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No.17 水夫の霊が住み着いている屋根裏部屋



1989年、アメリカ・カリフォルニア州のサンペドロという街に、二人の若い女性が小さな家を借りて一緒に住むことになった。だが、この家に何か因縁があったのか、二人が引っ越してきてからすぐに怪奇現象が起こるようになった。

大きな物音が家中に響きわたったリ、ジュースの缶が空を飛んだり、電化製品が勝手に電源が入ったり切れたり、家具が勝手に動いたり、といった現象である。いわゆるポルターガイスト現象であるが、ポルターガイストにしては珍しく霊体も現れていた。彼女たちは、台所のイスやソファーに座っている老人を何回も目撃しているのだ。

怖くなった彼女たちは超常現象研究家に連絡を取り、家を調査してもらうことにした。さっそく博士とテレビ局のスタッフが彼女たちの家を訪れ、調査に入る。だがその調査の最中、今度はテレビ局のスタッフがその怪奇現象に恐れることになる。


スタッフが家に着いてすぐ、屋根裏部屋から大きな物音が響いてきた。何か尖ったもので板をひっかくような音である。部屋全体が重苦しい湿った空気になり、ときどき肉が腐ったような臭いも漂ってくる。

あるカメラマンはハシゴを出して屋根裏部屋に向かった。まず一番不気味そうな屋根裏部屋の写真を撮ろうとしたのであるだが屋根裏上に向かってほんの数分後に彼は慌てて帰ってきた。別のスタッフが「どうしたんだ。」と聞くと、カメラマンは怯えるような声で「誰かにカメラをひったくられたんだ!」と言う。

そのスタッフは別のスタッフと共に再び屋根裏部屋へと向かった。だが屋根裏部屋はホコリにまみれた板切れや箱が置いてあるだけで、カメラは見当たらない。念のために箱を一つ一つ開けてみると、五つ目の箱でカメラを発見した。だがレンズが取り外されている。その取り外されたレンズは屋根裏部屋の入り口付近においてあるのが発見された。

しばらく経ったころ、今度は別のスタッフから悲鳴が上がった。いきなり骨ばった手で手首を掴まれ、更に腰のあたりを強くを押されたのだという。手首を見てみると確かに何かに掴まれたようなアザが残っている。腰にもアザが残り、内出血していた。そしてこのスタッフはこの後激しい腰痛に見舞われたのである。


また後日、二回目の調査が行われた時には、いきなりロープがスタッフの首に巻きつき、そのまま上に引っ張り上げられるという現象が発生した。そのまま放っておいたら、ちょうど首吊りのような状態になって、あやうく命を落とすところだったが、事態に気づいた別のスタッフが慌てて救助に入って事なきを得たのだ。首には、はっきりとロープの痕が残っていた。

ここに至ってスタッフや彼女たちは、ウイジャ盤を使ってこの霊と会話してみようということを思いついた。ウイジャ盤で色々な質問をこの霊に投げかけてみるのだ。

すぐにウイジャ盤が用意され、霊とのコンタクトが始まった。そして霊はそれらの質問に答えてくれたようだ。それによると、この屋根裏部屋に住みついている何らかの霊は、1930年にペドロ湾で殺害された元乗船の乗組員であることが判明した。

そして、ロープを首に巻きつけるような形で唯一危害を加えられたスタッフは、その殺人犯に顔がよく似ていることからそのような目に会わされたらしい。

最終的に彼女たちはこの家から引っ越して行ったが、引っ越して行った先でも同じような怪奇現象に襲われているという。何が気に入ったのか分からないが、この水夫の霊は彼女たちに付いて行ったようだ。



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