今年(2012年)5月、浙江師範大学留学中に丹陽の学校へ下見に行き、一年生の授業を見学させてもらった。しかし学生数はなんとわずか7名であった。昨年までの泗洪の学校では一クラス60人近くいたから、それからすると月とスッポン、また担当するクラスの数は2~3のようである(泗洪では13クラス)。言葉を教えることにかわりはないが、それにしても落差はすごい。
 一般に外国人教師は「外教(ワイジャオ)」と言われているが、一番要求されることは、日本語ネイティブの会話である。会話授業をまともにやろうとすれば多くて15人までであろう。正直なところ60人相手の初級会話の授業は困難であった。何とか自分なりにはいろいろ考えやったつもりであるが、反省点も多い。今度は少数クラス、学生と密に会話授業ができそうである。いろんなことをやってみようと思っている。現在は色々なネタを仕込中である。

 小生の健康法は毎朝4km弱のジョギングである。ジョギングで大汗をかき、その後は雑巾がけなどをし、できる限り朝のうちに体を動かすようにしている。今年の3月10日~6月10日の3か月間、浙江師範大学に語学留学した。その間目標としては1日1万2千歩以上は歩くことにしたがジョギングはしなかった。ドミトリーと教室や食堂との往復の歩きのみで、特に運動はしなかった。帰国後、またジョギングを開始したが、その5日目雨が降ったので部屋で腹筋体操をやったとたん、背筋を痛めてしまった。寝返りもままならない状態になったので、病院に行ってみたが自然治癒しかない、やめていたのがいけなかったとのこと。その後は何とか痛い背筋をかばいながらも毎朝のジョギングを続けたが、元の状態に戻るまで約1か月以上かかってしまった。しのびよる老いとの戦い。

 中国江蘇省丹陽市は、江蘇省の省都南京の西鎮江市配下の市である。京杭運河が町を貫いている。面積は1199平方キロ、人口は約100万人、揚子江デルタ地区対外開放の重点都市として経済と社会発展の著しい都市として知られている。动车(新幹線)が停まる駅もある。学校の近くにレストランがあった。下見した時、朝7時ごろおかゆをいただいたが、きれいで清潔な感じがした。街には日本料理店もあり暮らし易そうな町であった。

                              2012.8.24
 

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