バックナンバー室(11)No.31〜No.33No.31
では、前回の復習問題です。
●問題 ( )の中に適切な語をいれ文を完成させよう1. I ( ) a camera. 私はカメラが欲しい
2. He ( ) her. 彼は彼女が好きだった
3. He ( ) the guitar last night. 彼は昨日ギターを弾いた
4. The clock ( ). その時計は止まった
5. 彼女は昨日英語を勉強した (これを英語に)※ camera [キャ'・マ・ラ](名)(カメラ) her [ハ(ァ)](代)(彼女を・に)
clock [(ク)ロッ(ク)](名)(時計)掛け時計、置き時計のことをいいます。答えは最後に
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<今回のテーマ>
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一般動詞の過去形(疑問文・否定文)
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前回は一般動詞の過去形についてやりましたが、それは普通の文、つまり肯定文の場合でした、今回は残りの疑問文と否定文についてやります。既にやった現在形の場合は、do を使って疑問文と否定文を作りましたね、They go to school. の疑問文、否定文はそれぞれ、
Do they go to school? They don't go to school.
そして主語が3人称の単数の場合は does を使って He goes to school.この文もそれぞれ、
Does he go to school? He doesn't go to school. でした。
「過去形」の場合は現在形に比べるとはるかに簡単です、現在形の時に使っていた do、does の代わりに
did [ディッ(ド)]を使う
これだけで簡単に過去形の疑問文と、否定文ができます。では実際に見てみましょう。
Do they go to school? この疑問文の「過去形」は do を did に変えて
Did they go to school? 彼らは学校に行きましたか
これに対する返事は、現在形の場合は Yes, they do. No, they don't(do not).
これも do を did に変えてYes, they did. No, they didn't(did not). ※ didn't [ディ(ドント)]は did not の短縮形です。
They don't(do not) go to school.この否定文の「過去形」も do を did に変えると
They didn't(did not) go to school. 彼らは学校に行かなかった
こうなります、簡単ですね。変わっているのは do の所が did に入れ替わっているだけです。
では、続いてDoes he go to school? この疑問文の時も Does を did に変えて
Did he go to school? 彼は学校に行きましたか
これに対する返事は、現在形の場合は Yes, he does. No, he doesn't(does not).の does を did に変えて
Yes, he did. No, he didn't(did not).
He doesn't go to school. 否定文の「過去形」も同様に
He didn't go to school. 彼は学校に行かなかった となります。
過去形になると「3人称単数」は意識する必要はないんですね、
he、she、it や人名でも作り方は他の主語の時と同じになります。前回もいいましたが、動詞の最後に s、es を付けたりして形が他と変わるのは主語が3人称単数の現在形の時だけ、なのです。
あくまで「現在形」の時だけの注意事なのです。
また、前回やった「動詞」の過去形で、go の過去形は went だとしましたが、疑問文や否定文ではもとの形(原形)のままになっています、これは
They don't(do not) go to school. なら do が did に変化して
They didn't(did not) go to school. となるのですが、
これはつまり、現在形「 do の過去形が did 」と言うことなのです、 ※ does の過去形も did
didn't(did not)と言っている時点で「過去形」であることが分かりますから、その後の動詞 go はもう過去形にする必要がなくなるんです。(2度手間になりますからね、面倒なんですね)
疑問文も Did he 〜 の時点で does の過去形の did が使われていますからこれで過去形であることは分かります。ですから後のgo はもう過去形にする必要がないんです。
現在形の疑問文、否定文が作れる人にとっては「過去形」の疑問文、否定文はもうおちゃのこさいさいですよね。
「 do、does → did に変える」
これだけで「過去形」の疑問文、否定文は作れます。
過去形は普通の文(肯定文)の時の不規則動詞の変化を覚えるのが大変なんですが、疑問文、否定文は本当に楽ですね。では今回は宿題ということで、buy [バィ](動)(買う) とevery day (毎日) と yesterday (昨日) を使って英文を作ってみてください。
1. 私は毎日新聞を買う
2. 1 の主語を「彼」にして
3. 2 を疑問文にして、答え方を2通り
4. 私は昨日新聞を買った
5. 4 の主語を「私の父」にして
6. 5の文を否定文に
7. 5の文を疑問文にして、答え方を2通り答えは次回のマガジンで… buy の過去形等は調べてみて下さい
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◎ちょっとだけ英会話 〜旅行編〜毎回、すこしずつ会話表現を紹介していきます。
ここでは、文法はそんなに考えずすすめましょう。今回は May I 〜 ? 〜してもいいですか
飛行機の中でタバコが吸いたくなったら(今は多くが禁煙席ですけどね)、まあバスでもどこでもですけど隣の人に一言ぐらいあった方がいいですよね。そんな時、
May I smoke? タバコを吸ってもいいですか
[メィ アィ (ス)モゥ(ク)]may (助動)(〜してもいい)と「許可」を表す語です。ここは疑問文ですから「〜してもいいですか」となります。
smoke (動)(喫煙する)また、may の代わりに can [キャ(ン)](助動)(〜できる)を用いて
Can I smoke? とも言えます。私はタバコが吸えますか、と相手に尋ねているのですから「タバコを
吸ってもいいですか」の意味になります。こう言われたら「どうぞ」と言ってあげましょう。
Yes, please. とか Yes, certainly.[サ'ー・タ(ン)・リ] などと言えばいいです。
この May I? や Can I? は便利な言葉で後に何もつけなくてもこのままでいろんなシチュエーションでも使えます。
先の場合ならタバコを吸うし仕草をしながら May I? と言えばタバコを吸っていいですか、ということだと分かりますし、座席のリクライニングを倒したい時も、後ろの人に向かってリクライニングのレバーに触りながら May I? と聞けばそれで相手にはリクライニングを倒したいんだな、ということが分かります。
日本語でも「(ちょっと)いいですか」なんて何をするのかという所は省略して言って相手に許可を求めますよね、それと同じです。
May I? Can I? だけでもいろんな場面で使えますから、覚えておくと便利です。
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◎問題の答え1. I (wanted) a camera. 私はカメラが欲しい
2. He (liked) her. 彼は彼女が好きだった
3. He (played) the guitar last night. 彼は昨日ギターを弾いた
4. The clock (stopped). その時計は止まった
5. She studied English yesterday. 彼女は昨日英語を勉強した※ He liked her. her は「彼女を・に」ですからそのまま訳すと彼は「彼女を」好きだった、ですが、日本語らしくすると「彼女が」になりますね。
stop の過去形はは p を重ねます。 (END)
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では、前回のメルマガ中で出した問題の解答です。答え
1. (私は毎日新聞を買う) I buy a newspaper every day.
2. (1 の主語を「彼」にして) He buys a newspaper every day.
※ buy はそのまま s を付けます。 e, es は3単現の主語の時だけ動詞に付きます。
3. (2 を疑問文にして、答え方を2通り)
Does he buy a newspaper every day? Yes, he does. No, he doesn't(does not).
4. (私は昨日新聞を買った) I bought a newspaper yesterday.
※ buy の過去形は bought [ボー(ト)]です。
5. (4 の主語を「私の父」にして)
My father bought a newspaper yesterday.
6. (5の文を否定文に)
My father didn't (did not) buy a newspaper yesterday.
7. (5の文を疑問文にして、答え方を2通り)
Did my father buy a newspaper yesterday? Yes, he did. No, he didn't(did not).どうでした、全部正解しましたか。では続いて
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●問題 ( )の中に適切な語をいれ文を完成させよう1. He ( ) me a chance. 彼は私にチャンスを与えた(くれた)
2. He ( ) ( ) me a chance.
彼は私にチャンスをくれなかった
3. He ( ) her. 彼は彼女を・が好きだった
4. ( ) he ( ) her? 彼は彼女を・が好きでしたか
5. She ( ) a dog. 彼女は犬を(持っている)飼っている
She ( ) a dog. 彼女は犬を(持っていた)飼っていた※ chance [チャ(ンス)](名)(機会、チャンス) her [ハー](代)(彼女を・に)
答えは最後に
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<今回のテーマ>
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人称代名詞
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「人称代名詞」と聞くと、急に難しくなったような気がしますが、 これはもうやっています。既に、I、we は1人称、you は2人称、he などは3人称などとして分けています。この時の「人称」のことです、
「人や物を称(しょう) する」時に使う代名詞なので人物称代名詞、この「物」を取って、「人称代名詞」と言います。 (称するとは、言うの意味です)代名詞は、「名詞」の「代わり」をするから「代名詞」、その中でも人や物を言う(称す)のが人称代名詞です。
○ 代名詞 ― 人称代名詞 ― 所有代名詞
― 再帰代名詞「代名詞」という大きな枠の中に「人称代名詞」が含まれ、更に そこには「所有代名詞」「再帰代名詞」なるものが仲間に入ること になります。
(まあ、これらはどうでもいいことではありますが)
所有代名詞は次回に、再帰代名詞についてはいずれ取り上げます。
人称代名詞についてはもうすでにいくつか出て来ています、先程あげた I、we、you、he などの
「〜が・は」の意味で主語になるもの、そして my、your「〜の」の意味のもの、そして me、you、her
などの「〜を・に」の意味になるものを既に取り上げています。今まで取り上げたもの、まだ取り上げていないものも含めて今回は
人称代名詞としてまとめておきましょう。まず、今までにやっていることはまずこれです、(No.17参照)
_______ 単数 _________ 複数 _____
_ 一人称 __ I __________ we _____
_ 二人称 _ you __________ you ___
he
三人称 she they
_______________ it ___________________________これらはもうやっている通り、「主語」になる代名詞の語句(つまり
「格」)ですから「主格」といいます。○ 主格 主語になる格(語句)の代名詞
これに対して、my、your は例えば、my pencil、your bag など
「私の?」「あなたの?」とそれが誰の物であるのかを表していま
す、それがあるものの「所有」を表す語句(「格」)ですから、
「所有格」といいます。○ 所有格 所有を表す格(語句)の代名詞
また、me、you、her は I like you. I like her. のように
「あなたを(好き)」「彼女を(好き)」
と動詞の表す動作・作用が影響を及ぼす対象を表す語句です、これ
を「目的語」と言うのですが、
このように「目的語」になる語句(「格」)ですから、
「目的格」といいます。○ 目的格 目的語になる格(語句)の代名詞
では、これをもとに人称代名詞を分けてみましょう。
______________________________単数____________________________
主格 所有格 目的格
________(〜が・は)_________(〜の)_________(〜を・に)____一人称 I my me
――――――――――――――――――――
二人称 you your you
――――――――――――――――――――
he his him
三人称 she her her
it its it
――――――――――――――――――――※ his [ヒ(ズ)] him [ヒ(ム)] its [イッ(ツ)]
(彼の) (彼を・に) (それの)___________________________複数____________________________
主格 所有格 目的格
(〜が・は) (〜の) (〜を・に)
――――――――――――――――――――
一人称 we our us
――――――――――――――――――――
二人称 you your you
――――――――――――――――――――
三人称 they their them
――――――――――――――――――――※ our [アゥ(ァ)] us [ア(ス)] their [ゼァ] them [ゼ(ム)]
(私たちの) (私たちを・に) (彼らの) (彼らを・に)まあ、今回は前半の説明部分はどうでもいいですから、上の人称代名詞を I my me you your you … they their them まで順に覚えて 下さい。
「私たちの」ペン)、なら our pen
「彼らの」部屋、なら their room
I love you. を「彼を」好き、にすると I love him.
「彼女を」にすると、I love her.
などとすぐに言えるようになるまで繰り返して覚えて下さい。‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
◎ちょっとだけ英会話 〜旅行編〜
今回は英会話ではなく、まだ飛行機を利用したことがない人へのアドバイスを…
まず、飛行機への搭乗の際は靴をきちんと脱ぐこと、そしてスチュワーデスのお姉さんに「初めてなんでよろしくお願いします」と 挨拶をすること…
(というのは、もちろん冗談です、以前こんなことを言ってた人がいたものですからマネしてみました)「こいつ飛行機に乗ったことがないのか」と思われたくない人のためにこのアドバイスを、
○ 離着陸の際には、ベルトを締めてシートを乗った時の状態、つまり背を真っ直ぐにしましょう。
これは飛行機に乗ったことがある人なら常識なんですが、慣れてないと出来ないんです、ベルトは締めてもシートを戻すのを忘れることがありますから。そうなると、スチュワーデスさんがご丁寧に、
「お客様、着陸態勢に入りますので、シートをもとに戻して頂けますか」とわざわざ言いに来てくれます。
こうなると「こいつあんまり飛行機に乗ったことないな」というのがバレバレ状態となりますのでご注意を、また自分一人だけこのように注意されるとこれがまた恥ずかしい状況になります。また、トイレは禁煙です、学生の人は学校のトイレのつもりでタバコをちょっと一服しないように、センサーが付いているとそれに引っかかって吸っているのがバレバレです。添乗員の方に注意されるのはもちろん、修学旅行だと先生にもバレて大変なことになる可能性もあります。灰皿があるといっても、安心して吸わないようにして下さい。
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◎問題の答え1. He (gave) me a chance. 彼は私にチャンスを与えた(くれた)
2. He (didn't) (give) me a chance. 彼は私にチャンスをくれなかった
3. He (liked) her. 彼は彼女を・が好きだった
4. (Did) he (like) her? 彼は彼女を・が好きでしたか
5. She (has) a dog. 彼女は犬を(持っている)飼っている
She (had) a dog. 彼女は犬を(持っていた)飼っていた※ give [ギ(ヴ)](動)(与える)の過去形は gave [ゲィ(ヴ)] have(has) の過去形は had [ハッ(ド)]です。
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では、前回の復習問題です。
●問題 ( )の中に適切な語をいれ文を完成させよう1. I gave ( ) a present. 私は彼にプレゼントをあげた
2. She ( ) ( ). 彼女は彼らを愛しています
3. He ( ) like ( ). 彼は彼女を好きではなかった
4. Come to ( ) room. 私たちの部屋に来なさい
5. The dog moved ( ) leg. その犬は(それの・その)脚を動かした※ give [ギ(ヴ)]- gave [ゲィ(ヴ)](動)(与える) present [(プ)レ'・ザ(ント)](名)(プレゼント・贈り物)
move [ムー(ヴ)](動)(動く、動かす) leg [レッ(グ)](名)(脚)答えは最後に
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<今回のテーマ>
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所有代名詞
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今回は、「所有代名詞」についてやりましょう。と、その前に前回「所有格」について取り上げましたが、
○ 所有格 所有を表す格(語句)の代名詞);「〜の」 ( my, your, his …など)
これらは、「私」の・「彼」の・「彼女」の・「私たち」・の、など代名詞である「私」「彼」「彼女」「私たち」の所有を表す語です。
これは、例えば「先生の」とか「私の父の」「香織の」などと言う場合もありますね、こんな時はどう言うかというと、
◎ 「名詞」の所有格
○ 無生物の場合 of を用いる
a case of beer ビール「の」のケース the cap of a bottle ビン「の」キャップ
case [ケィ(ス)](名)(箱) beer [ビァ](名)(ビール) cap [キャッ(プ)](ビンのふた)
bottle [バ(トル)](名)(ビン) ( bottle cap という言葉もありますが)ビールやボトルは生物ではありませんから、 〜 of … で「 … の 〜 」という表現になります。
○ 生物の場合 's をつける
our teacher's car 私たちの先生の車 my father's golf bag 私の父のゴルフバック
Kaori's diamond ring 香織のダイヤの指輪diamond [ダィ'(ァ)・マ(ンド)](形)(ダイヤの)(名)(ダイヤ) ちなみに金は gold [ゴー(ルド)]、
銀は silver [シ'(ル)・バー]
ring [リ(ング)](名)(指輪) 「リングウイルス」なら a ring virus [バィ'(ァ)・ラ(ス)]となります、
「ウイルス」ではなく virus です。※ s で終わる語には 's または単に ' を付けます
Chris's bike または Chris' bike クリスの自転車
their boss's chair または boss' ボスの椅子Chris [(ク)リ(ス)](人名) bike [バィ(ク)](名)(自転車、バイク) boss [ボ(ス)](名)(長、ボス)
これが基本となります。
では、「所有代名詞」に入りましょう。
○ 所有代名詞 「〜のもの」を表す代名詞
「所有代名詞」と「所有格」の違いが分かりづらいかも知れませんから比較してみましょう。
This is my pencil. [所有格 + 名詞] これは私の鉛筆です
This pencil is mine. [所有代名詞] この鉛筆は私のものです
(mine = my pencil)mine [マィ(ン)](代)(私のもの)
「所有格」は「名詞」と結びついて「?の(名詞)」を表します。 一方、「所有代名詞」は単独で「?のもの」を表します。つまり、
所有代名詞 = 所有格 + 名詞
の関係があると言えます。ですから、
Is this Sachiyo's ring? これはサチヨの指輪ですかと聞かれた時に、「いいえ、私の指輪です」と言う 場合、
No, it's my ring.[所有格 + 名詞]いいえ、それは私の指輪です
No, it's mine.[所有代名詞] いいえ、それは私のものです
という答え方ができます。ここでは mine = my ring となります。
Is that your diary? あれはあなたの日記ですか
No, it is her diary. いいえ、それは彼女の日記です
No, it is hers. いいえ、それは彼女のものですdiary [ダ'ィ(ァ)・リ](名)(日記) hers [ハー(ズ)](代)(彼女のもの)
この時は、hers = her diary ということです。
このように本来なら2語でいうところが所有代名詞を使うと1語で済むわけです。では、所有代名詞の一覧です。
______ 単数 __________ 複数 ________
一人称 mine [マィ(ン)] ours [アゥ(ァズ)]
_________ (私のもの) ____ (私たちのもの) ___二人称 yours [ユァ(ズ)] yours [ユァ(ズ)]
_________ (あなたのもの) ____ (あなたたちのもの)his [ヒ(ズ)](彼のもの)
三人称 hers [ハー(ズ)] theirs[ゼァ(ズ)]
(彼女のもの) (彼ら・彼女らのもの)
_______________________________________※ it には所有代名詞はありません。 (「それのもの」というのは日本語にしても変ですからね)
では、前回の人称代名詞の表に所有代名詞を加えた表です
____________________________単数________________________________
主格 所有格 目的格 所有代名詞
(〜が・は (〜の) (〜を・に) (〜のもの)
―――――――――――――――――――――――
一人称 I my me mine
―――――――――――――――――――――――
二人称 you your you yours ※ 同じ形のものに注意
―――――――――――――――――――――――
he his him his
三人称 she her her hers 所有代名詞は所有格に
it its it × s を付けた形
――――――――――――――――――――――― ( mine を除く、 it の所有代名詞はなし)____________________________複数_______________________________________
主格 所有格 目的格 所有代名詞
(〜が・は (〜の) (〜を・に) (〜のもの)
―――――――――――――――――――――――
一人称 we our us ours
―――――――――――――――――――――――
二人称 you your you yours
―――――――――――――――――――――――
三人称 they their them theirs
―――――――――――――――――――――――これらは、何度も繰り返してきちんと身に付けて下さい。
所有代名詞の覚え方は所有格を覚えていれば簡単です。
my → mine に変わる以外は、所有格に s を付けると所有代名詞になっています。(his は既に s が付いていますからそのまま) ですから、簡単にいうと、mine を覚える以外は前回の表さえ覚えてしまえばそれでもいい、ということになります。
では、もう少し例題を、
Look at that boy. His cap is blue. Mine is red.
あの少年を見てごらん 彼の帽子は青です 私のものは赤です※ this や that は This is 〜, That is 〜の 形で主語になるだけでなく、 this boy なら「この」少年、that boy なら「あの」少年このようにも使えます。
※ mine = my hat です。
※ mine は主語になっています、このように「所有代名詞は主語になる」のです。
This is my bag. Mine is big. (mine = my bag)
これは私のバッグです 私のものは大きいです
(単数)These are my pens. Mine are good. (mine = my pens)
これらは私のペンです 私のものはいいです
(複数)また、上の文での mine は一つのバッグのことを示しているので、be動詞は is が使われていますし、下の文での mine は複数のペンのことですから、be動詞は are が使われていることに注目して下さい。
Is this Sachiyo's ring. それはサチヨの指輪ですか
こう聞かれて答える時には、
Yes, it is Sachiyo's ring.
Yes, it is her ring.
Yes, it is hers.
Yes, it is Sachiyo's. などと言えます。※ 最後の Sachiyo's の後には ring が省略されています、前に出た名詞を繰り返す場合には、このように省略ができます。 下の二つのようにすると、前に一度出た ring という語を繰り返し使う必要がなくなるのです。
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◎ちょっとだけ英会話 〜旅行編〜毎回、すこしずつ会話表現を紹介していきます。 ここでは、文法はそんなに考えずすすめましょう。
トランジット、乗り換えをする場合
目的地の都市へ行くのに直行便でなく、一旦他の都市に寄ってそこで飛行機を乗り換えることがあります。
transit [(ト)ラ'(ン)・ジッ(ト)](名)(通過)1.飛行機を降りる際にはトランジットパス(通過券)を渡されますから、それを持って、
2.Transit Passengers の標識に沿って進んで下さい。
passenger [パ'ッ・セ(ン)・ジャー](名)(乗客・旅客)万一、その標識が分からなくどこへ行ってよいのか、分からなくなってしまったら、係員の人に自分のパスを見せながら、
Where can I check in. チェックインはどこでできますか(するのですか)
Where is the United Airlines counter? ユナイテットエアラインズのカウンターはどこですか
(乗り継ぐ航空会社の名前を言います)などと聞きましょう。
where [ゥエ(ァ)]は「どこ?」と場所を尋ねる時に用います。
can は「〜できる」の意味を表します。 check in [チェッ(ク) イ(ン)]は日本語にもなっていますね。
counter [カゥ(ン)・ター](名)(カウンター)3.乗り継ぎカウンターで乗り換える便の搭乗手続きをする
4.ゲートナンバーを確認してそこで待つゲートナンバーはしっかり確認しましょう、搭乗手続きの際にも教えてくれますし、券にも書いてあるでしょう。
空港はとにかく広い(ところもある)ので、番号が違うととんでもないところに行ってしまう可能性もありますので、注意して下さい。 後は自分の便の案内があるまで待っていましょう。
不安のある方は、自分と同じ行き先の人を見つけたらその人を注意して見ておけばいいんです、後はその人に付いていけばまず大丈夫でしょうからね。
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◎問題の答え1. I gave (him) a present.
2. She (loves) (them).
3. He (didn't) like (her).
4. Come to (our) room.
5. The dog moved (its) leg.※ leg は s がついていない「単数形」ですから、動かした足は1本であったことにも注意して下さい。
(複数形なら legs となります) (END)‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐