2008年3月〜7月留学日記     
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                平成20年3月〜7月 蘇州大学留学生日記

  《4月10日》
  中国での留学生活を始めて1ヶ月と少したちました。こちらへ来たのが3月5日ですからそんなものです。この1ヶ月 間日々の生活は様変わりです。会社で働いていたのが遠い昔のようなきがします。
  中国語が趣味でした。わずかな時間を見つけて趣味で学習していましたが、留学した後は、その趣味が1日中あることになりまして、 幸せなことか、趣味といえなくなったことか?1ヶ月、日本からの情報を絶って、ひたすら勉強に励んでいます。と言っても良いと思うのですが。 無性に日本が恋しくなって、皆様が懐かしくなって、インターネットを開設しました。(昨日開通)
  そんな訳で、これからちょくちょくメールします。・・・だから返事をください。留学生活や生の中国の状態とか水の都「蘇州」 などを画像つきで紹介していきます。それにしても世の中色々な人がいるものですね。などなど。
  今日はなかなか寝付けそうにありません。部屋ではラジオから上海人民放送局の番組が流れています。・・・取りとめもなく書きました。
  《4月24日》
  夜ひとり部屋の中で、することもなく真面目に教材を広げている時ふと思います。宿舎と学校の往復、若い人たちと机を並べ授業を受ける日々。 指名されると、自由に表現できないことによるなんとも言えないもどかしさを感じ、予習、復習、宿題で追われる日々。
  全て外食で飯はまずいし、食い物は脂っこいし、肉類はゲテモノ風だし。水の都と言うけれど河は汚いし、臭いし、 人は町をゴミ箱と思っているようだし、どこでもツバを吐くし。車は我が物顔で「プープー」鳴らすし、人は信号を守らない。 巷での会話は、喧嘩しているようだし・・・
  退職後、いまは新たな仕込みの時だと思っているのですが、こんな生活、いつまで続けられるか?この歳になって、 よくやるよと思ったりしています。・・・
  でも自分で選んだ道なんだぜ!まだきて2ヶ月、やはり半年、1年いるやつにはかなわない。4ヶ月(後期)真面目に努力 した後、自分の力がどのようになっているか?今はそれが楽しみです。言語は歴史であり文化です。それなりの期間が必 要だと思います。中国語マスターに向けて今年の3月、本格的に1歩踏み出したわけで先は長く尽きることがないようです。
  そんな訳で十一日(月)、6班から4班へ鞍替えしました。6班はレベルが高すぎました。申告をして、6班の皆さんに 別れをつげ4班へ、かなり楽になりました。少しはきつめの方が良いだろうと思ったのが大間違い。語学はそんなに甘い ものではありませんでした。今は、こう考えています「星かずより、飯がず」マスターするには、それなりの時間が必要だ。ゆっくり行こう!

  部屋は、約10畳、机、本棚、ベッド、テレビ、洋服ダンスが備えてありました。
    (トイレ、シャワーは共同です。)

  部屋代は40元/日(月1200元)
  別に、電気代(実費)と電気洗濯機使用料20元/月

  授業について
    必須科目:漢語、口語、聴力、作文
    午前中は2時限で全て必須科目
    (8:30〜10:00、10:20〜11:50)

    午後は選択科目1時限
    中国概況、古代文学、閲読、コンピュータなど
    (14:00〜15:30)