戻る                江苏省泗洪兴洪中学にて日本語教師(2014年9月~)       2014年12月


 
2014年12月18日(木曜日)  宿迁市第二届外籍人士联谊会
 12月18日(木)宿遷市第2回外国人懇親会に参加させていただきました。13時30分宿遷税関ビルに集合。3台のマイクロバスで項羽の故郷、農業産業園、市展覧館を見学。17時半からは国際ホテルで100人規模のパーティが催されました。参加した外国人は15か国37名、そのうち日本人は12名で一番多かったです。
 宿遷市は江蘇省の北部、傘下に三県(沭阳・泗阳・泗洪)七区を管理、総面積は8555k㎡、人口は570万で江蘇省の中では面積で第4位、人口で第6位となっています。経済的には無錫、蘇州、常州などなど他の市にたいし一番遅れている市と言ってもいいのですが、それだけに最近の発展ぶりは目覚ましいものがあり、現在の伸び率は江蘇省のトップレベルのようです。
 また「魚と米の里」として駱馬湖、洪澤湖を持ち、「名酒の里」として洋河と双溝の名酒を作り出し、「ポプラの里」として苗木の主産地だそうです。駱馬湖の水質はまだ良く、江蘇省唯一の酸性雨がない町だそうです。
 ここで江蘇省について、江蘇省は南京・常州・淮安・连云港・南通・宿迁・苏州・泰州・無錫・徐州・盐城・扬州・镇江の13市からなり、先進の地区としては長江デルタの蘇州・無錫が有名。私が行ったことのない市は泰州と南通。私が一昨年仕事した丹陽市は鎮江市配下の市で、中国では市の配下に市・区・県の行政単位があるようです。
 5年ぶりに項羽の故郷へ行きましたが、その変貌ぶりにびっくりしました。昔は小さな公園の中にポツンとあったのですが、現在はお城のような城壁をもった観光施設に様変わりしていました。項羽文化と西楚文化を中心とした商業・文化・娯楽・レジャー施設を目指しているそうです。