My Home Page   中国にて つれづれなるままに 2013年丹阳にて    戻る
 6月10日(月) 最後の授業
 昨日最後の授業をやった。これでステージ丹陽は終了である。一昨日の午前の授業で期末試験をやり、午後の授業でその解説をやった。今回の期末試験は選択問題はわずかにし会話中心の筆記問題を多くした。そんなわけで点数の格差が広がった。最高点が61点、最低点が6点であった。すべて授業で取り組んだ問題ばかりなのだが、まあこんなもんだ。昨日の最後の授業は歌「川の流れのように」を教材につかった。締めくくりにしては良かったかなと思っている。
 残りの1か月生徒はわずか4人であったが密に取り組めたと思う。お別れにあたってそれぞれが私にプレゼントをくれた。そんな気持ちだけでうれしいのだが。またうれしいことに昨日の夜一番成績の悪かった陳君がメールをくれた、先生の授業は楽しかった、また先生の授業が有るのなら参加したいと。こんなメールはじんと来る。確かに彼は当初よりはやる気を出してくれて来たように感じる。
 現在当校では来学期のビジネス日本語クラスの編成が困難な状況にある。昨年の新入生はわずか一人であった。そんな訳で帰国の表明をした。担当の先生からは現在もまだ募集しているので、もし編成できたらお願いしますよと言われている。断る理由もなく都合が良ければOKですよと返事をした。まあ、いずれにしても一旦リセットだ。
 先日校庭でかわいい二人の女の子から”投げキッス”をもらった。私も投げ返した。こんなこと私にとって日本では経験できないことだ。若返る!ありがとう。その彼女達と知り合ったのは二人の子はスタイルも良く、いつもペアルックをしていたので、こちらか姉妹かと聞いてみた。最初はそうだと答えが返ってきたが、本当かと聞くと「うそです」と返ってきた。そんな会話から校庭で顔を合わせると笑顔で挨拶を交わすようになった次第である。笑顔がとてもステキな彼女達であった。
 今日は代さんと最後のデートをした。デートと言っても特にやることもなく、また私の両替に付き合ってもらい一緒に食事をしたり買い物をしたりした。でも最後に別れるとき、じゃさよなら!と言ったとき、その後私は振り返りたくなかった振り返ると瞼を濡らしそうで。・・・またいろいろお世話になった人に別れを告げてしまった。いろいろお世話になった方ありがとう。明日帰国だ!朝7時29分発の高鉄に乗る。
 今は”龙虾”が旬である。龙虾を辞書で調べると伊勢海老とあったがこちらの龙虾は淡水なのでザリガニである。煮込むとイセエビのように真っ赤にはじける。味はやはり甲殻類の味でまあまあだが、やはりカニといっしょで一つ一つ食べるのが少しやっかいである。龙虾は南京の少し北”淮河”と”洪澤湖”交わるところ”盱贻(龙虾の産地)”から来るようである。写真は学校の隣のレストラン。