自分の事でなんですけど・・・
 窯元    山口県下関市豊北町大字粟野4112−8   TEL
                                   
083(785)0223 
ギャラリー    山口県萩市堀内372−10
                           
 0838(26)9822

                 Eメール  onihagi@gmail.com
 

                          陶工  宮田佳典


               
 
萩にお越しの際は
萩焼にもいろいろなものがあります。優しい物、荒々しい物、伝統的なもの、現代的なもの。土、焼き、釉薬、作りで本当に変わってきます。私がどんなものを、どういう風に作っているのか、その辺のことを・・・

窯元紹介

                                       萩焼 一佳窯
      
            





 
                         
                                                 
  
                                                     



     


     
                


                                                           








  



         


    陶工           宮田佳典

       生年月日       1960年8月4日
       
1988年       萩焼 松唐山にて修業
       1991年         独立 山口県豊浦郡に移り住む
       
1992年         同地に自分で登り窯を築窯
                              
 現在に至る


    
陶歴

   
    経済産業大臣指定工芸品
           萩焼   伝統工芸士  認定

      萩陶芸家協会正会員
      北浦芸術文化懇話会正会員

      西部工芸展入選
      田部美術館大賞 茶の湯の造形展入選
      西日本陶芸美術展入選
      九州山口陶磁展入選
      現在形の陶芸 萩大賞展入選




            
自己紹介 

          
 独立したころ、一通りのことは分かってるつもりで
          
したけど、今から思えば何も分かってない半人前
          でした。よく独立してからが本当の勉強だといわれ
          
ましたが、全くその通りだと思います。独立して25
          年、失敗の連続でした。おかげで、ごまかす腕も上
          
がりましたが、焼物のことも少し分かってきたようで
          最近 ようやく陶工としてスタートラインに立てたよ
          
うな気になってます。



                                                             

  

 
                                                                    
           
    

          
同じ萩焼といっても 作り手の考え方や
         
その方法でかなり違ったものになってきま
         す。そこで作風というより、僕自身の焼物
         
に対する考え方、作る上での好みや方法
         を紹介させてもらうことで、僕の焼物が少
         
し分かってもらえたらと思いまして、いくつ
         か特徴的なことを書いています



      について
   
   とにかく窯を自分で作りたかったです。焼物を始めようと思ったとき、一番やりたかったことが、焼物を作る
    ということより、窯を自分で作りたいということでした。そのへんちょっと不純ですが、窯を自分で作ったとい
    うことが、僕の焼物に対する考え方の原点だと思います。独立した時、お金はなかったけど、時間だけは、
    たっぷりありましたから、中古のレンガを買ってきて、ああでもないこうでもないと試行錯誤を繰り返しなが
    ら、デコボコの登り窯を完成させました。上の写真がそうです。ちょうど窯を焚いているところですが、窯を
    自分で作ると、火の回り方から燠のたまり方まで、窯の構造をベースに考えるもんですから、無理な焚き
    方などはしません。窯詰めなんかも窯に対して素直に詰むようになります。そして、何より窯を使って焼く
    ということを中心に考えますし、焼きを至上に考えます(あくまで僕の場合ですが)。いくら良い形でも焼き
    が悪ければつまらない物になりますし、変な形でも焼きがよければ素晴らしい物になります。マイナス面も
    ありますが、僕はどうしても窯に一番拘ってしまいます。                 


            について

     萩焼の土にも、きめの細かいもの、荒いもの、鉄分の多い
   
物や少ない物といろいろあります。僕が使ってる土は鉄分が
   多く、萩の窯元の中でも、かなり砂気の多い、荒いものを使っ
   
てます。鬼萩と呼ばれるもので、右の写真がその粘土と砂の
   分量です。砂の量も凄く多いんですが、砂の粒の大きさも、
   
かなり大きなものを選んで入れます。大変扱いにくいです。普
   通に手で揉んだだけでは、バサバサして、とても使えません。
   
それで僕は、今はもうほとんどの窯元がやらなくなった足練り
   (下の写 真)ということををやっています。粘土も、うどんと同
   
じで、足でよく踏んでやると、よく粘りが出ます。そして、それを、
   ある程度の期間寝かせてから使ってます。寝かせるとバクテリ
   
アが繁殖して粘りが一層出るからです。
   
   
                          


   鬼萩は、土が扱いにくいだけではなく、失敗が多く、その上、大
 
変、漏れやすいという欠点を持ってます。そのせいで、他の窯元さ
 んはあまりやってません。やるとしても茶碗やぐい呑みなどに限定
 
されてます。しかし、僕はどうしても鬼萩の焼き味が好きで、向付、
 コーヒー、銘々皿、番碗など、ほとんどの日用雑器でやってます。
 
ロクロで数を引くと、指先から血が滲んできますし、高台削りの時
 は、手のあちこちが真っ赤に腫れ上がります。それでも、僕が鬼萩
 
に拘ってしまうのは、僕が造形や釉薬などより、焼き味を一番重要
 に思っているからです。     


                          
作りについて              

   土練り3年、ロクロ10年とよく言いますが、本当はそのあとにロクロ
 
忘れるのに15年という言葉があります。いったん覚えた技術を忘れる
 ということではなく、訓練された機械のような技術から、個性のある人
                               
間的な技術になるということです。僕もちょっとの間ですが、職人をやっ
                               てました。その時、覚えた技術は、早く、薄く、同じ形にドンドン作るとい
                               
うことでした。独立してから、その技術に結構悩まされました。もう少し
                               厚く引きたいと思っても、すぐ薄く引いてしまうし、かなり形をゆがめて作
       
ったつもりでも、少ししかゆがんでなかったりとか、自分でこうしたいというものが、その時の技術に邪魔されてなかな
       か出来ませんでした。
        
僕は基本的にシンメトリーな形よりも、少しいびつな形、不完全な形に魅力を感じるので、ロクロもいかに巧くじゃ
       なくて、いかに味わい深くなるかということを考えて引いてきました。また、ロクロ自体が機械なので、作ることに慣
       
れ、創造することが生産することにならないように心がけてきました。
        形を作るということはセンスだと思います。そして、新しい形を作るということは、創造するいうことを量産しなけれ
       
ばいけないと思います。それが陶工としての本当の仕事だと思います。僕は何につけても量産することが苦手なの
       で、そのへんがこれからの僕の作るということのテーマだと思っています。       


                                                              




     


          (直営店)

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                      TEL  0838(26)9822
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一佳窯    宮田 佳典

                                           
Eメール onihagi@gmail.com


                                                


  
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