My Home Page   中国にて つれづれなるままに 2013年丹阳にて   戻る
 4月27日(土) いつものようにCA915(12:10発)に乗る
 帰途、飛行機から見た日本はきれいであった。感動ものである。埃っぽい中国からだけに!前に座っている外国人(ヨーロッパ系?)が窓からシャッターを切っている。つられて私もデジカメを取り出してシャッターを押してしまった。
 いつものように博多駅地下街で”牛タン定食”を食べる。最近はいつもこれを食べて中国へ旅立ち、帰国してこれを食べている。980円、麦飯とトロイモ、生卵と牛タン。トロイモと生卵がうれしい。5月5日CA916の予定!

 5月9日(木) Mさんメールありがとう
 日本での感想ありがとう。私は中国の嫌いな点をお話しましょう。
 中国政府がいまだに反日の教育をしていることです。昨年の10月には私が働いている学校の校舎に教育の現場に「低制日貨、支持精品国貨」の垂れ幕が張り出されました。私は幼いころ「国産品を愛用しよう」という教育を受けたことはありますがアメリカ製品をボイコットしようという教育は受けたことがありません。日本を名指しですよ!
 また政府管理下にある中央電視台は毎日のように必ず”間抜けな日本兵”や”極悪非情な日本軍人”が出てくる戦争番組を放送している。・・・・明らかに”日本憎し”の教育を国民にしているわけで、今後も続くのですよね。
 日本にもアメリカに原子爆弾を落とされた8月6日(広島)と15日(長崎)に平和の式典としての原爆記念日があります。もう50年以上続いているのですが、数年前からアメリカ政府の高官も出席するようになりました。中国の9月18日の式典がそんな日になるのだろうか・・・・未来永劫そんなことはないような気がします。
 中国共産党政権の基本的方針として”反日”の思想が底辺に有るようです。私は「中国が好きなんですね!どこが好きですか」と言われたら「中国の人々は好きです、友好的ですし、でも中国の政府は大嫌いです」と答えています。中国の人も同じように言います。「日本の人々は好きですが、日本政府は嫌いです」と、人々が国家という”鎧(よろい)”を着るとおかしくなっちゃうのでしょうか。政治と経済は別だとして、日本と中国の経済活動は活発ですが。どこかごまかしているような、危なっかしい気がします。
 日本も約40年前、高度成長期、河や海の汚染や光化学スモッグによる大気汚染など環境汚染はひどいものでした。現在もいろいろな問題を抱えていますが少しづつ改善してきました。文明化と言うか産業化と言うかいろんな面での発展ですが、米国、英国をはじめとした西欧諸国は約200年かけ、日本は約100年かけて来た。中国はそれを約40年で追いつこうとしている。急激な工業化はいろんな面で不具合が出てきています。水質汚染、食品問題、PM2.5問題をはじめとした環境問題、鳥インフルエンザ問題などなど・・・もうしばらくはさらに悪化するでしょう。でもいずれは改善されるとは思いますが、いつのことになるでしょう。