リンクルリバーストーリー


 発売   セガ・エンタープライゼス
 発売機種 セガ・サターン
 ジャンル アクション・ロールプレイング

  ストーリー
 平和で穏やかな世界、マムーナ。
 この世界で暮らす生物たちはごく自然に暮らし、問題が起こっても必ず話し合いなどで解決して、仲よく暮らしていました。
 かつて、悪い生物との争いが起こって、マムーナの世界は混乱し、世界が破滅するのでは・・・と思われるまでになっていたことがありました。
 しかし、良い生物たち力をあわせ、悪い生物に立ち向かいこれを退治したのです。
 そして、二度とこのようなことが起こらないようにみんなで誓ったのでした。
 今、それぞれの環境にあった場所に住む生物たちの平和は、それらの努力結果なのです。

 時がたって・・・。
 一人の動物族の少女がオサに見込まれ、弟子として修行に励んでいました。
 毎日修行に明け暮れる中、ふと暇になると昼寝をするそんな日々が続いていました。
 今日も少女は、水辺の森ロンドにある自分の家で、久しぶりに子供の頃の夢を見ながら昼寝をしていました。
 ふと目が覚めると、すでに修行の時間。
 少女は、あわてて森の南西にあるオサの修行場へと急ぐのでした。

これから起こる出来事に関わっていくことも知らずに・・・。

  システム
 トップビューのアクションRPG。
 武器攻撃、ジャンプ、魔法、アイテム、ダッシュ、シッポで防御、オプション攻撃などができる。
 武器は、「力」「早さ」「広さ」の3つの特性を持ち、さらに「春」「夏」「秋」「冬」の4つの属性がある。これらの武器は、武器栽培システムによって、自由に作り出すことができる。
 経験値はなく、アイテムを取ることによって成長していく。

  レビュー

 キャラのかわいさは、ピカイチです。

 ゲームを始めると、
 緑の美しい草原に、澄んだ川が流れ空をゆく雲が映っている。
 洗われるような景色です。
 ポリゴンではない、ドット絵の勝利です。
 このグラフィックの美しさと、動きの細かさ惚れこんでしまいました

 「ラグナセンティ」「シルヴァンテイル」と同じ開発元なので、その辺はお墨付きです。

 ストーリーもグラフィックと同じくほのぼの系で、ただ単に敵と戦うだけではなく、ミニゲーム的な冒険もあったりするので、いろいろと楽しめます。

 ジャンルは、アクションRPGになっていますが、アクションゲームと思ってもらったほうがいいです。
 しかも、簡単ですのでアクションゲームが苦手な人でも楽しめます。

 また、武器栽培するというシステムがユニークで、
 「はやさ」「ちから」「ひろさ」のパラメーターを持つ武器7種類に、
 「地」「水」「風」「火」の属性を選び、
 さらに、オプションの攻撃方法として、
 「春」「夏」「秋」「冬」種類が選べます。

 武器の属性と、敵の属性の相性が分かりにくい場合もありますが、分かってくると敵がより楽に倒せるようになります。

 ですが、この武器栽培システム、魔法がゲーム全体にあまり反映されていない点が残念です。

 また、アクションが簡単と書きましたが、ボス戦までも簡単なため、ラスボスでさえも戦闘緊迫感がないということも難点です。

 ですが、手抜きはありませんし、プレイ時間も短めなので、息抜きや、殺伐としたゲームに疲れたときにプレイするといいでしょう。

 少なくなってきているドット絵ゲームの素晴らしさを、このゲームで見直してみてはいかがでしょうか?


同系作品

「魔法騎士レイアース」(セガ サターン)

「新世紀ラグナセンティ」(メガドライブ)

「シルヴァンテイル」(ゲームギア)



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