世界設定別
ガゼッタ・ミスタラ ワールド
この世界の発端は、ボックスタイプで発売されたD&Dエキスパートセットの一枚の地図からでした。
AD&Dには、最初からグレイホークという世界設定がありましたが、D&Dにはカラメイコス大公国を中心とする地図が一枚あるだけで、厳密な世界設定は存在しませんでした。
その地図のひとつの国を、ひとつのサプリメントとして事細かに設定してのが、『ガゼッタ(本当の発音は違うらしいですが)』と呼ばれる世界設定でした。
ガゼッタでは、一国一国の歴史から社会、政治、気候、モンスターの棲息状況などの設定するだけでなく、新たな職業や呪文、技能システムなどの新ルールが追加されていました。
中には、コボルドやゴブリンなんかのヒューマノイドをPC(レベルの高い敵キャラ)として使用するためのルールなんかもあります。
そしてカラメイコス大公国周辺の国がひと通り出揃うと、今度は地下の空洞世界をプレイするための設定も発売されました。
ちなみにこの世界の大陸は、超大陸パンゲアを基にしていて、カラメイコス大公国は今で言うアメリカ東岸辺りになります。
ところで、ガゼッタワールドとして発売された世界設定が、いつの間にやら『ミスタラ』という名前になってますが、これはこの設定をAD&Dに組みこむ際につけられた名前のようです。
本場アメリカでは、AD&Dの方が主流で、ガゼッタの詳細な世界設定を使わないのはもったいないということで、AD&Dでも使えるようにしたのではないかと思われます。
そんなわけで、「竜剣物語」と「魔術師の遺産」はD&Dに分類しましたが、魔法なんかを見るとAD&Dの小説なのかもしれません。
ただ、ガゼッタでも、数多くの呪文が追加されているらしいので、ホントのところはどうかわかりませんが。
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