バックナンバー室(12)No.34〜No.36

No.34

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では、前回の復習問題です。
●問題  (  )の中に適切な語をいれ文を完成させよう

1. Are these (   ) boots (  ) (  )?           (   ).
これらはあなたのブーツですか、        私のものです
              それとも彼のものですか
2. That is (  ) notebook, this is (   ).     あれは彼のノートです     これはあなたのものです

3. I love (  ), but (  ) father (   ) like (  ). 私は彼女を愛している、しかし彼女の父は私を好きではない

4. (  ) earrings are cheap. (    ) are expensive.  私のイヤリングは安い。 ひろ子のものは高価だ

5. (   ) room (  ) large.    彼らの部屋は大きかった

6. I (   ) to the zoo with (   ).   私は動物園へ彼らと一緒に行った

※ boot [ブー(ト)](名)ブーツ
(両足にしますから boots と複数形になります、靴も shoe[シュー]が両足で shoes[シュー(ズ)]です)
earring [イ'ァ・リ(ング)](名)(イヤリング) ear 耳にする ring ですから earring です。これも普通は両方の耳にしますから、複数形になります。
cheap [チー(プ)](形)(安い、安物の)            expensive [イ(クス)・ペ'(ン)・スィ(ヴ)](形)(高価な)
large [ラー(ジ)](形)(大きい)                      with [ウィ(ズ)](前)(〜とともに・いっしょに)
私たちと一緒なら、with us、私と一緒なら、with me と「目的格」をとります。

答えは最後に
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<今回のテーマ>
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                                                       疑問詞(1)
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日本語で「いつ、どこ、だれ、なに、なぜ、どのように」などのように物事をたずねる時に使う語を英語では「疑問詞」といいます。

今までの疑問文が主に Yes, No で答えていたのとは逆に( A or B? と尋ねる時は別でしたが)

○ 疑問詞を使った疑問文は「Yes, No では答えられないもの」となります。

(「いつ、どこ、だれ、なに、なぜ、どのように」と聞かれた時に「はい・いいえ」で答えるわけがありませんから考えてみれば当たり前ですね)

また、
○ 疑問詞はふつう「文頭」に置かれます。

これをまず念頭に軽くおいておいて、疑問詞を実際に見ていきましょう。
まず、主な疑問詞を紹介しておきます。

  when [(ゥ)エ(ン)](いつ)  where [(ゥ)エァ](どこで)
  who [フー](だれが)       what [(ゥ)ワッ(ト)](なに)
  why [(ゥ)ワィ](なぜ)     which [(ゥ)イ・ッ(チ)](どれ)
  how [ハゥ](どのように)

※ w で始まるもののほとんどのものの最初の発音は(ゥ)と表記してありますが、口の形は「 h 」つまり「ハ」と言う時の口の形ですから、when なら「フェン」、where なら「フェァ」とも聞こえます、かなり微妙でカタカナで表記するのは難しいですが、ここでは一応(ゥ)と表記しておきます。

では、疑問詞を使った疑問文の作り方についてひとつずつ見て行きましょう(順不同)

まず、前提として「疑問文」であることを確認しておいて下さい。
 

○ what 「なに」

  What's your name, (please)?   あなたのお名前は    (No.17 の英会話のコーナーで出てきた言葉です)

疑問詞を使った疑問文も何も考えなくてもすらりと言えるようになれればいいのですが、慣れるまで最初は疑問文をつくるのもなかなか大変だと思います。そんな時は「ふつうの形」を一度考えてみると後は機械的に疑問文が作れます。

What's your name, (please)? なら、もともとは

1. ふつうの形を考える

普通に「名前は○○です」と言う時は  Your name is ○○.です。

この時の ○○ が分からないので、この○○を疑問詞 what 「なに」を用いて尋ねます。ですから、

2. 分からない所を疑問詞にして前に出す

ここの○○の所を聞くのですから、これを what に置き換えて 前に出すと、  What your name is.

3. 疑問文のルールで文を作る

後は、今までに学習した疑問文の作り方をそのまま使えばよいのです。What your name is. be動詞の疑問文はbe動詞を前に出すだけですからこれを前に出します。そして? を付ければ良いのです。

  What is your name?

※ 疑問詞が一番前に来ます、疑問詞が「文頭」です。
what is の短縮形が what's [(ゥ)ワッ(ツ)]です。 please を付けると丁寧な表現になります。

  What is (= What's) your name, (please)?

こうなります。

  What is (= What's) this?   これは何ですか

これだと、1. 普通に言う時は This is ○○. です、この○○の部分が何であるか分からないので 2.○○を what にして前に出し3.疑問文のルールに沿って is を前に出せば
  What is (= What's) this? となります。

ではもう一つ、
  What do you study?    あなたは何を勉強しているのですか

1.普通に言うなら、「あなたは○○を勉強しています」ですから  You study ○○.  2. ○○を what にして前に出し 3.疑問文のルールに沿ってここは do を前に出せば、
  What do you study? となります。

その内容が分かっている場合の言い方、つまり普通の言い方が分かれば機械的な作業で疑問文が作れます。

では「彼は昨日何を食べましたか」という疑問文を作ってみましょう、1. 普通に言うなら「彼は昨日○○を食べた」ですから、  He ate ○○ yesterday. となります。

「食べる」は eat を使いました。eat [イー(ト)] - ate [エィ(ト)] と変化します。
2.○○を what にして前に出し、3. 疑問文のルールに沿ってここは過去形ですから did を前に出せば、
  What did he eat yesterday? となります。

このようしてに作ると簡単に疑問文が作れます、これが基本的な作り方です。

※「時刻」を尋ねる場合、「(今)何時ですか」と言う時ならば、

1. 普通に「(今)何時です」と言う時には It is ○○ (now). と「時間」を表す it を使って言います。(○○の所に時間が入ります)
2.○○を what にして前に出し、3.疑問文のルールに沿って is を前に出せば良いのですが、それだと「時間」を尋ねていることが明確にならないので、time [タィ(ム)](名)(時間)という語を一緒に使って「時間」を尋ねているということをはっきりさせます。ですから、
  What time is it (now)?       となります。now[ナゥ](副)(今)
 

○ when  「いつ」        時間を尋ねる時に用います

「彼女はいつテニスをしましたか」という文を作るのなら、まず、

1. 普通に言うのなら She played tennis ○○. となります。○○の所に yesterday とか last Sunday(前の日曜日)などの語句が入ります。この○○の部分が分からないのですから
2.○○を時間を尋ねる疑問詞 when にして前に出し、
3.疑問文のルールに沿って did を前に出すと
  When did she play tennis?     となります。

「あなたはいつ起きましたか」ならば、
1. 普通に言うのなら You got up ○○. となります。○○ の所に時間などが入ります。
( get up ;起きる   get の過去形は got[ガッ(ト)])
2.○○を時間を尋ねる疑問詞 when にして前に出し、
3.疑問文のルールに沿って did を前に出すと
  When did you get up?      こうなります。
 

最初はこのように考えながら、疑問文を作っていくと間違いがないでしょう。

次回は残りの疑問詞をみていきます。
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◎ちょっとだけ英会話 〜旅行編〜

毎回、すこしずつ会話表現を紹介していきます。ここでは、文法はそんなに考えずすすめましょう。
 

目的地に着くと入国審査があります、入国審査のカウンターへに並んで機内で記入した入国カードとパスポートを準備しておきましょう。

その国の人と外国からの入国者とのカウンターは普通別ですから、外国人用のカウンターに並びます。
入国カードは国によって形式が少しずつ違いますから、分からないところがあれば、添乗員の方や周りの方に聞けばよいでしょう。
分かり難い所では… Occupation の欄には「職業」を記入して下さい。

前の人の入国審査が終われば、次は自分です。自分の番になったら係員の前に行き、入国カードとパスポートを審査官に見せます。

私たちが考える以上に応答の際に何も聞かれないことの方が多いです。
相手は1日に何千もの人を相手にしなくてはなりません、普通の人に見えるなら、ほとんど何も聞かれることはありません。逆に言えば、質問を受ければ少しはあやしく見えたのかも…
(まっ、審査官の気分次第でしょうね)

応答の形式は大体決まっていますから、慌てなければ大丈夫です。

  What's your name?   お名前は

聞かれたら自分の名前を言うだけですね。

  What's the purpose (of your visit)? 滞在の目的は何ですか

と尋ねられたら、

  Sightseeing.;観光です     Business.;仕事です

などと一言で済みます。
purpose [パ'ー・パ(ス)](名)(目的)          visit [ヴィ・ズィ'ッ(ト)](名)(訪問、滞在)
sightseeing [サ'ィ(ト)・スィー・イ(ング)](名)(観光、見物)  sight は「景色」 see は「見る」景色を見ることで「観光」です。

続きは次回に

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◎問題の答え

1. Are these (your) boots (or) (his)?      (Mine).
これらはあなたのブーツですか、            私のものです
              それとも彼のものですか
2. That is (his) notebook, this is (yours).  あれは彼のノートです。 これはあなたのものです
3. I love (her), but (her) father (doesn't) like (me).
                                     私は彼女を愛している、しかし彼女の父は私を好きではない
4. (My) earrings are cheap. (Hiroko's) are expensive.  私のイヤリングは安い。ひろ子のものは高価だ
5. (Their) room (was) large.   彼らの部屋は大きかった
6. I (went) to the zoo with (them).   私は動物園へ彼らと一緒に行った

※ 1. his = his boots    mine = my boots  his は「所有格」と「所有代名詞」が同じになります
3. her は「所有格」と「目的格」が同じです。
5. 部屋は room と単数形ですから一つです。                                              (END)
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No.35

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では、前回の復習問題です。

  He played tennis the day before yesterday.

1. 上の文の tennis のところを尋ねる疑問文は?
2. 同じく the day before yesterday を尋ねる疑問文は?
3.「彼女は何が好きですか」これを英語にすると?
4. They bought (  ) a plastic model.    彼らは彼にプラモデルを買ってあげた
   (  )の中に「彼に」の意味の語を入れて下さい
5. 上の a plastic model を尋ねる疑問文は?
6. 「(今)何時ですか」を英語にすると?

※ the day before yesterday ;おととい、一昨日       before は「前」を意味します。昨日の前の日、ですから「おととい」のことですね。
buy [バィ](動)(買う、買ってあげる)の過去形が bought [ボー(ト)]
plastic [(プ)ラ'(ス)・ティッ(ク)](形)(プラスチックの)    model [マ'・ダ(ル)](模型、手本、モデル)
プラモデルは plastic model を略した言い方です。

答えは最後に

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<今回のテーマ>
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                                                        疑問詞(2)
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では、今回は残りの疑問詞を見ていきましょう。

○ where   「どこで」        場所を尋ねる時に用います

  He is in my room.   彼は私の部屋にいます

※ in は「〜に、〜の中に」という場所を示しています。

1. これがふつうの形です、この文で in my room のところを尋ねるのなら、
2. 場所を尋ねる疑問詞 where に置き換えてこれを前に出し、
3. 疑問文のルールで文を作るとこうです、

  Where is he?    彼はどこにいますか

では、「彼女はどこに住んでいますか」という疑問文を作ってみましょう、

1.まず、ふつうの形「彼女は○○に住んでいる」というのは  She lives in ○○.

「〜に住む」という時は live の後にはin ○○ が続きます。 in ○○ で場所を示しています。

2. ここでは in ○○ の部分を尋ねるのですから、これを where にして前に出し、

3. 疑問文のルールで文を作ると、こうなります、

  Where does she live?   彼女はどこに住んでいますか
 

では、「彼は○○出身です」という時はまずこうです、

  He is from ○○. または  He comes from ○○.

「出身」は be from 〜、come from 〜 という言い方をします。※ from は「〜から」の意味を表す前置詞です。
from ○○ で場所を示しています、日本なら Japan、沖縄なら Okinawa など○○のところに出身地が入ります。

これを「彼の出身はどこですか」という疑問文にするなら、
1. ふつうの形は   He is from ○○.または He comes from ○○.

※ ここで注意するのは「出身」という意味になるのは from という「〜から」の意味の前置詞のおかげなのです。ですから、「出身」の意味にするのには from をはずせません。
よって、

2. ○○ の部分を where で置き換えて前に出し

3. 疑問文のルールに従って、

  Where is he from? または Where does he come from?

とこのように from を残したままにすることです。Where is he? だと「彼はどこにいますか」の意味になってしまいます。
 

○ why     「なぜ」          理由を尋ねる時に用います

まず、普通「理由」を述べる際はこう言います、

  I want this red T-shirt, because I like red very much.
                            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  私はこの赤のTシャツが欲しい、なぜなら赤がとても好きだから

と because [ビ・コ'ー(ズ)]を使って「理由」を説明します。下線部分の理由を尋ねるのが why です。ですから、

1. ふつうの形を考えて、2.尋ねるところは下線部のことについて
なのですから、これを why にして前に出し、3. 疑問文のルールに従えば、こうです、

  Why do you want this red T-shirt? [ティ'ー・サー(ト)]
         [ウォ(ント)](欲しい)
   どうして・なぜ君はこの赤のTシャツが欲しいの

そして Why 〜? と聞かれたら、Because 〜 の形で答えます。
 

○ how     「どのように」    様態・方法などを尋ねる時に用います

  How are you? (お元気ですか)というもうご存知のあいさつの言葉に how が使われています。そのまま訳すと「あなたはどうですか・いかがですか」となり相手の様子、状態を尋ねています。

これに対する答えは、I'm fine.(元気です)  この fine という状態を尋ねているのが how なのです。

  I went to Tokyo by plane.  私は東京へ飛行機で行った

by [バィ] は「?で」と手段を表している前置詞です
plane [(プ)レィ(ン)](名)(飛行機)     airplane [エァ・(プ)レィ(ン)]ともいいます

この文だと、by plane (飛行機で)という「どのように」行ったのかを尋ねる how を前に出し、疑問文にすると、

  How did you go to Tokyo?      あなたはどのようにして東京に行ったのですか

と、なります。この how は「手段、方法」を尋ねています。
 

how はまた、「数量、程度」を尋ねる時に使います。

  How old are you? あなたはいくつですか
   [オゥ(ルド)]

相手の「年齢」を尋ねる言葉です、年齢を言うときは、
  I am ○○ years old.  と言います。

この ○○ years を聞くのに how を使うのですが how だけでは年を尋ねているのが明確にならないので、old をつけるのです。

これと似たパターンで、how much 〜? や how long 〜?などの言い方があります、主なものをあげると

  how much     「金額」を尋ねる時に用いる
    [マッ(チ)]
  how tall        「高さ」を尋ねる時に用いる
    [トー(ル)]
  how long       「長さ(時間やもの)」を尋ねる時に用いる
    [ロ(ング)]
  how far        「距離」を尋ねる時に用いる
    [ファー]
  how often     「頻度;どれくらいしばしばか」を尋ねる時に
    [オ'・フ(ン)]
  how many (booksなどが続く) 「数量」を尋ねる時に用いる
    [メ'・ニ]

すべて how の後にある語で何について尋ねているのかが明確になっています。「数量、程度」を尋ねるときの決まり文句です。

これらになると、ふつうの形、例えば、

  I have three books. では、この形には many はありませんが、

「何冊の本」であるかを尋ねることを明確にするために、how many books として、many で「数量」を尋ねていることを、そして books でそれが本であることを明らかにしています。
ですから、

  How many books do you have? あなたは何冊の本を持っていますか

と、こうなるのです。
これが本ではなく CD なら how many CDs となります。

  How many CDs does he have? 彼は何枚のCDを持っていますか
 

他の much、long、far などもこれを付けることによって何について尋ねているのかを「明確」にする為にこれらが付くのです。
 
 

who、which  については次回に
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◎ちょっとだけ英会話 〜旅行編〜

毎回、すこしずつ会話表現を紹介していきます。
ここでは、文法はそんなに考えずすすめましょう。

入国審査の時に聞かれる一般的な質問です、

  How long will you stay?  どれくらい滞在されますか

stay [(ス)ティ](動)(滞在する)
will [ウィ(ル)](「未来」のことを表すときに用いる助動詞です)
How long 〜? 以下はいろんな言い方ができますが、これで始まればまず、滞在期間を尋ねていると思えばいいでしょう。
how long で「時間の長さ=期間」を尋ねています。

こう聞かれたら、何日間であるか答えればいいのです。

  Four days.  4日間です

などですね、よく分からないときは    About four days. 「およそ4日間です」などと答えます。
about [ア・バ'ゥ(ト)](形)(約・およそ)
 

  Where will you stay?  どちらへお泊りですか

疑問詞が where に変わっています。ホテル等は予め決まっているでしょうから、ホテル名を言えばいいのです。

  Do you have a return ticket? 帰りの切符は持っていますか

return [リ・タ'ー(ン)](形)(帰りの、戻りの)    国によっては、帰りのチケットを用意しておく必要のある国などもあります。

質問されることは、大体決まったことばかりなので、気楽に構えていても大丈夫です、もし相手の言葉が聞き取りにくかったなら…

  I beg your pardon. もう一度言ってもらえますか

  Excuse me. すいません、(もう一度言ってください)

などと、聞き返せばよいのです。

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◎問題の答え
1. What did he play the day before yesterday?     一昨日彼は何を(プレイ)しましたか
2. When did he play tennis? 彼はいつテニスをしましたか
3. What does she like?
4. They bought (him) a plastic model.      彼らは彼にプラモデルを買ってあげた
5. What did they buy him? 彼らは何を彼に買ってあげたのですか
6. What time is it (now)?

※ 3. この疑問文に対して答える時は She likes ○○. と動詞にs を付けますね。
4. 「彼に」以外に「私に」「私たちに」「彼女に」「彼らに」などいろいろ変えてみて自分で言う練習をしましょう。
5.過去形の疑問文の際には動詞が原形 buy に戻ります                                    (END)
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No.36
 

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では、前回の復習問題です。

●問題  上の文に対する答えが下の文です。
  (  )の中に適切な語をいれ文を完成させよう

1. (   ) (   ) you yesterday afternoon?
    I was in the school library.  私は学校の図書館にいました

2. (   ) (   ) is this?
   (   ) nineteen dollars ninety-eight cents.  それは19ドル98セントです

3. (   ) (   ) pencils (  ) you have?
    I have only two. 二つだけです

4. (   ) (   ) (  ) Mr.Baba?
    He was about seven feet.   およそ・約7フィートでした

5. (   ) (   )he hate Sachiyo?
   (   ) she is a liar.   それは彼女が嘘つきだからです

※ library [ラ'ィ(ブ)・ラ・リ](名)(図書館)              dollar [ダ'・ラー](名)(ドル、$)
   cent [セ(ント)](名)(セント、¢、1/100ドル)       only [オ'ゥ(ン)・リ](副)(ほんの、ただ〜だけ)
   feet [フィー(ト)](名) foot[フッ(ト)]の複数形  (フィート;長さの単位、足)
   hate [ヘィ(ト)](動)(憎む、嫌う)
 
 

答えは最後に
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<今回のテーマ>
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                                                    疑問詞(3)
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今回は疑問詞の who、which についてです。
まずは which から、

○ which         「どっち、どれ」     選択を尋ねる時に用います

  Which is her handbag?   どちらが彼女のハンドバッグですか

handbag [ハ'(ンド)・バッ(グ)](名)(ハンドバッグ)

1.これの元の文は、This is her handbag.(それは彼女のハンドバッグです) や That is her handbag.
または、Her handbag is this one. (彼女のハンドバッグはこれです)
           Her handbag is that one. (彼女のハンドバッグはあれです) などで表せます。

※ one は「物、人」の意味もあります、ここは handbag の繰り返しを避けて one が使われています。
this one この物、この人

2.これら文でいうと、this なのかそれとも that なのか、this one なのかthat one なのかと「どっちが」彼女のものであるかを尋ねるのですから、this や that、this one、that one に当たる部分を which に変えて前に出し

3.後は疑問文のルールに従って    Which is her handbag?  となります。

また、こんな言い方もあります、

  Which do you prefer, katsudon or tendon?   あなたはカツ丼または天丼のどちらをより好みますか
                                                               (あなたはカツ丼と天丼とどちらが好きですか)

prefer [(プ)リ・フ'ァー](動)(より好む)   何か「よりも」好き、なのが prefer です。

このように「 A と B のどちらが 」という際は A or B の形で尋ねます。

カツ丼が好きなら、 I prefer katsudon.(カツ丼がより好きだ) と答えます。

この which の使い方についてはいずれ「比較級」の際に再び見ていきますので今回はこの辺で…
 

○ who       「だれ」

  That boy is my friend. (あの少年は私の友達です)

この文で my friend の部分を尋ねる場合、あの少年は○○ですか、つまり、誰ですか、と聞く際は、この my friend に当たる部分を who にして前に出し、疑問文のルールに従うと、

  Who is that boy?  あの少年はだれですか

こうなります、Who are you? (あなたは誰ですか)なら元の形は I'm ○○.
  Who is she?(彼女は誰ですか)なら She is ○○. がもとの形。同様に  Who is their theacher?(彼らの先生は誰ですか)なら元の形はTheir teacher is ○○.となります。
 

では、元の形が次のような時はどうでしょう。

  He likes Takako.   彼はタカコが好きです
              ̄ ̄ ̄
  She invited him  to a party.  彼女は彼をパーティーに招待した
                  ̄ ̄
invite [イ(ン)・バ'ィ(ト)](動)(招待する)  「〜へ・に」招待する、という時は、この様に前置詞 to を使って、
その後にその招待先を示します。
to は「行き先;〜へ・に」を表しています。

この場合の下線の部分は文法的に言うと「目的語」になっています。
 

元の形は He likes ○○. She invited ○○ to a party.ですから、
これも同じように○○の部分を who にして前に出し、疑問文のルールに従って、

  Who does he like?     彼は誰を・が好きですか
  Who did she invited to a party?  彼女は誰をパーティに招待しましたか

と、なります。なぜこのような説明をするのかというと、このように「目的語;〜を・に」として尋ねる場合は whom という表現もあるからです。

  Whom does he like?     Whom did she invited to a party?

( whom は古い言い方で、現代では who が通常用いられます)
まっ、今はほとんど何も考えなくても who とさえすればいいので楽ですね。

みなさんが注意するのは次の場合です、

  He likes Takako.   She  invited him  to a party.
   ̄                     ̄ ̄
下線部を尋ねる場合、○○ likes Takako. ○○ invited him  to a party.
の○○を尋ねる、つまり「主語」として「誰が〜なのか」と聞く場合です

◎ 「主語」を尋ねる場合

  who の後は疑問文の形ではなく「一般動詞が続く」形になる

  He likes Takako.       →  Who likes Takako?  誰がタカコを好きですか
   ̄
  She  invited him to a party. → Who invited him to a party.
   ̄ ̄                            誰が彼をパーティーに誘ったのですか

(今までとは違いますね、do、does、did などは表れてきません)

この疑問文に対する答え方は、上の文なら He likes Takako.でもいいですがlikes Takako は前に出ていますから、同じことを言うのを避けて、Takako は省略し、likes は does に置き換えて、

  He does.  彼が好きです  (does = likes)

と簡単に言います、下の文なら、invited を did として、

  She did.  彼女が招待しました (did = invited)

と、この様に言います。

この「主語」を尋ねる時に後が「一般動詞」つまり疑問詞のルールに従わず、
普通の文の形になるもので、注意するのはこの who と what です。

※  what 及び who … 「主語」を尋ねるときは、後は「一般動詞」が続く

  What's(What is) in his desk?  彼の机の中には何があるの

元の形は、 ○○ is in his desk. (○○は机の中にある)です,主語である
○○を尋ねるていることが理解できると思います。

  What came to the door?    何がドアへ来たの

これの元の形は ○○ came to the door. です、主語の○○の部分を尋ねるのですから、後は普通の文を作る要領でいいのです。

犬が来たのなら、A dog did.(犬が来ました) と答えます。

どうですか、疑問詞は最後のところがややこしかったかも知れませんが、逆に言うと最後のところさえ理解ができれば、後はそれ程難しくないことが分かったと思います。

what と who が「主語」になる時は注意してください。

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◎ちょっとだけ英会話 〜旅行編〜

毎回、すこしずつ会話表現を紹介していきます。
ここでは、文法はそんなに考えずすすめましょう。

  荷物引き取り

入国審査が終わったら、預けておいた荷物を取りに行きます、自分の乗ってきた航空会社名とフライトナンバーが表示されたターンテーブルに載って出てきます。名前を書いたタグを貼っておくのとは別に、分かりやすいように目印をつけておくと遠くからでもすぐにわかっていいでしょう。
(すぐに出てくるとラッキー、なんですけどね…)

荷物を受け取ったら次は税関(COSTOMS カ'(ス)・タ(ムズ))です。

  税関

課税対象品は国によって様々、持ち込み禁止のものもありますから、事前に調べておくとよいでしょう。

  Do you have anything to declare?  何か申告するものがありますか

anything [エ'・ニ・シ(ング)](代名)(何か)      declare [ディ(ク)・レ'(ァ)](動)(申告する)
これが決まり文句です、ここで

何もないならば、Nothing (to declare).  (申告するものは)何もありません

nothing [ナ'・シ(ング)](代名)(何も〜ない)
簡単には、Nothing. ですし、単に首を振るだけでもいいでしょう。

Do you have〜? で尋ねられていますから、もちろん
  No, I don't. や No. だけで答えてもいいのです。
 

税関もほとんど素通りですが、あやしい(?)人は呼びとめられて、バッグの
中身を確認されることも…

  Please open this bag.  このバッグを開けて下さい

  What's (What is) this?       これは何ですか
  What are these?     これらは何ですか
  What's (What is) in the box?  その箱の中は何ですか

   (最後の文は主語を尋ねていますね、元の文は○○ is in the box.です)

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◎問題の答え

1. (Where) (were) you yesterday afternoon?
     あなたは昨日の午後どこにいましたか
   I was in the school library.  私は学校の図書館にいました

2. (How) (much) is this?  これはいくらですか
   (It's) nineteen dollars ninety-eight cents.それは19ドル98セントです

3. (How) (many) pencils (do) you have? 鉛筆を何本持っていますか
   I have only two. 二つだけです

4. (How) (tall) (was) Mr.Baba?    馬場さんはどれくらいの高さですか
   He was about seven feet.  約7フィートです

5. (Why) (does) he hate Sachiyo?  なぜ彼はサチヨを嫌っているのですか
   (Because) she is a liar.  それは彼女が嘘つきだからです

※ 問いかけに対する答えが現在形なのか、過去形なのかを見れば質問の時制も自ずと分かります。

  4.「高さ」を言うときには、
    tall や high を最後に置くことがあります。(tall は人の時だけ)

She is 5 feet 3 inches (tall, high).彼女は5フィート3インチ(の高さ)です
The building is 50 meters (high).    そのビルは50メートル(の高さ)です

meter [ミ'ー・ター](名)(メートル)
inch [イ(ンチ)](名)(長さの単位、1/12foot)                                                    (END)

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