2008年3月〜7月留学日記     
戻る
                平成20年3月〜7月 蘇州大学留学生日記

  《5月8日》
  4月29日夜0時に下関行きの船に乗る(船が7時間送れたため)翌30日朝8時半出航、5月1日午後3時下関上陸、 5月5日11時に乗船5月6日(一昨日)の夜9時、蘇州の宿舎へ戻りました。今回は行き返り共に船でした。船旅は時間がたっぷりあり、 乗り合わせた方々と蜜に接し、お話することができ、それなりの楽しみがありました。色々考えさせられます。それにしても、元気な高齢者が多いですね。
  今回一番感心させられたのは、70歳で自転車を片手(高級折りたたみ自転車なので、まさに片手)に発展すさまじい上海を見たい、 と乗り合わせられたクアラルンプール(マレーシア)に住まれている日本の方でした。「南の島に移住して、成功した人、失敗した人と色々 あるそうですね。」という私の質問からスタートした会話は、彼のサクセクセクストーリーの話になりました。この話がまた、面白かった! これが縁で「ご褒美人生マレーシア(阪本 恭彦著)」の本があることを知りました。帰りがけ蘇州へ寄るとのこと。
  さて、聖火について、北京オリンピックの聖火は先日深センでしたが、エベレストにもオリンピックの聖火が登頂したようです。 今月の22日には、蘇州に聖火が来ます。また蘇州では私の通っている蘇州大学内も通過するそうです。大学に入るのは蘇州大学と北京大学 の2校のみだそうで、蘇州大学もたいしたものですね!どうやら聖火を見ることができそうです。確か高校3年の時、東京オリンピックが開催され、 聖火が日本を縦断したときに見ましたが、約40数年ぶりの事になりそうです。そんな訳で今週から構内へ入るときに学生証の提示を求められるよう になりました。これで蘇州もオリンピック熱がヒートアップすることでしょう。
  話はかわって、宿舎の近くには、DVDショップが数軒あります。レンタルビデオ屋さんはありません。DVD1枚6元から10元程度 (1元:15円で計算ください)で売っています。すべて海賊版ですね。改めてそのすごさを感じています。帰国したとき下関 の税関でビデオ持っていませんかと問われましたが、購入したが、持ち帰っていません。と答えました。持っていたら没収ですね。
  《5月17日》
  5月12日14時に発生した四川省の地震は死亡者5万人が推計されていますが、17日14時現在、28,881人が確認 されています。すでに5日以上経過していますが、遺体の腐敗などで状況は、悪化しているようです。義捐金の募金がいろいろなところで行われています。 学校でもありました。募金箱は「捐款箱」です。私も募金しました。公務員は強制のようです。この支援の盛り上がりは、やはり中国だなという感じ、 「私はこんなに募金します!」というようにお金を見せびらかして募金箱に入れているのですから。募金合戦のようです。
  温家宝首相は発生即刻に現地へ乗り込んでいますし、先日は胡錦濤主席も現地を訪れており、必死の救出活動が伝わってきます。 しかし、なにぶんとも人が多いので犠牲者も半端ではないですね。ちなみにここ蘇州の人口は約600万人です。日本の援助隊が海外からでは 一番乗りでしたが、力を発揮してほしいものです。やはり、地震の話題で、聖火リレーは影が薄くなっています。22日には蘇州へくる予定ですが、 どうなるでしょう。
  10日(土)に、蘇州水郷の古鎮「ルウジ」へ行って来ました(バスで50分)。ルウジで初めて「臭豆腐」なるものを食べてみました。 ビールのつまみとして食べましたが、まずまず、食べる時はそうでもないのですが、目の前で揚げてくれる、その時の臭さは半端ではないですね、 まさに「チョー臭い豆腐!」ビールのゲップにその臭いがともないました。今日は、蘇州水郷の古鎮「同里」へ行って来ました(バスで50分)。 千年の歴史のある水郷の古い村です。この同里と共に「庄荘」が有名です。写真は上:ルウジ、下:同里

  ルウジは大学正門からバスで終点まで約50分
  規模の小さな水郷古鎮です。
  
  
  
  
  
  





  同里は周庄とともに有名な水郷古鎮
  北駅からバスで50分
  入村料80元