home】 【Mail】 【Page Top】

サルネコ合戦・・・99/12/18

 (まんが日本昔話調で)ゴロクミがおらんようになって、2週間が経とうとしておる。私は毎日会社に出掛けていく身なので、日中は気も紛れるが、おかんは寂しさもひとしおらしい。毎日近所を捜し回っておる。ある日おかんは、近くの小山の木のてっぺんに大きな大きな黒い猿を見つけたそうな。(これにはビックリ!仮にも徳地で一番開けた堀に住んでる私でっせ!猿がいるんだ〜)思い立って、その山の観音様のお堂まで登ってみた。するとお堂の回りには、動物の毛が散乱していたのじゃ!その毛がどうも、ゴロクミの毛に似ているような気がする。おかんは私に、『夜中に家の屋根をドンドン音を立ててうろついていたのは、あのでっかい猿かもしれん。ゴロは、あの猿に襲われて食われたんじゃないじゃろか?』と訴えた。
 しかし・・・真夏の東京を連日賑わせた「麻布の猿」は、確か飼い猫とフレンドリーに遊んでいたではないか。どうも猿というと、バナナとか木の実とかを食べるイメージは湧いてくるが、猫を襲い、皮を剥いで肉に食らいつく想像は出来ない。そう言うと、おかんは翌日もう一度お堂へ行き、その動物の毛が、ゴロクミのそれより白っぽく、近所の野良猫の中に、背中の毛が剥げた白い猫を見つけたそうな。ほっ。
 猿は人間に似ている。ゴロクミは、人慣れして、呑気なお嬢様だった。猫から見れば、人間も猿も似たようなもんじゃなかろうか・・・。そこで私は思うのだ。ゴロクミは猿とお友達になり、私たち家族に甘え放題だったように、その猿にもゴロニャンと懐いてしまった。猿も、ゴロクミの愛くるしさに参ってしまい、朝に昼に餌を採ってきてはゴロクミに与え、パシリにでもされているんじゃなかろうか・・・。ふっ、ゴロちゃんたら・・・。 【Home】 【Mail】 【Page Top】

FW対決・・・99/12/14

 天皇杯3回戦を見に行った。鹿島アントラーズVSサガン鳥栖、結果は1−0で、アントラーズが勝った。生スポーツ観戦は、テレビで映しきらない色々な光景を目の当たりにすることが出来る。今回私の印象に残ったのは、アントラーズの柳沢敦と、平瀬智行のFW対決だ。
 柳沢敦と平瀬智行は同い年、調べたら、偶然にも誕生日も近く、血液型も同じだ。なのに、好対照な二人である。柳沢敦は、常に平瀬の先を行っていた。ユース時代から脚光を浴び、アントラーズに入っても、若きエースとしてレギュラーとなり、日本A代表にも選ばれ、王道を行っている。しかし今年になって、モデルの恋人との密会を写真週刊誌に報じられ、制裁として代表を外された。マスコミに叩かれて、五輪予選もなかなか得点出来ず、サッカーの方までスランプに陥ってしまった。方や平瀬智行は、常に柳沢の陰に甘んじていた。自ら望んでアントラーズに入ったものの、柳沢に先を越されてレギュラーにもなれず、伸び悩んだ末、ブラジルへ武者修行に出た。海外で揉まれたのが良かったのかも知れない。ご存じの通り、平瀬が脚光を浴びたのは、今年のシドニー五輪予選からである。チーム得点王になる大活躍をしたのだ。
 今回私が見た二人は、本当に対照的だった。練習が始まる前、アントラーズの選手達は、私服姿のままでグラウンドに現れ、サポーターの席まで挨拶に来て、サイン入りのTシャツや帽子を投げ込んでくれるのだが、平瀬は他の選手達より遅れて、悠然と出てきた。彼の横断幕は、誰よりも多くスタンドに張られ、一際歓声も大きかった。先発出場で、プレイにも余裕が感じられる。後半にビスマルクが得点したとき、アシストしたのも平瀬だった。柳沢は、平瀬と交代で、後半途中から出てきた。なんと、坊主頭だった!不祥事と成績不振を払拭するために、自分で自分に喝を入れたのかも知れない。プレイも、動きが良いし、真剣さがみなぎっていた。でも、やっぱり、あと一歩のところで得点には至らなかった。
 立場逆転の二人、サッカーエリートとどん底から這い上がってきた男、二人のポジション争いはこれからも続いていくのだろう。シドニー五輪は、それを見届ける意味でも、楽しみな大会になる。もう一つ気になること・・・ひ、ひ、平瀬さんに、カノジョはいるのだろうか・・・? 【Home】 【Mail】 【Page Top】 

ゴロゴの悪夢、再び・・・99/12/09

 ゴロクミが、忽然と姿を消した。月曜の早朝に、出掛けていったまんま帰って来なくなって、もう丸4日が経とうとしている。近所を捜し回しても、聞き込み捜査(?!)を行っても、全く手掛かりは無い。不良猫だったけど、お茶目で良いキャラしてたし、家にも懐いて、家族で溺愛していた。我が家の回りには大きな道路は無いので、交通事故とも思えない。どうして突然いなくなったのか、首を傾げるばかりだ。
 丁度去年の今頃も、私は、涙に暮れていた。拾ってきて一週間だけ飼った、ゴロゴという猫が、同じく12月の始めに行方不明になったのだ。ゴロゴの悪夢再び・・・。今度こそ大丈夫だろう、ゴロクミはババ猫になるまで共に過ごすだろうと思いこんでいたのに・・・。考えてみれば、この世に永遠なんてものは無い。生きていればこそ、明日にも別れが来るかもしれないのだ。
 少し前に、帚木 蓬生の「安楽病棟」という本を読んだ。その中で、痴呆老人の世話をする看護婦が、「自分自信が癒される」という事を述べていたのを思い出す。重労働で、改善の兆しがあまり顕著に現れない老人介護を仕事として、それでも、相手を癒してあげているつもりが、反対に自分が癒されている事に気付くのだそうだ。老人介護と、猫飼育を比べるのは、余りにもおこがましいけれど、そういう気持ち、少しだけ解る気がする。私は、ゴロクミを可愛がっているつもりだったけど、それ以上にゴロクミに癒されていたんだと、今更のように思う。
 そんな中、母は、『また、新しい仔猫ちゃん、貰ってくる?』と物欲しそうに私に訴えてくる。私はまだ、ゴロクミ生還に期待を寄せてみたり、哀しみに暮れてみたりしているのに、なんて立ち直りの早いヤツっ!【Home】 【Mail】 【Page Top】 

足裏診断・・・99/12/05

 あなたはソックス派?といっても、布団の中の話である。冷え性の女性にとって、冬の足冷えは切実である。足が冷たいと眠れなくて、ソックスを履いて布団に入る人は、結構多いのではないだろうか。かくいう私もそうだった。
 ところが今年の私には、異変が起きている。裸足派になっちゃったのだ。まだ、そんなに寒くないというのもあるかも知れない。ファンヒーターや電気毛布等、暖房器具に囲まれているというのもあるかも知れない。でも何より、布団の中でのあの「モゴモゴ感」が、嫌になってしまったのだ。ソックスを履いて布団に入ったこともある。しかし夜中に、どうにも我慢が出来なくなって、脱ぎ捨ててしまう。歳をとると(なんだかグサッな言い方だけど)、嗜好が変わるとは思っていたが、こういう感覚的なものまで変わるものなのかなぁと、不思議な気持ちである。
 身軽になった生足(?)を見ながら思うこと。冬になって、乾燥しやすいのか、ささくれ立っている。両足に魚の目も出来ているくたびれた足。おしゃれは足元から・・・とも言うし、もう少し可愛がってやろう。ほら、『まあぁ、あなたの足、きったないですねぇ!』とか言われないためにも・・・。 【Home】 【Mail】 【Page Top】

ジャニーズ夢判断・・・99/12/01

 私は今、毎日ドキドキしている。恋ではない(とほほ)。V6のコンサートチケットが届くのを、首を長くして待っているのだ。どんなにヴィジュアル的にイマイチのアーティストでも、やっぱりコンサートはなるべくよく見える前の席が良いっ!顔とダンスが命のジャニーズなら、尚更の事だ。アリーナ席どスタンド席では、雲泥の差があるのだ。今年、私の中で一番のヒットだった森田剛くんを、もう一度間近で見た〜い!
 ところで、私たちジャニフレ(注:ジャニーズフレンド・・・ジャニーズファンの友達の事。Kanaの造語)の間では、ジンクスがある。『チケットが送られてくる直前に、そのアイドルが出てくる夢を見ると、良い席がGET出来る。』というものだ。森田剛ファンのJは、自分の家へ剛くんがチケットを配達に来てくれて、そのまんま自宅そばの佐波川土手(!)で、Jだけのためにコンサートを開いて、踊ってくれた・・・というぶっ飛んだ夢を見て、なんと大阪城ホールの斜め後ろだったけど、前から3列目のアリーナ席をGETした。KinkiKidsファンのAは、森田剛くんと堂本剛くんから同時に甘〜い言葉でせまられる・・・という夢を見て、やっぱりアリーナ席をGETした。ファンの都合の良い解釈と妄想と悲願が、神通力でも起こすのかも知れない。
 さて、私も先日、ジャニーズ夢を見た。むひひ(^^)。その内容は・・・「SMAPと行く欧州の旅」という懸賞に、何故か私だけが仲間内で大当たりした。場所は空港の出発ロビー。友達が、お見送りゲートで歯ぎしりをして悔しがっているのが見える。私を含む出発者達は、報道陣のカメラのフラッシュが焚かれる前で、SMAPのメンバーと一緒に「がんばりましょう」を歌って踊るのだ。私の斜め後ろには、眠そうな顔をした中居くんがいる。・・・というものだった。大喜びして、さっそくJに威張って自慢したところ、Jは「V6のコンサートに行くのに、SMAPの夢を見るとはどういうことぉ?その夢、却下!」と言い渡されてしまった・・・。
 さて、私のへんてこな夢は、吉と出るか凶と出るか・・・。ドキドキな毎日なのである。 【Home】 【Mail】 【Page Top】

あちらを立てればこちらが立たず・・・99/11/27

 ゴロクミは、美食家である・・・。(ま、平たく言うと、好き嫌いが激しく、わがままで、偏食なだけ) でもって、甘やかされた不良のお嬢様なので、ほいほい出掛けていっては、野良猫達と一戦交え、逃げて帰ってくる。
 我が家の回りには、野良猫が3匹いる。冬になって、トンボやカエル等の獲物がいなくなり、腹が空くのだろう。最近は、捨ててある残飯を漁りだした。こうなると、なんだかその野良猫達が可哀相になってくる。ゴロクミの餌の残り物を、捨てるよりはマシだと思い、部屋の外へ置いてやっている。
 ところが、野良猫達もしたたかなものだ。そこに行けば餌にありつけるとインプットされた野良達は、始終私の部屋の外をうろつき始めた。餌がいつもの時間に無いと、「餌をくれぇ〜」とばかりに、ニャオンニャオンと催促する。おまけに、野良の間にもボス猫とぺーぺー猫の掟があるらしく、まず最初に、ボスが腹一杯食べて、残りがぺーぺー達である。私は、ゴロクミと野良3匹、計4匹を養う羽目に陥っている・・・。
 ま、それは良いのだ。野良達にあげる餌は、正真正銘、我が家の残飯。家計を圧迫しているわけではない。(ゴロクミには、人間様の酒のつまみであるチー鱈とか、私のと半分こした刺身だとか、ゼータクさせているが) 問題は、野良達があまりに我が家を徘徊するため、ゴロクミと喧嘩が絶えない事である。外に出せば、また怪我して帰ってくるんじゃないかと、心配になる。ゴロクミも近頃は、自分が弱いことを自覚しているらしく、コソコソと逃げ回っているのだが・・・。でも、野良達が、私の部屋の前で、餌にありついていると、彼らが退散するまで、ゴロクミは怖くてお家には近づけないのだ。うーん、困ったものだ。だからといって野良猫達を兵糧攻めにするのは可哀相だし・・・。これぞ正に、「あちらを立てればこちらが立たず」である。
 家の中で呑気に寝たり遊んだりしているゴロクミを見ると、野良達の事を思い「あんたは幸せな猫じゃねぇ」と声を掛ける。冬の寒さを戸外でしのぎ、餌の確保もままならぬ野良猫達と、何不自由なく寝床と餌を与えられ、のほほんと暮らすゴロクミと、どちらが幸せかは、人間には決められないのかもしれない。でも、あの野良猫達はきっと、人間の都合で捨てられたのだ。そう思うと、人間のエゴに翻弄される動物達は、本当に可哀相だと思う。
 今もまた、部屋の外では、野良猫達がじっと餌を待っている・・・。 【Home】 【Mail】 【Page Top】

剛づくしのカラオケ・・・99/11/23

 先週の土曜日は、オフ会だった。実は私、密かに「ゴンカラ」と呼んで、このオフ会を楽しみにしている。「ゴン」という店でやるカラオケだから、「ゴンカラ」だ。日頃あまり飲みに出たり、カラオケに行ったりしないので、憂さ晴らしにもってこいなのだ。おまけにカラオケは、点数が出る。これは燃えます・・・。(ドキドキだけど)
 この日、私の曲目は決まっていた。最近覚えた、Kinki KidsとV6のジャニーズ攻めだ!最初にKinki Kidsの「雨のMelody」を歌って、どっひゃーーの33点!次、V6、カミセンの「夏のかけら」を歌って、よっしゃあの98点!
 弁解する訳じゃないけど(実は弁解)、Kinki Kidsの曲は、簡単そうで結構難しい。カラオケ受けするポップな曲調が、私は大好きなのだけれど・・・。音の高低が激しいし、微妙な節回しがあるのよぉ・・・。彼らはまだ若いのに、妙に色気があるなぁと感じていたけれど、その色気は、曲の節回しにあるのかも知れない・・・と思う私であった。まあとにかく、V6の森田剛くんに次いで、最近お気に入りのKinki Kidsなのである!(特に堂本剛くん)なーんだ、剛づくしぢゃないか・・・。
 それにしても、たった2曲しか歌わずに、小一時間の間に、その日のゴンの最低点と最高点をGETする辺り、なかなか出来ない芸当をやっちゃった私である・・・。 【Home】 【Mail】 【Page Top】

リベンジ「星より布団」・・・99/11/18

 今年は、私には自信があった。
 獅子座流星群の話である。去年は、「33年に一度の天体ショー」のうたい文句に踊らされて、にわか天文ファンになってはみたものの、結局目覚ましをセットしても寝ぼけ状態から抜け出せず、星より布団の私であった。あと33年待つのか・・・と思っていたら、今年も獅子座流星群は見えると言うではないか!去年のリベンジだ、雪辱戦だ!今年の私には、強い味方がいる。それはゴロクミである。
 ゴロクミは、毎朝5時に起きて、『お外へ出たいから、窓を開けてっ!』と私に命令をする。『ははぁっっ!』とばかりに私は、布団から抜け出して窓を開けて差し上げるのだ。獅子座流星群のピークは未明。つまりゴロクミを外に出してやるときに、流星を見れるのだ。こりゃいいぞ!
 ところが今朝、ゴロクミは何故だか知らないが、3時に起きた。おまけに外は雨・・・。星なんか見えない。ゴロクミは空を伺って、なかなか外には出てくれない。腹具合も悪いらしく、私の部屋でウロウロして、結局部屋の猫トイレで「ブリブリ」と下痢便をした。その間私は、眠れもせず、布団から出たりまた潜ったり・・・。
 流れ星は見えないわ、寝不足だわ、どうやら私は、天体観測には縁がないらしい・・・。「星より布団」の汚名は返上できないままである・・・。 【Home】 【Mail】 【Page Top】

借りてきた猫・・・99/11/16

 ゴロクミが突然元気がなくなった・・・。最近戦闘態勢に入っている野良猫と、昨夜一戦交えた直後から、急に大人しくなって、食事も水さえもとらなくなったのだ。普段は朝の5時から起きて、外へ出してくれとせがみ、外でも家の中でも運動会さながらに駆け回っているのに・・・。
 今日は、幸運なことに仕事が休みだった。ゴロクミは、隠れるようにして横たわるのみで、一向に元気な様子は見せない。矢も楯もたまらず、動物病院に連れて行った。狭いゲージに押し込まれて、車に乗せられて、自分に何か良くないことが起こっているのを察知するのか、行きしなのゴロクミは、泣きわめいた。診察台の上に乗せられると、いきなり体温計を肛門に差し込まれるっ!「うーん、少し熱がありますねぇ。ウィルス性の病気かもしれないから、ちょっと調べましょう」 今度は浣腸して、排泄物のチェックである。 「とくに問題ないですねぇ。原因がわからんなぁ。血液検査もしましょうね」 次は、注射だ。獣医さん、看護婦さん、私の3人に羽交い締めにされて血液採取である。もーダメ!この時点で私は、ゴロクミが可哀相で、うるうるしてしまった・・・。
 血液検査の結果を待つ間、順番を待つ他の飼い主の方達と話が弾んだ。「お宅のワンちゃんは、どうなさったの?」とか「鼻水が出るんだけど、風邪かしらねぇ」とか・・・。病気のペットを持つ親心は皆同じである。
 検査の結果は、白血球が通常の倍近くあるそうで、昨夜野良猫と一戦交えた時怪我でもして、それで元気が無いのだろうという事だった。抗生物質の薬を貰って飲ませ、夕方には食事もしてくれて、ゴロクミは今、爆睡中だ。
 それにしても、来る途中泣きわめいていたゴロクミは、獣医科の門をくぐった時から、急に静かになった。待合室では、でっかいゴールデンレトリバーにくんくん鼻を寄せられるし、診察台の回りでは、入院中の犬猫達が、ワンワン、にゃんにゃん鳴いているし、とどめは浣腸に注射ときた!ゴロクミは恐ろしさに声も出せずに固まっていた。ははん、『借りてきた猫』というのは、こういう状態の事を言うのね。納得・・・。 
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押してもダメなら・・・99/11/13

 考えてみると、Myパソコンのモデムに雷が落ちてから、一ヶ月半が経つ。昨日やっと、やーーーっとTA(モデム)を取り付けて、一連の雷騒動も終結を迎えた。というのも、TAをNTTに修理に出したものの時間がかかり、おまけに修理代5万円弱を見積もられたので、新品のTAを買うことにして、昨日、その取り付けが完了したのだ。(昨日までは、NTTから借り物のTAで接続していた)
 昨日は、帰って早速パソコンの電源を入れて、新品のモデムのインストールだ。9月にWindowsを初期化した時、そして雷が落ちて借り物のTAを取り付けた時、モデムのインストールやダイヤルアップの設定等、インターネット接続に関する各種の設定は、ここ最近何度もやった。そのときはバッチリ解ったつもりでいても、やっぱり忘れている。する事がいろいろありすぎるんだっ!それでも、マニュアルを見たり、覚え書きノートを広げてみたりして、やっと接続までには漕ぎつけた。ドキドキしながら「接続」をクリックすると・・・「モデムが正しく接続されていません」・・・?????何でぇ???
 何度やってもダメなので、途方に暮れていた。そして突然思い出したのである。借り物のTAを設定するときに、やはり上手くいかず放って置いて、後日気まぐれで接続してみたら出来た事を・・・。「ひょっとすると、Windowsを再起動したらいいのかなぁ」と思い当たり、やってみると・・・・・出来た!いっひひひひ。
 実は私、こういう瞬間がとても好きである。難関、難問にぶち当たり、ああでもない、こうでもないと悩みすえて、いろいろと策略に思いを巡らせて、やっと突破出来た瞬間!「なんだぁ、そういう事だったのか」と「やったね、えへへへへ」の気持ちが入り交じる瞬間! こういう時の「押してもダメなら、引いてみな」の発想が、私の得意とするところなのだ!
 それにしても、パソコンは奥が深いぞ。モデムの取扱説明書に「モデムをインストールをしたら、Windowsを再起動して下さい」とは書いてなかったぞ。(見ようが足りなかったのか?) 私の、「押してもダメなら〜」の日々は、まだまだ続く・・・。【Home】 【Mail】 【Page Top】

花器の水は美味しいか?・・・ 99/11/09

 今日もゴロクミは、玄関の下駄箱の上に駆け上がり、その上に飾られた生け花の花器から、水をピチャピチャと音を立てて飲んでいる。
 私の部屋には、ゴロクミお食事コーナーが設けてあり、野良猫までもが上がり込んで食べて行くくらい、豪華食卓が用意されている。モチロン、水だって、牛乳だって置いてあるのだ。なのに、その水には目もくれず(無色透明無臭だから見えてないのか?)、花器の水である。人間様のルールなんて、猫には全く通用しない。
 数年前に我が家で飼っていた猫は、風呂場の桶に張った水を飲んでいた。おかしな事に、ゴロクミも時々そうしている。猫にとっても、水はライフラインなのだろう。外で遊んでいても、水が張っていそうな皿が転がっていると、鼻をくっつけてみたり、前足でつついて確かめたりして、首を傾げている。
 それにしても、花器の水ってのは困った・・・。真夏なんぞは、生花は非常に持ちが悪い。すぐ萎れたり、腐ったりする。花が傷むって事は、水も傷むのだ。自慢じゃないけど、私は去年まで、花を生けたら次に活け換えるまで、花器の水なんてほったらかしだった!ところがゴロクミのせいで、今夏は、花器に生花の延命剤を入れることもままならず、しおしおと水を交換してやっていたのだ。(ああ親バカ)
 でも、私の柄にもない努力にも限界はある・・・。冬になって、花の持ちも良くなってきたので、私は、ゴロクミが飲んで減らした花器の水を、水差しで足してやるのみという強硬手段に出ている。(水、冷たいしぃ) ま、それでも毎日、ゴロクミは元気に下駄箱に駆け上がり、水を飲んでいるんだから問題なかろう・・・。ゴロクミよ、花器の水はそんなに美味しいか?
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チェーン映画の法則・・・ 99/11/05

 「シックス・センス」を見た。前評判通りだった。私の中では、今年見た映画の中で(ま、そんなに見てないけど)、「Star Wars EpisodeT」や「You've got Mail」を押しのけて、堂々の第一位である!この映画の凄いところは『もう一度見たい!』と思わせるところかな。
 太郎さんは「シックス・センス」を見ました。あまりに面白かったので、是非もう一度見たいと思いました。ついでにこの感動を誰かと共有したくて、二郎さんに「絶対面白いから、一緒に見に行こう!」と誘いました。二郎さんは「そうか、太郎がそんなに進めるのなら見てみるか」と誘いにのりました。二郎さんも、鑑賞後是非もう一度見たいと思いました。でも、太郎さんは二回目で復習が完了したので、満足。(あれを3回見ようとは思わないだろう)二郎さんは、今度は三郎さんを誘うことにしました。太郎、二郎、三郎、四郎、五郎・・・・・。そう、増殖するのである。チェーンメールならぬ、チェーン映画といったところか。何故もう一度見たくなるか・・・その秘密は絶対言えない。(むふふ)こりゃ大ヒットだ!
 ところでこの映画、後半の恐怖シーン連続の場面で、寒くなるのである。私の意見は、館内の冷房をきかせて演出を狙ったのでは?というものなのだが、実は恐怖の余り鳥肌でもたっていたのかもしれないし、単なる勘違いかもしれない。今から見に行く方、是非その辺のチェック宜しく! 【Home】 【Mail】 【Page Top】

三億分の一の不幸・・・ 99/11/01

 今夜テレビを観ていたら偶然にも、「世界まる見え!テレビ特捜部」という番組で、『地獄の落雷』というコーナーをやっていた。そう、私は雷ネタには、敏感なのである。(詳しくはMy Boom Vol.6 「牛鳴き館の怪」 をご覧下さい)
 雷が落ちて九死に一生を得た人の事例や、生と死の明暗を分けた理由、落雷のメカニズムや防御法を放送していた。その中で特に感慨深かったのは、アメリカのリンダという女性の事例である。彼女は雷鳴が響く中、車から降りて郵便局に向かう途中、国旗が掲げられたポールに落雷があり、その近くにいて感電したのだ。しかし不幸はそれだけでは終わらなかった。二回目は自宅の電話で話していた時、電話線を通じて落雷に遭い、三回目はまたも自宅で、台所で洗い物をしていたら、水道の蛇口から落雷による感電をしたのだ。二回目、三回目の落雷は、「侵入雷」と言うのだそうだ。しかも、リンダのように、同じ人が二回の落雷に遭う確率は、三億分の一なんだそうである。それが三度なんだから、その確率は天文学的数字には違いない。
 そう、私の家のパソコンと電話のモデムには、三年間に三度の雷が落ちた。しかも牛まで鳴くんだぞ!リンダと同じくらい凄くない?ま、被害に遭ったのがリンダのように生身の人間ではなく、パソコンやモデムだったところが不幸中の幸いかな。
 しかーし、先日の落雷の被害で壊れたTAの修理代の見積もりを、この程NTTから連絡して来た。出張費、修理代遭わせて五万円弱!うっそぉ!これぞ不幸中の不幸!新品のTAを買った方が安いではないか。とほほ。(涙) 【Home】 【Mail】 【Page Top】

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