壁の向こうに

 

 

困った時、迷った時、故人の言葉を借りてみましょう。

 

 

いったん出した命令を引っ込めて別の命令を出す。いったん決めた法律や制度をすぐに変えてしまう。このような朝令暮改を繰り返せば、国民は法律を守る意欲をなくし、君主を侮るようになる。為政者に確固たる信念がなければ、人民の信頼を失ってしまうのだ。

01.権力掌握によりて

02.九将ここに集う

03.名君・凡君・暴君・暗君

04.多勢か無勢か

05.君主たる者かくあらむ

06.将の条件かくあり

07.君主の条件かくあり

08.君主たるもの留意せよ

09.背水の陣を張りし所以

10.自己大革命勃発

11.君主の五強八悪

12.君主足り得ない者達

13.精神的均衡とは………

14.その身を正さずして………

15.良薬は口に苦し、忠言は耳に入り難し

16.黙して語らぬ者あり

17.公私混同の禍

18.決断せざれば………

19.剛の政治と柔の政治

20.時代の流れとともに………

21.潔癖症とその禍

22.驕れる平家は久しからず

23.瓦解の兆しここにあり

24.部下の操縦術

25.部下の類型と等級

26.人物鑑定法

27.部下を育てよ

28.躾〜愛情か甘やかしか

29.上下の信頼関係

30.人格か能力か

31.上下の利益は不一致なもの

32.処罰せよ、されど………

33.注意、忠告、諫言の時に………

34.過ちを犯した後

35.”宮仕え”の苦労と方法

36.立志せよ

37.継続は力なり

38.かような人にはならじ

39.協調と妥協の違い

40.人は見ずとも己は知りたり

41.己を必死にさせるものは何ぞ