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No.152 UMA(未確認動物)06



UMA(ユーマ)とは、「Unidentified Mysterious Animals」の略で、そのまま訳すと「未確認の神秘的動物」ということになる。ただ、この呼び方は日本独自のもので、欧米ではUMAに相当する、「目撃者がありながらも正式にその存在が確認されていない未知の動物」のことは「Hidden Animal」( = 隠棲(いんせい)動物)と呼ぶ。

このファイルでは、UMAだけではなく、巨大化や突然変異なども集めてみた。


▼モケーレ・ムベンベ

アフリカ・コンゴ共和国の奥地であるリクアラ地方のテレ湖で目撃証言が絶えない巨大な生物で、古くは1776年から記録が残っている。コンゴ・ドラゴンとも呼ばれる。最も存在の可能性が高いUMAの一つである。

体長は8メートルから15メートル、歩幅は2メートルから2.5メートルと推測されており、身体は茶色で大きな黒い模様がある。首は長く、三角形形の小さな頭がついており、足には爪が3本あり、水中でも陸上でも活動出来るが、水中に潜(ひそ)んでいることの方が多い。


テレ湖の周辺にあるムブティ村では昔、(推測ではあるが)モケーレ・ムベンベに関する事件が起きている。

1959年、バンブーテ族が住む、このムブティ村では、巨大な生物が村の漁の仕掛けを壊したりするなどの被害が相次いでいた。このままでは生活が出来なくなると判断した村の漁師たちは、この生物を退治することに決めた。

その生物の、川から湖への侵入ルートと思われる河口に柵を作り、そこに罠を仕掛けた。そして辛抱強く待っていると、ある日、その生物がついに罠にかかった。村の男たちはすぐに集まってその生物を取り囲み、槍で次々と刺してその巨大生物を殺してしまった。

殺した後は死体を解体して、みんなで食べたのだが、間もなくしてその生物の肉を食べた者は次々と腹痛を起こし始め、ついには食べた者全員が死亡してしまった。

この時の巨大生物がモケーレ・ムベンベの一匹ではないかと言われている。もちろん確証はないが、言い伝えとして残されている話である。


モケーレ・ムベンベの正体に関しては、目撃証言から得られた身体の特徴に合うような生物は現在地球上には見当たらず、よく似ているとされているのが、中生代ジュラ紀の恐竜アパトサウルスの小型種である。

また、新生代の終わりごろに絶滅した哺乳類のカリコテリウムの生き残りではないかという説や、巨大なトカゲ説、水浴びをしているサイ、ゾウが鼻を上げたところではないかという説もある。

1988年には早稲田大学の探検部がテレ湖の探索を行い、また、80年代には各国の調査団も訪れているが依然その正体は判明していない。


▼3体が融合したカエル

2004年3月、イギリスのウェストンスーバーメアで、頭が3つあるカエルが発見された。1匹のカエルの上に2匹のカエルが乗っているようで、上の2匹は腹の部分でくっついているように見える。

頭が3つあるので、口も3つある。このカエルは何体も発見されたわけではなく、この1匹だけなので、突然変異か奇形種の可能性が高く、このカエルが一つの種族として生息している可能性は低い。


▼巨大おたまじゃくし

2006年12月に、ボリビアで捕獲された巨大なおたまじゃくし。体長は約35cmあり、カエルへの変化の途中らしく、2本の足が生えている。新種の両生類ではないかという意見もある。

世界最大のカエルは西アフリカのカメルーンやギニアの山の中に棲息(せいそく)している、ゴライアスガエルという種類で、体長は25cmから30cm、大型のものになると40cmに達するものもある。背中はこげ茶色、腹は黄色で、現地では食用ともなっている。

このおたまじゃくしの種類は不明であるが、順調に成長すればゴライアスガエルを上回る40cmかそれ以上に巨大なカエルとなる可能性もある。


▼ナブー

2009年2月20日に、イギリスで大々的に報道された巨大生物の映像。これは東南アジア・ボルネオ島のバレー川で、上空から災害調査をしていたヘリコプターが偶然発見し、カメラに収めたものとされている。実際、撮影の最中に、地上から「この巨大なヘビを見た」という証言者も現れた。

ナブーとは、ボルネオ島に伝わる巨大なヘビの伝説で、龍の頭を持ち、様々な生物に姿を変えることが出来ると言い伝えられている。現地の人たちの間では、その「ナブーが出た」と騒ぎになった。

画像から推測される体長は約30メートル。左がバレー川で撮影されたもので、右はまた別の場所で撮影されたものである。恐竜時代に生存していたキラースネークという巨大ヘビの生き残りではないかという説もある。


▼ホラディラ

アマゾンの熱帯雨林の中に点在する湖の一つに、現地の人が「ホラディラ」と呼んでいる未確認生物が存在するという。1993年8月、イギリスのジャーナリストであるジェレミー・ウェイドは、その生物の取材にアマゾンに乗り込み、その湖を訪れた。

途中で立ち寄った村では、それらしい情報は何も得られなかったが、ジェレミーは湖につくとカヌーを漕(こ)いで湖の中へと繰り出し、周囲をくまなく観察し始めた。

日も暮れかけたころ、突然湖面から回転ノコギリのような形をした生物の背中らしきものが浮かび上がってきた。ジェレミーのカヌーの30メートルほど先のところだった。その生物はそのままの状態でスーッと移動し、再び水中の中へと消えていった。

何とか写真に収めることに成功し、もう一度出現を待ったが、その生物は二度と現れることはなかった。


ジェレミーは、その生物の正体を最初はワニの一種ではないかと判断した。しかしワニとは動き方がまるで違っており、また、ノコギリ状の背ビレとなめらかな皮膚、何より皮膚がピンク色であったことが、ワニとは別の生物であることを物語っていた。

帰りに付近の集落でホラディラのことを聞いてみたが、この辺りではホラディラは聖なる存在として崇(あが)められている生物らしく、村の人もあまり話したがらない。結局現地の人から詳しい情報はほとんど聞けなかった。

大河アマゾンには、いまだ人が足を踏み入れたことのない地域が多くあり、ホラディラに限らず、未知の生物が存在していても何ら不思議ではない。


▼下水道で捕獲された生物

2008年3月、ロシアのチェリャビンスク市の建設現場で正体不明の生物が捕獲された。この生物は排水溝にいたところを捕えられたもので、下水道の中に生存していたものと思われる。

全長は約1.5メートルで身体は硬い殻で覆われ、長いシッポがついており、カブトガニによく似た体型をしている。エサを与えると飛びかかって来たというので、性格はかなり荒いようである。

この生物の発見から2ヶ月後にも、同じくロシアの排水溝でこれとよく似た生物が捕らえられ、その画像はネット上にアップされた。宇宙から来た生物ではないかなどの意見もあり、かなりの話題となった。


▼フライングワーム

ワームという言葉はミミズを意味し、フライングワームと呼ばれるこの物体は、ミミズのような形状をしており、これが空中に漂(ただよ)って、くねくねと泳ぐように飛んだり、円のような形を作ったり、時には伸縮しながら空中を舞う。

生物なのか機械なのかも判別しておらず、UFOの一種ではないかという説もある。別名スペースワームと呼ばれることもある。カラー写真の方は2007年3月18日にメキシコで撮影されたものである。

南アメリカ大陸ではこのフライングワームが頻繁(ひんぱん)に目撃されており、特にメキシコでの目撃例が多い。中にはいつも決まった時間になると定期的に現れるものもあるようで、多くの写真やビデオに収められている。

白黒写真の方は、2004年10月27日に撮影されたもので、また違ったタイプのフライングワームである。形こそヒモ状で良く似ているが、身体のくねらせ方や長さもずいぶんと違って見える。

メキシコでは、いつフライングワームが出てもいいように、カメラやビデオを準備している人も多数いるらしい。非常に目撃例も映像も多いわりには、正体は判明していない。


▼ホグジラ

2004年7月にアメリカ・ジョージア州で射殺された巨大な野ブタ。ブタを意味する「ホグ」とゴジラの名前からとってホグジラと命名された。

体長約2.3メートル、体重は約360kg(最初は体長約3.7メートル、体重は約500kgと発表された)。
牙の長さは約20cmで、異常なほど巨大化したブタである。


アメリカの農村部では、家畜として飼っていたブタが時々逃げ出し、そのまま野生化することがある。野に放たれたブタは時として常識を超えた大きさにまで成長する。

野生のブタたちは畑や農作物を荒しまくり、農業に従事している者にとっては迷惑極まりない。しかも獰猛(どうもう)な性格で、人々から恐れられる存在となっている。

その中でも特に巨大でボス格と思われるブタが写真のブタである。野生化したブタの肉はマズと言われており、このホグジラも食べられることなく埋葬された。

このホグジラは、逃げ出したハンプシャー種のブタと野生のイノシシが交配して生まれたものと考えられている。そのブタが、養殖魚を大きくするための品種改良用飼料などの盗み食いを続けた結果、このように大きくなったと推測されている。


▼イカとマンボウ

左は2007年2月にニュージーランドの漁船が南極沖で捕獲した巨大なイカ。体長10メートル、体重は450kg。日本名はダイオウホウズキイカで、この種類の個体としては世界最大級の大きさとなる。


右は2004年4月11日、香川県の高松港に入港してきた船のイカリに引っかかっていた巨大なマンボウ。瀬戸内海には棲息していないので、和歌山沖のあたりで引っかかったのではないかと推測されている。発見された時にはすでに死んでいた。

体長は2.3メートルで重さは不明であるが、自然界には2トン、3トンのマンボウが存在するという。人口飼育では水槽にぶつかってすぐに死んでしまい、飼育が難しいとされるマンボウであるが、大海原の中ではここまで巨大に成長する。このマンボウは焼却処分された。


▼ナウエリート

アルゼンチン・パタゴニア高原のナウエルウアビ湖に棲息していると言われる未確認生物。古いものでは1897年に目撃証言が残されている。アルゼンチンでは人気があり、お札の絵柄になったこともあった。

ナウエリートの写真は新聞にも掲載されたが「本物か偽物かの判断は読者にまかせる」とのただし書きがついていた。


▼缶詰

これは別に未確認動物や突然変異とは何の関係もないが、ロシアで、買った缶詰を開けてみると写真のような牙の生えた口が混ざっていた。ナマズの口らしい。

何を混ぜて作ってあるか分かったものではない。日本でも時々、食品製造会社のずさんな製造工程が報道されることがあるが、ずさんという点においては海外には相当のレベルの会社も存在する。

缶詰には、出所の分からないような、怪しい食材も使われるという話もあるが、これはそれが現実に起こったもので、ミステリーというよりも、この製造会社の内情が判明したような事件だった。


▼文明を持たない人類

2008年5月、ブラジルの北部・ペルーとの国境近くのアクレ州で、アマゾン上空から政府機関の飛行機が撮影した、山岳地帯に住む原住民。

服装は腰に布を巻いただけの簡単なもので、文明とはかけ離れた生活をしているのが一目瞭然である。

ブラジル政府は「彼らは違法な森林伐採(ばっさい)で、絶滅の危機を迎えている。」と発表し、この写真を公開した。

周りにある建物らしきものが家か集会所になっているようだ。

飛行機を未知の敵と思ったのか、弓を構えて攻撃する体勢をとっている。

皮膚の色が濃い茶色や黒色になっているのは、身体に塗料を塗っていると思われる。


撮影当時は未発見の人類かと騒がれたが、調査してみると、この部族は1910年ごろに存在が確認されており、わずかながら文明人との関わりも持っているということだった。

人類学者のロバート氏は、彼らは古くからアマゾン流域で生活するアルアク族ではないかと推測している。

また、ブラジル国立インディアン・ファンデーションの職員たちは、適度な距離を保ちながら彼らの調査や観察を続けている。

こうした、文明とほとんど接触を持たない部族が世界中に100はあるという。そして、その大半がブラジルとペルーに集中している。

この写真はすでに存在が判明していた部族であるが、これから先、未確認人類がどこかの奥地で発見されたとしても不思議ではない。




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