バックナンバー室(10)No.27〜No.30
 

No.28

では、前回の復習問題です。
●問題  次の日本語を英語にしましょう

1.  机(の上)には本が(一冊)あります
2.  箱の中にキャンディー;candy がいくらかあります
3.  彼はグランド;ground [(グ)ラゥ(ンド)](の上)にいます
4.  あなたの手紙(複数)はテーブル(の上)にあります
5.  本棚; bookshelf [ブッ(ク)・シェ(ルフ)](の上)には
               2冊の辞書;dictionary [ディ(ク)・シャ・ネ・リ]があります

答えは最後に

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<今回のテーマ>
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                                                  Here is(are) 〜.
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名詞が「不特定」の場合、つまり「何かが」ある、という時は、There is(are) 〜.

そして、「特定」されている時(the、my、人 など)は

  Your bag is in the closet.             あなたの鞄は押し入れにあります

などと言います。      closet [(ク)ラ・ズィッ(ト)](名)(押し入れ、物置)

この時も、まず、鞄がある、ということを Your bag is で表していますから、There is(are) 〜.の場合と同じように、その後にどこにあるのかという場所が示されているのは、当然と言えます。

ものが「どこか」にあるわけなので、その後にどこにあるのかを示す語( in the closet、on the desk など)が続きます。

そしてこの「どこか」が「ここ」の場合、「ここに〜がある」という時にはこう言います。
 

○ あるものが「ここに」あるという場合

  Here is a handkerchief.  ここにハンカチがあります
  Here are your handkerchieves.  あなたのハンカチ(複数)

handkerchief [ハ(ン)・カー・チ(フ)](名)(ハンカチ)

このように、Here is(are) 〜. の形で、  「ここに〜がある」と表します。

この時は、名詞の不特定・特定は特別考える必要はありません。(うーん、これは楽ですね)

  Here is a frog.      ここに蛙(カエル)がいます
  Here is your tea.    ここにあなたのお茶があります (お茶をどうぞ)

frog [(フ)ロ(グ)](名)(カエル・蛙)
tea [ティ](名)(お茶、特に紅茶)  tea といえば普通は紅茶のことです、black tea という言い方もあります。
日本の「お茶」なら green tea などと言います、烏龍茶は oolong tea [ウー・ロ(ング)]
加藤茶は、Cha Kato
コーヒーは coffee [コ・フィ]です。

コーヒーやお茶の「一杯」は  a cup of coffee(tea)   と言います。

cup [カッ(プ)]は、カップや茶碗のこと。of [オ(ブ)](前)(〜の)ここは「分量;〜の(入った)」の of です

2杯なら two cups of coffee(tea)  と言います。

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                                                    and、or、but
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今回は、あと and、or、but についてやりましょう。

これらを文法では、等位接続詞と読んでいます。(語や文などを対等に結びつけるのでこう呼ばれます)
単に「接続詞」ということが分かっていればいいでしょう。

では、順に見ていきましょう。

○  and  [ア(ンド)]

A and B; A「と・そして」 B などのように使われます

  I like baseball and music.    私は野球と音楽が好きだ

気をつけるのは、「 A と B と C 」などと3つ以上のものを並べて言う時は、英語では、

A, B, and C   と最後の語の前に and を付けることです。

  She likes red, white, and black.         彼女は赤と白と黒が好きだった
この語順に気を付けて下さい。

and は日本語でもおなじみですね、& とも書きます

  you and I ;あなたと私
  bread and butter;(バターとパン、つまり)バターをぬったパン
  day and night;昼も夜も
 

○ or [オ(ァ)]

A or B ; A 「または・それとも」 B  のように使います。

疑問文でよく使われます。

Are you a teacher or a policeman?         あなたは先生ですか、それとも警察官ですか

こう聞かれたら、どちらかを答えればいいんですから、
I am a teacher. とか I'm a policeman. などと答えます。

これも、and と同じように、3つ以上のものを並べる時は、

A, B, or C   と最後の語の前に or を付けましょう。

Are you a teacher, a policeman, or a doctor?
                                    あなたは教師ですか、警察官ですか、それとも医者ですか
 

○ but [バッ(ト)]

「しかし・だが」と前の語・文に対して反対の意味(逆接)を表します。

  She is poor but kind.           彼女は貧しいが、親切です
  He is young, but I am old.     彼は若い、しかし私は年をとっている

poor [プ(ァ)](形)(貧しい)   kind [カィ(ンド)](形)(親切な)
young [ヤ(ング)](形)(若い)   old [オゥ(ルド)](形)(古い、年をとった)

今回は A, B, and C の形を覚えて下さいね。

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◎ちょっとだけ英会話 〜あいさつ編〜

毎回、すこしずつ会話表現を紹介していきます。ここでは、文法はそんなに考えずすすめましょう。

「信じらんな〜い」「ウソだろ〜」なんて驚く時には、この2つの言葉を覚えておいてください。

  Unbelievable! [ア(ン)・ビ・リー・ヴァ・(ブル)]
  Incredible!   [イ(ン)・(ク)レ・ダ・(ブル)]
 

グリーンのそばからのアプローチショットがなんと、カップイン。

  Unbelievable! または  Incredible!

マークシートのテストで何を間違ったか、100点をとってしまった。成績表をみて、一言。

  Unbelievable! または  Incredible!

阪神が優勝した!

  Unbelievable! または  Incredible!

うちに帰ったら、泥棒に入られていた…

  Unbelievable! または  Incredible!

酔っぱらって、次の朝起きたら知らない人が隣で寝てた…

  Unbelievable! または  Incredible!

奇跡体験

  Unbelievable!

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◎問題の答え 1.2.3.4.5.6.

1. There is a book on the desk.           机(の上)には本が(一冊)あります
2. There are some candies in the box.  箱の中にキャンディーがいくらかあります
3. He is on the ground.          彼はグランド(の上)にいます
4. Your letters are on the table.          あなたの手紙(複数)はテーブル(の上)にあります
5. There are two dictionaries on the bookshelf.   本棚 bookshelf (の上)には 2冊の辞書があります

※ candy、dictionary は複数形に注意しましょう
ちなみに、box → boxes、bookshelf → bookshelves と変わります。

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No.29

では、前回の復習問題です。
●問題  (  )の中に適切な語をいれ文を完成させよう

1. (   ) (   ) many cherry trees in the park.   公園にはさくらの木がたくさんあります
2. (   ) (  ) a textbook.    ここに教科書があります
3. She is rich (   ) sickly.   彼女は裕福だが、病弱です
4. She (   ) a dog, a (   ), (   ) a monkey.     彼女は犬と猫と猿を持っている(飼っている)
5. 彼女は犬か猫か猿を飼っていますか? (これを英語で)

※ cherry tree [チェ・リ  トゥ・リ](さくらの木)     textbook [テ(クスト)・ブッ(ク)](名)(教科書)
   sickly [スィ(ク)・リ](形)(病弱な)       monkey [マ(ン)・キ](名)(猿)

答えは最後に
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<今回のテーマ>
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                                                be動詞の過去形
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日本語も「現在」「過去」「未来」のことを言う時には言い方が違ってきます、例えば、「現在」のことを言うのには、「学校に行きます」と言いますが、時間的に前のこと、昔のことつまり、「過去」のことを言うのには、「学校に行った」と表現が変わりま
す。
英語も日本語と同じように、「現在」「過去」「未来」のことを言う時には、表現が変わってきます。
「現在」のことを言うのは「現在形」、同じように「過去形」、「未来形」と呼びます。

ちなみに、今までやってきたのはすべて現在のことについての表現でした、そう「現在形」だったんです。
そしてこれからやるのは、過去のことについて話す場合、つまり「過去形」です。

今回は、「be動詞」の「過去形」について見ていきましょう。

はっきり言って簡単です、覚えることは2つだけ。

was [ワ(ズ)]と were [ワ(ァ)]たったこれだけです。

今までやってきたbe動詞の「現在形」は am、are、is の3種類(be動詞3兄弟)でしたが、「過去形」は2つ。

  am、is の過去形 ― was

  are の過去形     ― were

今まで、am と is を使っていたところを was、are を were に機械的に変えるだけで、「過去形」へと変身してしまいます。

○ 普通の文(肯定文)

  I am happy.  →    I was happy.
  私は幸せです        私は幸せだった
  She is in the room.   →   She was in the room.
  彼女は部屋にいます           彼女は部屋にいた
  You are rich.         →   You were rich.
  あなたは裕福(お金持ち)です  あなたは裕福でした

単語をひとつだけ変えるだけですから、簡単ですね。

「疑問文」「否定文」も全く同じです。

○ 疑問文

  Is your father in China?   →  Was your father in China?
あなたのお父さんは中国           あなたのお父さんは中国に
               にいますか                       いましたか

答えは、  Yes, he is. または No, he is not(isn't)t.
              → Yes, he was. または No, he was not(wasn't).

※ wasn't は was not を短くした形(短縮形)です。

  Are you students?    →   Were you students?
  あなた達は生徒・学生ですか    あなた達は学生でしたか

答えは、 Yes, we are. No, we aren't.
               → Yes, we were.  No, we were not(weren't).

※ weren't は were not の 短縮形です。
 

○ 否定文

  The teddy bear is not (isn't) new.      そのテディベア(クマのぬいぐるみ)は新しくない
→  The teddy bear was not(wasn't) new.    そのテディベアは新しくなかった

new [ニュー](形)(新しい)

  They are not(aren't) busy.  彼らは忙しくない
→  They were not (weren't) busy. 彼らは忙しくなかった

busy [ビ・ズィ](形)(忙しい)

この間やったばかりの、There is(are)なども同じように、 There was(were) となります。

どうですか、本当に am、is を was に、are を were にちょこっと変えるだけで、あっという間にbe動詞の「過去形」が出来上がりです、考えることもなくすぐに作れるはずです。
これにて一件落着。

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◎ちょっとだけ英会話 〜旅行編〜

毎回、すこしずつ会話表現を紹介していきます。
ここでは、文法はそんなに考えずすすめましょう。

今回からは初めての海外旅行で、困らないための英会話を学んで行きましょう。まずは、行きの機内です。
とは、言っても日本発の航空便ではほとんどの便が日本語を話せるスチュワーデスさんなどが搭乗していますから、実際には英語はそれ程使わないんですけどね。

離陸して飛行機が安定飛行の状態になると、飲み物のサービスが始まります。

  Would you like some orange juice?     オレンジジュースはいかがですか
[ウッ(ド)  ユー ラィ(ク) サ(ム) オ・リ(ンジ)  ジュー(ス)]

Would you like 〜?      「〜はいかがですか」と相手に尋ねる丁寧な表現です

相手はどれだけジュースを飲むのかわからない(一杯かも知れないし何杯も飲むかも知れないので、some とします)

飲みたい時は、     Yes, please.  はい、お願いします
飲みたくなければ、 No, thank you. いいえ、結構です

と返事をしましょう。

また、
  What would you like to drink? お飲み物は何に致しましょうか

( what は「何を?」を尋ねる時に使う言葉です。)
「何にするか」、とこう聞かれたら、自分が飲みたいものを言えばいいんです。
drink [(ド)リ(ンク)](動)(飲む)
(文法は考えなくて結構です)

  Coffee, (please).    コーヒーを(お願いします)
  Coke, (please).      コーラを(お願いします)

coke [コゥ(ク)](名)(コカ・コーラ)あなたは、コーラ派、それともペプシ派?

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◎問題の答え

1. (There) (are) many cherry trees in the park.     公園にはさくらの木がたくさんあります
2. (Here) (is) a textbook.    ここに教科書があります
3. She is rich (but) sickly.    彼女は裕福だが、病弱です
4. She has a dog, a (cat), (and) a monkey.     彼女は犬と猫と猿を持っている(飼っている)
5. Does she have a dog, a cat, or a monkey?    彼女は犬か猫か猿を飼っていますか?

※ A, B, and C と A, B, or C   最後に and や or を付けてください
3人称単数の時は、have は has に変わりましたね。                                    (END)
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No.30
 

では、前回の復習問題です。
●問題  (  )の中に適切な語をいれ文を完成させよう

1. I (  ) sick yesterday.         私は昨日病気だった(具合が悪かった)
2. You (  ) my friend.            あなたは私の友達だった
3. (  ) she a teacher before?  彼女は以前先生だったの?
   No, she (  ) (  ).                いいえ、違います。
4. They (    ) soccer players. 彼らはサッカー選手じゃなかった
  次の文を英語で答えましょう
5. その公園には3匹の猿がいました (猿;monkey、公園;park)

※ yesterday [(イ)エ'(ス)・タ・ディ](副)(昨日)     sick [スィッ(ク)](形)(病気の)
   before [ビ・フォ'ー](副)(以前)

答えは最後に
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<今回のテーマ>
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                                                   一般動詞の過去形
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前回はbe動詞の過去形についてやりましたから、今回は一般動詞について見ていきましょう。

一般動詞を過去形にするためには、まず2つのパターンに分けられます。ひとつは「規則動詞」もうひとつは「不規則動詞」と呼ばれるものです。

規則動詞   ―   原形(もとの形)に ed 又は d を付けると過去形になる動詞
                     ( ed、d を規則的につけるだけでいいので規則動詞です)

不規則動詞  ―  不規則に形を変えて過去形になる動詞
 

うーん、すべてが規則動詞だと問題はないんですが、不規則動詞もあるんでこれが大変かな、しょうがないのでひとつずつ覚えていくしかないですね。
では、順にさらに見ていきましょう。

○ 規則動詞の過去形

(1)原形 + ed          一番簡単に過去形が作れます

          look (見る) → looked     play(遊ぶ) → played
          watch (見る)→ watched    want(欲しい) → wanted

(2)語尾が e で終わる語 + d      e で終わっているので、付け加えるのは d だけでいいんです

           like(好む) → liked  love(愛する) → loved
           use (使う) → used   die [ダィ](死ぬ)→ died

(3)語尾がアクセントのある
         「短母音+子音字」で終わる語            子音字を重ねて + ed

        stop(止まる) → stopped   drop(落ちる) → dropped

※ 短母音とはその名の通り短い母音のことです、「ストップ」「ドロップ」は、トッ、ロッと切ったような発音になってますね。この形は数的にはそれ程多くはないので、ひとつずつ覚えていきましょう。

(4)語尾が「子音字 + y」の時         y を i に変えて + ed

      study(勉強する)→ studied   try(試す)→ tried
      carry(運ぶ) → carried      fry(揚げる)→ fried

この形は見覚えがあると思います、名詞や一般動詞に s、es を付ける時にも出てきましたね。(No.11、19)

※ 先程出てきた play は y の前は a という母音字で終わっていますから、これは普通に ed を付けます。
  母音字( a i u e o )

stay(滞在する、とどまる) も母音字 + y で終わっていますから ed をつけて stayed となります。
 

○ 不規則動詞の過去形

これはもう名前の通り不規則に変化しますから、その変化を覚えるしかありません。(あしからず)まあ、難しく考えずゆっくり覚えましょう。
主なものを挙げると、

       have・has(持つ)→ had[ハッ(ド)]  go(行く)→ went[ウェ(ント)]
       come(来る)→ came[ケ(ィム)]      cut(切る)→ cut[カッ(ト)]
       take(取る)→ took[トゥッ(ク)]  give(与える)→ gave[ゲィ(ヴ)]

などなどがあります。cut なんかは過去形になっても形が変わらないんですね、こういう単語もあります。

最初は覚えるのが大変かもしれません、一度にたくさんの単語を覚えるのは大変ですが、何度もやっていると自然に覚えてきます。毎日少しずつでいいんです。

では、実際に過去形の文を作ってみましょう。

まずは、現在形で

  I play the organ piano every day.       私は毎日オルガンを弾きます

この文の every day を yesterday(昨日)と変えて過去形の文にしましょう。  organ [オ'ー・ガ(ン)]

  I played the organ yesterday.         私は昨日オルガンを弾きました

yesterday 昨日のことを言うわけですから、「過去形」にしなければなりません、play の過去形は played になります。

では、次。

  She has an antique watch.        彼女はアンティークの腕時計を持っています

antique [ア(ン)・ティ'ー(ク)](形)(古来の、古風な)(うーん、いい仕事の時計をひとつぐらいは欲しいですよね)

では、これに last year (去年)を付けます、

  She had an antique watch last year.     彼女は去年アンティークの時計を持っていた

last [ラ(スト)](形)(前の)        last week は「先週」 last night は「昨晩」のことになります
 

※ここで注意するのは、現在形で、主語が3人称単数の時は既にやったように、動詞の最後に s、es を付けました( have → has )

「過去形の動詞」は主語がなんでも「形は変わらない」のです。

また、これはこんな言い方もできます、

主語によって動詞の形が変わるのは 「主語が3人称単数の現在形の時だけ」である
(こっちの方が覚えやすいかな)

3人称単数の現在形には動詞の語尾に s、es が付きます。
これを略して「3単現の s、es 」と呼びます。

動詞の語尾を変えるのは「3単現の s、es 」の時だけだと覚えておいて下さい。

では、もう一つ、

  He goes to the zoo.彼は動物園に行く zoo[ズー](名)(動物園)

現在形の場合で、主語は3人称単数の he、「3単現の s、es 」ですから、go は es をつけて goes とします。

これを過去形にします、go(goes)は不規則動詞で went に変化するので、

  He went to the zoo. 彼は動物園に行った

こうなりますね。

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◎ちょっとだけ英会話 〜旅行編〜

毎回、すこしずつ会話表現を紹介していきます。ここでは、文法はそんなに考えずすすめましょう。

機内での楽しみと言えば、やはり機内食(?)
(私の場合はビールなどのお酒かな、飛行機や新幹線に乗ると昼間お酒を飲んでいいような気になるのはなぜ)
大抵、肉類か魚類、2種類は用意はされています(あとベジタリアンの方用の食事もありますか)。

スッチーさんが、どちらにしますか、と尋ねに来てくれます。

  Which would you like (for dinner), beef or fish?   (お食事は)牛肉と魚、どちらに致しますか

which [(フ)イッ(チ)]疑問詞で、「どっち?」と尋ねる時に用います。「ご注文はどっち?」の「どっち」です。
dinner [ディ'・ナー](名)(食事・日本で言えば夕食にあたるもの)
beef [ビー(フ)](名)(牛肉)    fish [フィッ(シュ)](名)(魚)

こんな感じで聞かれます、最初の which を聞いた時点で「どっち」にするか尋ねてるな、ということが分かっていれば後の、beef、fish の言葉を聞けば、肉か魚かどっちにする? と聞いているのだと推測も出来るでしょう。

こう聞かれたら、自分の食べたい方、

  Beef, (please).   牛肉を(お願いします)        please を付けると丁寧になります
  Fish, (please).    魚を(お願いします)

どちらかを言えばいいのです。
(しかし、最後の方になると肉がもう無いこともあったりして…)
たくさん食べたい人は遠慮無く(?)おかわりを頼んで下さい、余っていればくれますからね。
(私も一度だけおかわりをしたことがあります)

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◎問題の答え

1. I (was) sick yesterday.       私は昨日病気だった(具合が悪かった)
2. You (were) my friend.        あなたは私の友達だった
3. (Was) she a teacher before?     彼女は以前先生だったの?
   No, she (was) (not).           いいえ、違います。
4. They (weren't) soccer players.    彼らはサッカー選手じゃなかった
5. There were three monkeys in the park.  その公園には猿が3匹いました
 

※ monkey は「母音字 + y」なので、そのまま s を付けます。                           (END)
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