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No.45テーブルの座り方が表す人間関係や心情


仲の良い友達同士ならともかく、あまり親しくない人や上下関係がある人と2人でテーブルに着く時には、その座る場所を一瞬考えてしまいます。
「このように座る」というマナーがあるわけではありませんが、知らず知らずのうちにこのように座ってしまう人が多いようです。

だいたい座り方で考えられるのはこの4パターンですが、これらの図は、白い丸が空席、黒い丸が人間が座っていることを示しています。
1・最も一般的な座り方で、お互いリラックスして話すことが出来ます。仲のよい友達同士が気軽に喋る場合、よくこういう座り方をします。また、医者が患者を問診したりする場合もこのパターンが多いようです。
2・ニ人が共同で何かの作業や仕事をする場合に多い座り方。この座り方は身体の接触が起こりやすいので、恋人同士が一緒に居酒屋に入った場合などに好まれます。
3・普通の話し合いにも使われますが、会社などで説教したり説得したりなど、改まった話、重要な話をする場合、こういう座り方をすることが多いようです。
4・疎遠な関係を表す座り方で、会話を拒否する心の表われです。図書館やレストランなどで、知らない人と相席する場合などこういう座り方をします。自分のやっていることを邪魔されたくないという心も含まれています。



立場や心情を表す、会議における席の座り方

仮に8人座れるテーブルを使って会議を行う場合、立場や人間関係、参加の意欲などが座り方に表われる場合があります。自分だったらどの席に座ろうと思うでしょうか。

図の1・3・5の赤い字はリーダーの席となります。会議のリーダーが特に決まっていない場合は、会議を引っ張っていきたい人、自分の意見をバンバン言おうと思っている人がここに座ります。
リーダーが決まっている場合は、他の参加者はこの席に座るのを避けます。

特に1と5の席を好む人は、自分が中心となって会議を引っ張っていくタイプで、3の席を好む人は全員の人間関係を大切にし、みんなでの話し合いまとめるという方針の人が多いようです。

2と4の席は目立たない席で、自分の意見をあまり積極的に言わない人や社内の立場が低い人などが好んで座ります。

一般的な会議ではリーダーが1か5に座り、参加者の中のNo.2の立場の人が3に座ると会議もスムーズに進行するようです。



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