※zigyさん投稿 2002.01.15
16日の、デラウェア州、ニューアークでの出来事。
13日以来音沙汰のないロン・ハフ氏(42)を心配した彼の家族は 警察に頼んで様子を見に行ってもらう事にした。 アパートを訪れた警官が見たのは、見るも無残な光景だった。
ハ フ氏は死亡しており、床に転がった死体には、彼がペットとして飼っていた7匹の大トカゲが群がってその肉を食らっ ていたのだ。
このトカゲ、Nile Monitorと いう種類で、一番大きなもので全長約2m、体重は12kgもあったという。 トカゲ達は攻撃的で、あるものは人が近くに
寄ると、牙をむき出しにして向かって来るという。
この大トカゲ、アフリカが原産で、野生では鳥やその卵、小動物、昆虫等を食べている。 ペットとして飼う場合は、鶏 の生肉や卵を餌として与えるそうだ。生命力が強くて比較的世話も楽なため、「エキゾチック」なペットとしてマニアの 間で人気があるそうだ。
勿論、このようなペットを飼うには許可が必要だが、ハフ氏は数年前にこの許可を取得して いた。
ハフ氏宅で捕獲されたトカゲ達は、動物園などが受入先として予定されているが、もし受入先が決まらければ、攻撃 的で危険、ということで殺されてしまう事になる。
なお、ハフ氏の死因はまだわかっていない。