My Home Page   中国にて つれづれなるままに  2013年丹阳にて   戻る
 5月15日(水) 案山子(さだまさし)
 さだまさしの曲は教材には使いづらいのだが、彼の曲(案山子)を使って教材を作ってみた。この歌にはわかりやすいフレーズがあり、それがなんどもでてくる。
    元気でいるか 街には慣れたか 友達できたか   寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る・・・
これを使ったわけは、4月下旬熱心だった王くんが一人東京へ旅立っていった。その彼への想いをよせて。言葉もよく通じない生活習慣も違う外国で初めて生活する者の気持ちが学生たちにわかるだろうか。どんなに短くても母国からの便りがどれだけ嬉しいことか彼らにわかるだろうか。・・・生徒の反応はまずまずであった。また、彼へのメッセージを生徒に作らせ、やりとりし授業に活用しようと思っている。さてどうなることやら。

5月19日(日) 常州の春秋淹城
 
常州の春秋淹城に行ってみた。昔の墳墓かなと思っていたが、淹城は春秋戦国時代、今から約2700年前に作られた”お城”だそうである。以下案内文より
 『淹城は春秋半ばの早い時期に建てられ、今から2700年のの歴史を持ち、わが国では、もっともよく保存されている春秋時代の古城遺跡である。淹城は「三城三河」(三つの城と三つの堀)によって構成されており、内から外へ順に、内城・内堀・中城・中堀・外城・外堀となり、総面積は約65万平米に達する。淹城の規模は『孟子』に記載された「三里之城、七里之廓」の内容とあっている。』
 日本の歴史で邪馬台国があったとされているのが西暦2~300年ごろだから、この淹城はさらに遡ること約1000年。日本ではまだ弥生式文化の頃か、やはり歴史の古さではかなわない。現在は緑多い公園となっている。当時はこの華南一帯は緑の大地であったのだろう。この城跡の隣に春秋戦国時代のテーマパークが作られ遊園地もあり一大レジャーランドになっている。うれしいことに今日(19日)は特別の日で高齢者は入場料が無料(免费)なのである。(通常は一般が160元、高齢者割引が80元)。ここ常州市内にはもう一つテーマパークがある。それは恐竜をテーマにした恐竜公園、この二つのテーマパークが庶民のレジャーの場を競い合っているのであろう。

5月23日(木) 中国銀行
 ここんとこ円安である。昨日の円相場は1ドルが102円であった。来月帰国するので、7000元を日本円に替えてみようと中国銀行へ行った。順番待ちの後案内があったので窓口へ行くと。外国人はダメだという。中国人の身分証明書が必要とのこと、どうしたらいいかと聞くと、中国人の友達に手伝ってもらえとのこと。昨年日本円から中国元(RMB)への両替は問題なく受け付けてくれたのだが。出直しすることにした。