No.44寝姿が表す性格


アメリカの精神分析医であるサミエル・ダンケルは、自分の知り合った多くの患者を面接し分析した結果、寝姿にはその人の性格や心理状態が反映していることを発見しました。

以下がよく見られる寝姿であり、布団に入って眠りにつくまでの代表的な6つの姿です。自分に当てはまるものもあるのではないでしょうか。

1・完全なる胎児

顔や腹を隠すように、横になって丸まって寝る。
いつも誰かに守ってもらいたいという願望があり、自分の殻に閉じこもる傾向があります。幼い頃、自分を保護してくれていた人(両親など)に、ずっと依存し続けたいという心理状態があります。
2・半胎児

横を向いてヒザを少し曲げて寝る。右ききの人は右を下に、左ききの人は左を下にして寝ることが多い。
日常生活でも過大なストレスを感じることなく、直面した問題でもわりとうまく処理出来る人に多い寝方です。安定した人柄でつき合いもよく、人に安心感を与えます。
3・うつ伏せ

うつ伏せに寝る。うつ伏せで、脚をちょっと開いたり、ヒジを両側に出したりなど、広めの空間を使った寝姿。

常に周囲に細心の注意を払っている几帳面な性格。その反面、何でも自分が中心となって行動したり意見を言ったりなど、自分中心でものごとを処理しないと気が済まないタイプです。
4・王者

仰向けになって寝る。
自分に自信があり、性格は安定していて人つき合いもよい。柔軟にものごとを考え、頑固を押し通して人と衝突することも少ない。幼い頃、親の期待を一身に集めて育った人に多い。
5・鎖につながれた囚人

片方の脚を曲げ、足首を強く重ねて横になって寝る。
足首を重ねているところが、何か不安なことがあったり、仕事がうまくいっていない、人間関係が難しいなどの悩みがあることを示しています。
6・スフィンクス

背中を丸めてひざまづいて寝る。大人でこういう寝方をする人はほとんどいませんが、子供に多く見られます。
眠りが浅い人やよく眠れない人が多く、睡眠を拒否するような心があります。早く目覚めて昼間の世界で活動したいと思う意識の表われでもあります。