No.85
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はじめから英文法
では、前回の復習問題です。 ●問題( )の中に and, but, or のいずれかの語を入れて文を完成させよう 1. She ( ) still a child, (
) ( ) brand-name goods.
2. Go straight, ( ) you'll see
( ).
3. Go straight, ( ) you'll lose (
) way.
( )の語を並び替えて、文を作りましょう。
5. 「あなたはアイライナーかマスカラのどちらが欲しいのですか?」
6. 4.に a kewpie doll(キューピー人形)を加えて言うと?
7. 5.に a lipstick (口紅) を加えると?
※ still (副)(まだ、未だに)
答えは最後に←
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前回は「等位接続詞」について取り上げましたが、今回は「従位接続詞」を紹
<今回のテーマ>
○ 従位接続詞 主になる節に結び付ける働きをする
「等位」接続詞の関係は、「等しい関係」だったのですが、 「従位」接続詞だと、まずは「主」になる節、つまりメインになるものがある
例えば「親ガメ」と「子ガメ」、「親分」と「子分」、ホットドッグの「ソー
If he is kind, he will lend me money.
lend[レ(ンド)]―lent[レ(ント)]―lent(動)(貸す)
この文で言えば、文の主(メイン)になるもの、相手に伝えたいことの中心は
感覚的なものだと、この文に( )を付いてこんな感じです、 [従属節]
[主節]
そして、このように文が「節」と「節」に分かれている場合、 主になる節を 「主節」
「等位接続詞」の場合は、互いが同士が「対等な関係」だったのですが、
等位接続詞 ( ○ = ○ )
He played dominoes, and I painted
a picture.
domino [ダ'・ミ・ノ](名)(ドミノ) play dominoes
;ドミノをする
and は「等位接続詞」でしたね、上の場合だと「対等な関係」(
○ = ○ )で
(とまあ、従位接続詞や等位接続詞について説明しましたが、面倒だと思う人
では、今回は、従位接続詞の中で when と if、そして
because を紹介してい
When
when
形としては、when、if、because の後に従属節が来ることになります、 また、日本語では「もし彼が親切なら、私にお金を貸してくれるだろう」と
When I was a boy, I used to play hide-and-seek
with my friends.
when (接)(〜する・した時)
これは、when 以下が従属節になります、 従属節
主節
○ 「疑問詞」の when と「接続詞」の when when は疑問詞として「いつ?」と「時」を尋ねる用法がありましたが、これ
When did you come here? いつここに来たの? [疑問詞] When will he arrive? 彼はいつ着くんですか [疑問詞] When you cook fried rice, fry eggs
first . [接続詞]
Call me again when he arrives.彼が着いたら、もう一度電話して[接続詞] ※ ここでは文の間の、コンマ( ,)については気にしないで下さい fried rice (チャーハン ← 焼き飯)
※ 最後の文を見て「あれ?」と思った人もいるはず、それについてはこの後
では、次は because [ビ・コ'ー(ズ)](接)(〜だから、なぜなら)です。 She married him because she loved
him.
I couldn't go there, because I was
busy.
※ ここでは文の間の、コンマ( ,)については気にしないで下さい どちらとも because が後に置かれていますが、これを前に出して、
○ because の使い方 日本語のように「〜だから、…である」のような使い方は実際は英語ではあま
Because 〜, … . (△) Because you're a student, you can't buy betting tickets. (△) You can't buy betting tickets, because you're a student. (○) betting ticket [ベ'・ティ(ング) テ'ィ・ケ(ト)](馬券、舟券など) 英語は文の中で大切なもの(結論)を最初の方に言う傾向があります、ですから
○ Because で始まるのは Why 〜 ? などで「理由」を尋ねられた時 Why is she crying? どうして彼女は泣いているんだい Because her bird has flown away.
fly[(フ)ラ(ィ)]―flew[(フ)ルー]―flown[(フ)ロ(ゥン)](動)(飛ぶ)
さて、ここで先程の「あれ?」と思わせる文にもう一度戻ってみましょう、 Call me again when he arrives.
彼が着いたら、もう一度電話してね
○ when や if など「時」を表す副詞節では、「未来」のことを表す際も
[現在形]
ベルが鳴ったり、雨が降るのは「未来」のことですが、どちらも「現在形」に
※「副詞節」というのは、主節または主節の動詞を修飾して「時」「原因・理
「副詞・節」なので「副詞と同じ役割をする節」ということですね。
(節には、他にも「名詞節」「形容詞」がありますが、それはまたいずれ) この「時」を表す副詞節で「未来」のことを表す際には「現在形」を用いる、
もし「副詞節」という言葉が分かりにくいなら、今回はまずは、 when「〜する時は」、if「もし〜ならば」の文では、
ということだけでもマスターして下さいね。(他はいいので、今日はここだけ
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○ 従位接続詞 主になる節に結び付ける働きをする
主(メイン)になる節が 「主節」
○ 「疑問詞」の when (いつ?)
○ I'm happy, because she loves me. (○) Because she loves me, I'm happy. (△) Because で始まるのは Why 〜 ? などで「理由」を尋ねられた時
○ when や if など「時」を表す副詞節では、
If it rains tomorrow, we won't go. もし明日雨なら、僕たち行かないよ ---------------------------------------------------------------------- ◎ちょっとだけ英会話 毎回、すこしずつ会話表現を紹介していきます。
相手や自分が忙しかったりなどして、電話に出れなかったり都合がちょっと悪
I'll call again. また電話します
Call me later. 後で電話して
later [レ'(ィ)・ター](副)(その後、のちほど) call は「呼ぶ」の意味もありますが、アメリカでは特に「電話する」の意味
さて「話し中」のことを英語では何と言うかと言うと、こうです、 The line is busy. 話し中です line [ラ(ィン)](名)(線、電話線)
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1. She (is) still a child, (but) (wants)
brand-name goods.
2. Go straight, (and) you'll see (him).
3. Go straight, (or) you'll lose (your) way.
4. 「私ね、トートバッグと金のネックレスが欲しいの」
5. 「あなたはアイライナーかマスカラのどちらが欲しいのですか?」
6. 4.に a kewpie doll(キューピー人形)を加えて言うと?
7. 5.に a lipstick (口紅) を加えると?
※ 2. 3. see には「見る」のほか、「会う」「わかる」の意味もあります。
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No.86
★★★★★☆☆☆☆☆☆★★★★★☆☆☆☆☆☆★★★★★
はじめから英文法
では、前回の復習問題です。
1. My mother got married again (
) I was ( ).
2. She hasn't come ( ), (
) she got up late.
3. ( ) it (
) tomorrow, we ( ) go.
( ) ( ) fine
tomorrow, ( ) climb Mt.Takao.
4. ( ) (
) she have the baby?
She ( ) understand
it ( ) she ( ) a baby.
※ get married (to 〜) ;(〜と)結婚する
答えは最後に← クリックするとジャンプします ---------------------------------------------------------------------- 今回は「従位接続詞」の中でも、
<今回のテーマ>
○ 接続詞 that 「〜ということ」の意味を表す。
I know that 〜. 私は〜ということを知っている
この「〜ということ」を表すのが接続詞の that です。 ※ That is your bike. 「あれは」あなたの自転車です
[代名詞]
では、まずは例文を一つ、 I know that she has a magic carpet.
これまでだと、同じく know を使った文はこんな感じでした、 I know him. 私は彼を知っている I know / him. 私は・彼を・知っている
このように him は「目的語」(動詞の動作を受ける語)な訳ですが、この
him
I know / that she has a magic carpet.
文は長くなっていますが、know と him との関係と同じように、下の文でも
このように目的語の部分を長くする際に使われるのが、今回の接続詞の
that
[主節]
[従属節]
[目的語]
分かりにくいと思うので、
[主節]
[従属節]
ここは取りあえず、that 以下の従属節が全体で目的語の役割になっているこ
そして今回の「接続詞」の that は今の know
以外には次の語などとよく用い
これらの語の後に接続詞の that が用いられることが多くなります。
○ know that 〜 (〜だと知っている)
例文をいくつか挙げておきましょう、 I think that he is right. 私は彼が正しいと思う right [ラ(ィト)](形)(正しい) I hope that there's some water on
Mars.
Mars [マー(ズ)](名)(火星)
I hear that Izumi makes a mistake
every week.
I believe that UFOs exist. 私はUFOが存在すると信じています believe [ビ・リ'ー(ヴ)](動)(信じる)
また、that 以下は「〜ということ」を表していますね、
このように「こと」を表していますから、これは「名詞」としての役割を果た
○ 名詞節
文の中で、名詞の役割をする従属節。
(今回の that は「目的語」の働きをしていますね)
さて、これを実際の英文ではどう読むかというと、こう読んでいきます。 I know / that she has
a magic carpet.
例えば、know (知っている)なら、当然この後には、じゃあ「何を」知ってい
I think / that this problem
is very difficult.
そして think (思う)なら、その後には当然「何を」知っているのかが述べら
このように that はひとつの合図だと考えられるのですが、慣れてくれば
I know (that) she has a magic carpet.
このように実際には、that が省略されることが多くなります。
○ 接続詞の that はよく省略される
また、not を入れる位置によって文の意味も違ってきますから、ここで確認し
I think (that) he is right. 私は彼が正しいと思う I don't think (that) he is right. 私は彼が正しいとは思わない I think (that) he isn't right. 私は彼が正しくないと思う I don't think (that) he isn't right.
私は彼が正しくないとは思わない
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○ 接続詞 that 「〜ということ」の意味を表す。 ○ know that 〜 (〜だと知っている)
○ 接続詞の that はよく省略される ----------------------------------------------------------------------
2. She hasn't come (yet), (because) she got
up late.
3. (If) it (rains) tomorrow, we (won't) go.
(If) (it's) fine tomorrow, (we'll)
climb Mt.Takao.
4. (When) (will) she have the baby?
She (will) understand it (when) she
(has) a baby.
※ 1. yet は否定文と用いると「まだ」の意味になります。
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No.87
★★★★★☆☆☆☆☆☆★★★★★☆☆☆☆☆☆★★★★★
はじめから英文法
1. I ( ) (
) this problem ( ) very difficult.
2. I believe ( ) Nessie
( ).
I (
) believe ( ) Nessie (
).
3. She ( )
Nessie ( ) exist.
She (
) believe Nessie ( ).
4. He ( ) he will (
) a lifeguard.
5. I know ( ) he (
) do magic.
※ problem [(プ)ラ'(ブ)・レ(ム)](名)(問題)
答えは最後に← クリックするとジャンプします ---------------------------------------------------------------------- 今回は「時制の一致」について取り上げます、これは日本語とはちょっと違っ
<今回のテーマ>
○ 時制の一致 主節の動詞が過去形 → 従属節の動詞も過去形に
この原則を「時制の一致」という。
「主節の動詞が過去形」になれば、「従属節の動詞も過去形」になる、という
I think (that) he is cool.
私は彼がかっこいいと思う
I thought (that) he was cool.
私は彼がかっこいいと思った
I think (that) he was cool.
私は彼がかっこよかったと思う
ここでは、思っているのは「今(現在)」で、その思っている内容が「過去」の
この3つを並べてみましょう、(順番は変えてあります) I think (that) he is cool.
私は彼がかっこいいと思う
実は何が難しいのかというと、日本語の訳の部分なんです、同じ
he was cool
私は彼が・かっこいいと・思った
「かっこいい」のも「思った」のも
つまり、簡単に言えば、「日本語では時制の一致は起こらない」ということな
では、慣れるためにもう別の見方で、「時制の一致」をみていきましょう。
・ I know (that) she has a knife. 私は彼女がナイフを持っているのを
時の感覚が分かりやすいように、図にしてみました。 過去
現在
だから英語では「どちらも現在」 ・ I know (that) she had a knife. 私は彼女がナイフを「持っていた」のを
過去
現在
・ I knew (that) she had a knife.
(日本語ではこの場合「私は彼女がナイフを持っていたのを知っていました」
日本語では「持っている」のを、となるのですが、時間的に言えば
had の時
過去
現在 「知っていた」のは「過去」のこと、
どうですか?こうして見てみると、英語の「時制の一致」の方が理にかなった
ちなみに日本語の方を説明しておくと、(別にここは真剣に読む必要はありま
過去
現在 そうなると、「知っていた」時点から
(こう見てみると、日本語は非常に高度な時制表現をしていると考えられます
大切なのは、英語の場合は、忠実に時制を表現している、ということです。 「現在」のことは「現在形」で、過去のことなら「過去形」で
それが、どの時点でのことなのか、それを気にかけながら、英文に接してみて
では、今回は「時制の一致」を、もう一つ、
○ 助動詞の時制の一致
主節の動詞が過去形 → 従属節の助動詞も過去形に
「主節の動詞が過去形」になれば、「従属節の助動詞も過去形」になります、
I think (that) he will be fine.
私は彼が元気になると思う
I thought (that) he would be fine.
私は彼が「元気になる」と思った
同じように、 He says (that) he can stand on his
hands. 彼は逆立ちができると言う
この on は「支点・基礎」を表しています。
これを「過去形」にすると、 He said (that) he could stand on his
hands.
ここは「過去」の時点で、逆立ちができる、のですから、can
を「過去形」の
助動詞の時制の一致で注意することは次のことです、 ○ must, should, would like to, had better,
used to など、
もともと過去形の形をもっていたり、過去形がないもの(must
など)は、
I think (that) he had better go home.
I thought (that) he had better go
home.
She says (that) you must set
the table.
※ must の過去形は had to で表しますが、ここは
had to を使わなくてもい
set (動)(準備する、整える)
---------------------------------------------------------------------- ◎ 今日のまとめ ○ 時制の一致 主節の動詞が過去形
→ 従属節の動詞も過去形に
○ 「助動詞」の時制の一致
○ must, should, would like to, had better,
used to など、すでに過去形
( must の過去形は had to だが、この場合 had to を使わなくてもいい) ======================================================================
2. I believe (that) Nessie (exists).
3. She (believes) Nessie (doesn't) exist.
4. He (says) he will (be) a lifeguard.
5. I know (that) he (can) do magic.
※ 接続詞の that は省略が可能です。(3. と
4. は省略してあります)
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