My Home Page   中国にて つれづれなるままに 2013年丹阳にて  戻る
 6月26日(水) 丹陽にての最終回
 11日帰国して半月が経過した。過ぎ去りし日々が懐かしい思い出となってしまった。締めくくりに王くんとやり取りしたメールを紹介しておこう。学生からのメールは日本語で、王くんからのメールは中国語とした。送信メールはできる限り彼ら自身に考えさせるようにしむけた。回を追うごとに積極的に考えるようになってきたのにはシメシメと思った。都合5回ほどやったが一度だけ返信メールを日本語に訳しなさいと学生たちに宿題を与えたが結構真面目にやってきたのには驚いた。
《王くんへの送信メール(5/24)》
王さん、今週の、みんなのメールを送ります。
 顧です。王さんアルバイトは決まりましたか。
 丁です。王さん暑くなりましたが、東京も暑いですか。
 沈です。王さん東京に大きな川はありますか。
 陳です。王さん自分で料理を作っていますか。
 有田です。王さん日本での印象を少し聞かせてください。
  以上、よろしく。返事は中国語でお願いします。暑くなりましたが、保重身体!
《王くんからの返信メール(5/26)》
大家好啊!都好的吧。这次想着回复的简单一些。
  顾;工作不好找,因为日语还不行。已经被拒绝四次了。都习惯了。决定先不找了。过两个月吧。
  丁;嗯,东京也很热的。不过有风,还蛮舒服的。
  沈;没见过。东京好像是没有的。
  陈;嗯,天天都自己做,越来越上手了哦!上次做了炒海鲜意面,味道是凭味觉说好吃的!一年之后看,肯定很厉害了!
  有田老师;仔细接触了日本,从打工这件事来说,日本的委婉反而让人很受不了。经常有人身事故发生,大城市的人压力太大了。真的有女性专用列车!图书馆是我最喜欢的。大家都很安静。我每天都去。
     天热了,大家多喝水!哈哈。
 以上であるが、返信が中国語なので少し解説しておこう。顧さんへの返信では「まだです、日本語がまだ下手なので、四回断られました。」、丁さんへは「東京も暑いが、風があるようで少ししのぎよい」、沈さんへは「見たことない、ないようです」、陳さんへは「毎日自分で作っています。だんだん上手になってきた。一年後はとても上手になっているだろう」、私へは日本人の婉曲的な言い回しに戸惑っている様子がうかがえる。たぶんバイトを断られたとき「今回はご縁がなかったことに」なんて言われたのだろう。また女性専用列車に驚いたことや、図書館の素晴らしさを綴っている。

 
6月6日生徒や先生がたと



6月8日お別れ会