バックナンバー室(18)No.52〜No.54

No.52

では、前回の復習問題です。
●問題  (  )の中に適切な語をいれ文を完成させよう

1. She killed (     ) (    ) month.  彼女は先月自殺をした

2. I (    ) it (     ).               私は自分でそれを作った

3. 2 を主語を we にすると(it はそのまま)

4. They introduced (      ). 彼らは彼女たち自身を紹介した → 自己紹介した

5. You (   ) do it (      ).  あなたはそれをあなた自身ですることができる

6. 5 の主語を「あなたたち」に変えて(it はそのまま)

※ month [マ(ンス)](名)(月) 空の「月」は moon [ムー(ン)]
introduce [イ(ン)・(ト)ラ・デ'ュー(ス)](動)(紹介する)

答えは最後に
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<今回のテーマ>
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                                                   再帰代名詞(2)
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では、もう一度再帰代名詞の復習から、

  He talked to me, "Don't mind." 彼は私に「心配するな」と話しかけた

mind [マ(ィンド)](動)(気にする)

talk は「話かける」の意味です、では「誰に」話しかけたのかということは英語ではその後に前置詞 to と代名詞(ここでは me)などを用いて、それを表すわけです。ここで彼女に、話かけたのなら her、私たちに、なら us、彼ら・彼女らに、ということであれば them などと代名詞は変化していきます。

通常はこのように、話かける対象は他人、つまり自分以外ですが時には「自分自身」に対して話かけるような場合もあるわけで、そのような時に、-self という再帰代名詞を用いて、それが「自分自身」に話しかけた、ということを表すのです。

  He talked to himself, "Don't mind." 彼は彼自身に「気にするな」と話しかけた
                                                                   → ひとりごとを言った

このように「主語と同一人物」(主語自身)を表すのが再帰代名詞ですから、主語が I なら myself、She なら herself、You なら yourself などと主語に対応した形になるのですね。

では、似たような表現をもう一つ、

  He said to himself, "Don't mind." 彼は「気にするな」と心の中で思った

said [セ(ド)](動);say [セ(ィ)]の過去形(言う、述べる)

ここも said 「言った、述べた」ですから、普通は「誰に」言ったのかは、私になら to me、あなたになら、to you などと言いますが、「自分自身」に対してですから再帰代名詞が使われます。
(talk の方は話す時の「音」を伴いますが、say は考え・メッセージを「伝える」ことを表し、このような場合には必ずしも「音」を伴わなくてもよい訳です)ですから、say to oneself で自分自身に伝える(音・声なしで)、ということで、「心の中で思う」という意味になります。

○ talk to oneself ;ひとりごとを言う
    say to oneself   ;心の中で思う

よく似ているようですが「音」があるなしで、このように意味が変わってくる語句なので注意して下さい。

また、kill oneself で「自殺する」の意味でしたが、似たような語句(?)をいくつか紹介しておきましょう、

  shoot oneself ;ピストル自殺をする  shoot [シュー(ト)]
  gas oneself    ;ガス自殺をする
  throw oneself into 〜;〜に身を投げる
 throw [(ス)ロ(ゥ)](投げる)       into [イ'(ン)・タ、イ'(ン)・トゥ](前)〜の中に)

She threw herself into the river.  彼女はその川に身を投げた

また他には She used to praise her son. 彼女は息子をよく誉めたものだ
praise [(プ)ラ(ィズ)](動)(誉める、称賛する)

この her son の所を、再帰代名詞を使うと、
She used praise herself. 彼女は彼女自身をよく誉めたものだ
つまり、「自画自賛」した、という意味になりますね。

では、最後にこの2つの語句を紹介しておきます、
 

○  by oneself   自分だけで、(自分)ひとりで、ひとりでに

    for oneself  自分のために、(自分)ひとりで
 

by は「動作の主体」(つまり誰が動作を行ったか)を表す前置詞です。
by oneself 「自分自身の手によって」行った、というのが元の意味です。
そこから「(自分)ひとりで」「ひとりでに」の意味にもなります。

これに対し for の方は「〜のために」の意味を表す前置詞ですから、
for oneself で「自分自身のために」、ここから「自分のためにみずから」、「(自分)ひとりで」の意味になります。

どちらも同じように「(自分)ひとりで」の意味で使われますが、by と for の持つ意味の感覚も身につけて下さい。

いくつか例文を見てみましょう、

(1) by oneself

  He went out by himself.  彼は「ひとりで」出ていった
                 go out ;外に出る、外出する

  He used to live the house by himself.     彼は当時その家に「ひとりで」住んでいた
                                                    (※ この used to は「過去の状態」を表す、No.47)

  You have to clean your room by yourselves.
                                                   君たちは「自分たちだけ」で部屋を掃除しなきゃ

  She was by herself.   彼女は「ひとり」だった → 一人ぼっちだった

  The window closed by itself. その窓は「ひとりでに」閉まった
 

(2) for oneself

  We built a new house for ourselves.    私たちは「自分たちのために」新しい家を建てた

  You had better do your homework for yourself.
                                                     君は宿題を「自分ひとりで」やった方がいいよ
  Think for yourself. 「ひとりで」考えなさい
                                                      think [シィ(ンク)](動)考える、思う

最後の文は、これと比べてみて下さい。
  She thought only of herself. 彼女は自分のことばかり考えていた
                     thought [ソー(ト)];think の過去形
                     only [オ'(ゥン)・リ](副)(ただ?だけ)
think of 〜 で「〜について考える」の意味です、〜の部分が him なら「彼」について考える、などとなります。「自分自身」について考えるから、このように再帰代名詞が使われるのです。
 

今日のまとめ

◎ talk to oneself ;ひとりごとを言う
    say to oneself  ;心の中で思う

◎ by oneself   自分だけで、(自分)ひとりで、ひとりでに
    for oneself  自分のために、(自分)ひとりで

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◎ちょっとだけ英会話 〜旅行編〜

毎回、すこしずつ会話表現を紹介していきます。
ここでは、文法はそんなに考えずすすめましょう。

当初の予定より滞在が長くなる場合もあるでしょう、そんな時は

  I'd(I would) like to stay one more night. もう一泊とまりたいのですが

stay [(ス)テ(ィ)](動)(滞在する、泊まる)     more [モー(ァ)](形)(さらに多くの)
「もう一泊したい」は「もう一晩滞在したい」と英語では言います。

これが二泊なら、one more night を two more nights として、
  I'd like to stay two more nights. とします。
(two と複数になりますから、night に s を付けて付けて複数にします)三泊なら three more nights …ですね

チェックアウトの際はこう言います

  I'd(I would) like to check out. チェックアウトします
  I'm checking out.

また、こんな言い方もできるでしょう、
  Check, please.      お会計お願いします、お勘定お願いします
  (My) Bill, please.

bill [ビ(ル)](名)(請求書、勘定書)
Check, please.の方がアメリカではよく使われます、
レストランなどの会計の際も、使える言葉なので覚えておくといいでしょう。

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◎問題の答え

1. She killed (herself) (last) month.  彼女は先月自殺をした
2. I (made) it (myself).               私は自分でそれを作った
3. We made it ourselves.               私たちはそれを私たちで作った
4. They introduced (themselves). 彼らは彼女たち自身を紹介した → 自己紹介した
5. You (can) do it (yourself).    あなたはそれをあなた自身ですることができる
6. You can do it yourselves.

※ 1. 先月は last month、去年は last year、先週なら last week、では「昨日」は?
2. make (作る) の過去形は made [メ(ィド)]
4. introduce は「紹介する」の意味です、ここでは「誰を」紹介するのかというと、それが themselves、彼女たち(自分たち)自身を紹介するのですから、「自己紹介」の意味になります。introduce oneself で「自己紹介する」となります。(oneself は主語によって変化する)
5.6. 単数なら yourself、二人以上の複数になると yourselves になるので注意。
2.3.5.6.は「強意用法」です。
「昨日」は yesterday ですよね、last day と思った人はいませんか…

                                                                                                              (END)
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No.53

では、前回の復習問題です。
●問題  (  )の中に適切な語をいれ文を完成させよう

1. She (    ) to (      ), "Come on!"  「さあ、がんばれ」と彼女は心の中で思った

2. She (     ) to (      ), "Come on!"
                                           「さあ、がんばれ」と彼女はひとりごとを言った・つぶやいた
3. You'd (      ) not drink (  ) (       ) every day.
                                        あなたは毎日ひとりでお酒を飲むのはよした方がいいですよ
4. Try it (   ) yourself.        自分でやってみなさい(自分のために)

5. The doors opened (  ) (        ).    そのドアたちはひとりでに開いた

※ try [(ト)ラ(ィ)](動)(試みる、試しにやってみる)

答えは最後に
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<今回のテーマ>
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                                                  現在進行形(1)
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今回は現在進行形についてです、文字だけを見ると現在進行形の進行を取ると、現在形になりますから、まずこの2つを見比べてみましょう。

  He studies English.        彼は英語を勉強をしています[現在形]
  He is studying English.    彼は今英語の勉強をしている[現在進行形]

「現在形」にはかなり慣れたと思いますが、もう一度注意して見ると、
She plays the piano. 彼女はピアノを弾きます
Dogs have a tail.    犬はしっぽを持っています(しっぽがあります)
これらのように、実は現在の「習慣」や「反復」の動作を表したり、「真理」を表すのが「現在形」なのです。

「英語を勉強する」というのも「ピアノを弾く」という動作も、それは日常的に勉強したり、弾いたりしている時がある訳ですね、
また、犬にしっぽがあるというのは、当たり前、当然の「真理」です、これらを表す時に使うのが、「現在形」だと考えることができます。

○ 現在形   「動作」の「習慣、反復」そして「真理」を表す

これに対して下の文の「現在進行形」の場合は、その動作が「今」行われていることを表しています。まさに「今」彼は勉強をしているのです、このように現在進行中の動作を表すのが、現在進行形になります。

○ 現在進行形    「今〜している・〜いているところだ」
                                   「動作」が「今」進行中であることを表す

今日は先の「現在形」よりもこちらの「進行形」の方のイメージをつかんで下さい、まさに・ちょうど「今」その動作が行われている、この「今」のところさえつかめば大丈夫です。
では、進行形の作り方です、

○ 現在進行形の作り方   be動詞の現在形 + 動詞の原形(ing)
                                   (am, are, is)

言葉で覚えようとすると大変かも知れませんが、要は am, are, is の後に動詞を持って来て最後に ing を付けるだけなんですね。
では、実際に現在進行形を見ていきます、最初に「現在形」その後に「現在進行形」の文を紹介していきます。

  I read this book.            私はこの本を読んでいます
     ↓
  I'm reading this book.       私は「今」この本を読んでいます

主語が I ですからbe動詞は am をですから I am、ここでは I'm となっていますね、そして動詞 read に ing を付けて reading 、これで現在進行形になります。

  He plays the guitar.       彼はギターを弾きます
        ↓
  He is playing the guitar.  彼はギターを「今」弾いています

主語は He なのでbe動詞は is そして plays の「原形」は play ですからそれに ing を付けて playing ですね。

  We study music in his room.   私たちは彼の部屋で音楽を勉強しています
        ↓
  We are studying music in his room.  彼の部屋で「今」勉強をしています

これは主語が We ですから、be動詞は are、そして study に ing を付けます。

  She has dinner with her mother.   彼女は母親と夕食を食べます
         ↓
  She is having dinner with her mother. 母親と夕食を「今」食べています

She だからbe動詞は is、そして has の原形は have ですね、これに ing を付けると having となります。(ing の付け方は次回に)

どうですか、作り方も何度かやってみればすぐにマスターできると思いますがどうでしょうか。
そしてこの「現在進行形」には「 be動詞」が使われていますね、be動詞が使われている、ということは…

○ 現在進行形の疑問文、否定文の作り方     be動詞 を使った文と同じ

   疑問文   be動詞が前に出る
   否定文   be動詞の後に not を付ける

be動詞の疑問文、否定文が作ることができるなら、ここも簡単に疑問文、否定文が作ることができます。先ほどの文を疑問文にするなら、

  I'm reading this book.  → Are you reading this book? この本を今よんでいるところですか
         ( I を you に変えて)
                            Yes, I am.  はい読んでいます
                            No, I'm not. いいえ、読んでいません

  He is playing the guitar. → Is he playing the guitar?  彼は今ギターを弾いていますか
                            Yes, he is. はい、弾いています
                            No, he isn't. いいえ、弾いていません
否定文もそれぞれ、

  I'm not reading this book.   私は今この本を読んでいません
  He isn't playing the guitar. 彼は今ギターを弾いていません

と簡単に作ることができます。

では、ここでもう一つ、みなさんはbe動詞の形として「過去形」も知っていますね、
現在形のbe動詞を使うから「現在」進行形といいます、では「過去形」のbe動詞を使ったら…?そうです、もちろん「過去」進行形と言うのです。

現在進行形が現在の時、つまり「今」進行していることを表しましたが、
「過去進行形」は過去のある時点、つまり「その時」に動作が「進行していた」ことを表します。
※ 現在進行形、過去進行形を合わせて「進行形」と呼ぶことにします。
 

○ 過去進行形     「その時〜していた・〜しているところだった」

物語などでよく用いられることがありますね、昔々の過去のある時点で、

  The old woman was washing at a riverside.
                                             おばあさんはその時川岸で洗濯をしていました

old woman(lady);おばあさん    wash [ウォ(シュ)](動)(洗濯する、洗う)
riverside [リ'・ヴァー・サ(ィド)](名)(河岸)

と、川で洗濯をしていると、そこへ桃がどんぶらこ〜、なんて続くのです。
また、アリバイを聞かれたときなどは「その時は〜してました」と答えますよね。「その時」にまさに何をしていたか、つまりどういう動作を進行させていたのかが問題ですから、

  We were washing our jeans then.   私たちはその時ジーンズを洗っていました

jean [ジー(ン)](名)(ジーンズの片方) then [ゼ(ン)](副)(その時)
「ジーンズ1着」は正確には a pair of jeans と言います。

※ 過去進行形の疑問文、否定文も be動詞を使っていますから、作り方は先ほどと同じです。be動詞が「過去形」になっているだけですからね。
簡単に例をあげておきます。

  We were studying music in his room. 私たちは彼のその時部屋で音楽を勉強していました

         疑問文    → Were you studying music in his room?
                             Yes, we were.
                             No, we weren't.
         否定文    → We weren't studying music in his room.

  She was having dinner with her mother.
                                                彼女はその時お母さんと一緒に夕食を食べていました
         疑問文    → Was she having dinner with her mother?
                             Yes, she was.
                             No, she wasn't.
         否定文    → She wasn't having dinner with her mother.

現在進行形、過去進行形、いずれにせよ動作が「進行中」その動作の最中である、ことをイメージして下さい。

◎ 今日のまとめ

  進行形    be動詞 + 動詞の原形(ing)

be動詞が現在形なら「現在進行形」;(今)〜している、〜しているところだ
             過去形なら「過去進行形」;(その時)していた、〜していたところだった

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◎ちょっとだけ英会話 〜旅行編〜

毎回、すこしずつ会話表現を紹介していきます。ここでは、文法はそんなに考えずすすめましょう。

チェックアウトの際、ホテルと言わずレストランなどでも明細にはしっかり目を通すことです、日本ではそれ程ないことですが海外では、使ってもないのに電話料金が請求されていたり、頼んでもない料理が明細に載っていることは日常茶飯事、よ〜く確認しましょう。

  I think there is a mistake on this bill.    この請求書には間違いがあると思います

think [シィ(ンク)](動)(思う)
mistake [ミ(ス)・テ'(ィク)](名)(誤り、間違い)

I think で「私は思います」ということですね、では「何を」思うのかが、その後に述べられます。 I think の所で一度区切って、
I think / there is a mistake on this bill. とすると分かりやすいでしょう。

簡単にするなら、I think there is a mistake.   間違いがあると思います
さらに、             Is this a mistake?  これは間違いじゃないの
と言ってもいいですね。
そして、自分が利用しなかったサービスを伝えます、

  I didn't call to Japan.    日本には電話はしていませんよ
  I didn't have a coke in the mini bar. ミニバーのコーラは飲んでません

call [コー(ル)](動)(電話する)  call to 〜 ;〜に電話する
coke [コ(ゥク)](名)(コーラ)

支払いにカードやトラベラーズチェックを使うなら、

  Can I use a credit card?         クレジットカードは使えますか
  Can I use traveler's check?      トラベラーズチェックは使えますか

などと聞きます、もっと簡単にするなら、
  Card, OK?
  Traveler's check, OK?

これなどでもいいでしょう。           traveler's check ;旅行小切手
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◎問題の答え

1. She (said) to (herself), "Come on!"  「さあ、がんばれ」と彼女は心の中で思った
2. She (talked) to (herself), "Come on!"
                                           「さあ、がんばれ」と彼女はひとりごとを言った・つぶやいた
3. You'd (better) not drink (by) (yourself) every day.
                                        あなたは毎日ひとりでお酒を飲むのはよした方がいいですよ
4. Try it (for) yourself.          自分でやってみなさい(自分のために)
5. The doors opened (by) (themselves). そのドアたちはひとりでに開いた

※1.2. say to oneself;心の中で思う talk to oneself;ひとりごとを言う
3. You'd = You had

                                                                                                              (END)
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No.54

では、前回の復習問題です。
●問題  (  )の中に適切な語をいれ文を完成させよう

1. (   ) watching TV (  ) the living room.              私は居間でテレビを見ているところです

2. (   ) grandfather (  ) watering his plants.   彼のおじいちゃんは植木に水をやっています

3. My aunt (   ) (     ) in the field.              おばは(その時)畑で仕事をしているところでした

4. 1.2.3. を否定文に

5. 1.2.3. を疑問文に (my aunt は「あなたのおば」にして)

※ TV = television [テ'・ラ・ビ・ジョ(ン)](名)(テレビ)
living room [リ'・ヴ(ィング) ルー(ム)](名)(リビングルーム・居間)
water [ウ'ォ・ター](動)(水をやる)           plant [(プ)ラ(ント)](名)(植木、鉢)
aunt [ア(ント)](名)(おば、おばさん) 「おじ」は uncle [ア'(ン)・(クル)]
field [フィー(ルド)](名)(畑、野原)

答えは最後に
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<今回のテーマ>
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                                                  進行形(2)
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今回は現在進行形と過去進行形(合わせて「進行形」といいます)の2回目です。

「現在進行形の作り方」は「 be動詞の現在形 + 動詞の原形(ing)」であることは、前回説明しましたから今回はまずこの「動詞の原形(ing)」の形の作り方を紹介しておきます。

まずは、最も一般的、簡単な作り方、

(1) そのまま ing を付ける       play → playing    read → reading
                                         talk → talking    wash → washing

※ 語尾の y を s を付ける時の様に i に変える必要はありません。
                              study → studying     fly → flying
                               try   → trying     carry → carrying

                                          (No.19参照)

何も考えずに動詞の原形に -ing と付けるだけ、一番多い・普通なのがこれです。「多い、普通」なものはそれ程覚えなくていいんですね、どんなテストでもそうですが、差が付くのは「特別、特殊」なものなのです、こちらの方を出題者は好んで出しますからね。
ということで、ここも普通ではなく、特別なものに注意して下さい。では、紹介していきましょう。

(2) e で終わる語 ― e を取って ing を付ける
                                 come → coming    have → having
                                 take → taking    dance → dancing
                                  give → giving    write → writing

※ 例外 ―     be → being    see → seeing

これらの違いは最後の「 e の音を発音するか」しないかで違ってくるのですが、e で終わる語はほとんど e を取って ing を付ける、と一応覚えておいておくのが簡単な覚え方だと思います。
違うものが出てきた時に、その都度覚えるようにしておく方が楽に覚えられると思います。(もちろん e の発音のことを覚えておくのもいいですね)
being と seeing は覚えておいて下さい。

(3) ie で終わる語 → ie を y に変えて ing を付ける
                                   die → dying   lie → lying
                                [ダ(ィ)](死ぬ)   [ラ(ィ)](横になる)
                                   tie → tying
                               [タ(ィ)](結ぶ) ネクタイの「タイ」のこと

これは数が限られています、die と lie をまず覚えましょう。

(4) 「短母音 + 子音字」で終わる語 ― 子音字を重ねて ing を付ける
                                  run → running   stop → stopping
                                   sit → sitting    swim → swimming
                                  get → getting   drop → dropping

「短母音」とは文字どおり短い母音です、[アー]とか[イー]などと伸ばす「長母音」、[ア(ィ)][エ(ィ)][オ(ゥ)]などと母音が続く「二重母音」とは違い、[ア][イ][ウ]などと短く発音する音です。
「子音字」とは母音ではない音、つまり「子音」の音を表す文字、のことです。(真面目に覚えると頭が痛くなりますから、発音してみて[ア][イ][ウ][エ][オ]の様な音じゃない時がこれ、だと思って下さい)

例えば、run の[ラ]の部分の[ア]の所は短く発音されているので、最後の n を重ねて run → running ですが、
rain は発音記号だと [rein]、[ei]という二重母音ですから、そのまま ing を付けて rain  → raining
turn は[t∂:rn]、 [∂:r]と伸ばす長母音なので、これもそのまま、turn → turning  となります。

まあ、このあたりは真剣にやればきりがないので、母音がどうのこうのなどと考えるより、run → running   stop → stopping になるとだけ覚えるのもいいでしょう

ちなみにこの「短母音 + 子音字」のタイプはまだ奥が深く、例えば visit はvisitting ではなく、visiting となったりするのでさらに難しいんです。(なぜこうなるかの、説明は省略します)
ですから、「子音字を重ねるタイプ」の語としてひとつずつ覚えていく方が逆に簡単かも知れません。

ではこれらをもとに英文を見ていきましょう。

  The movie is showing in the theater. その映画は映画館で上映中です

show [ショ(ゥ)](動)(上映される)  theater [シ'ィ(ァ)・ター](名)(映画館)
show は普通に ing を付けるだけの(1)の場合です。

  He was having dinner, but Tetsuya is sleeping then.
    (eating, taking)
  彼はで夕食を食べているところでした、しかしテツヤはその時寝ていました

dinner [デ'ィ・ナー](名)(正餐(せいさん)) 日本だと普通は夕飯になる
have(eat, take) dinner ;夕食を食べる
sleep [(ス)リー(プ)](動)(寝る)      then [ゼ(ン)](副)(その時)

eat、sleep は(1)のパターン、have と take は(2)のパターンです。
He is having dinner は 現在形にすると He has dinner となりますが、
これを進行形にした時に hasing としないで下さい。
進行形の場合はは「動詞の原形」に ing を付けますから、has の「原形」のhave に ing を付けて下さい。

  They are dancing in quick rhythm. 彼らは速いリズムで踊っています

quick [(ク)ウィ(ク)](形)(動きが速い、すばやい)     rhythm [リ'・ザ(ム)](名)(リズム)
dance は(2)のパターンですね。

  She was lying on her bed.  彼女は(その時)ベッドに横になっていました

lie は (3)のパターンですから、lying です、これはよく出ますから覚えましょう。ちなみに lie は同じ字で「嘘(うそ)をつく」とか名詞で「嘘」の意味もあります、合わせて覚えて下さい。
  lie [ラ(ィ)](動)(横になる、横たわる) (動)(嘘をつく)(名)(嘘)

  The first train was running through the tunnel.
                                        始発列車はその時トンネルを通過しているところだった

  They are swimming in the lake.  彼らは湖で泳いでいます

first train ;(最初の列車なので)始発電車  「終電」は last train
through [(ス)ルー](前)(〜を通って、通り抜けて)   tunnel [タ'・ナ(ル)](名)(トンネル)
swim [(ス)ウィ(ム)](動)(泳ぐ)   lake [レ(ィク)](名)(湖)
run、swim は(4)のパターンになります。一番間違えやすいのが(4)のパターンでしょうね。
 

○「近い未来」を表す「現在進行形」

    現在進行形は come、go、start などの「発着」を表す語を使って、 「近い未来」を表すことがある

  He is coming here this evening.  彼は今晩ここに来ます

  I'm leaving this town tonight.   私は今夜この町を発ちます

leave [リー(ヴ)](動)(出発する、発つ)

彼が今晩来ることになっているのは、もう彼は飛行機に乗っていて、来る「ところ」なのかも知れません、またこちらに来ようと準備をしている「ところ」なのかも知れません、いずれにせよ彼が来ることは「はっきり」しており彼の気持ちや体は「来る」という動作へ向かっている「ところ」なのですね。
leave、これも自分が発つことは「はっきり」しています、その方向で考えている、準備をしているのですね。

「 be going to + 動詞の原形」で「(近い)未来」を表す(No.46)のも、このgoing という進行形の形が使われていましたね、go というのを心の動き、体の動きがある所、方向へ「行く」状態であると、とここも考えれば、これらと同じイメージで捕えれば「未来」や「意志」などを表す理由が何となく分かるような気になりませんか。
では、少しややこしいかも知れませんが、例文を、

  I'm going to see the movie. 彼はその映画を見にいくつもりです・
                                              見にいくでしょう「(近い)未来・意志など」

  I'm going to the movie tomorrow. 私は明日その映画に行きます
                                                                      tomorrow という「近い未来」

  Where are you going?    あなたは今どこに行くところですか
  I'm going to the movie. 私はその映画に行くところです「現在進行形」

一番上の文も、例えば tomorrow を付けると、2番目の文とほとんど同じ意味
になりますね。 I'm going to see the movie tomorrow.
                      私は明日その映画を見に行く予定です「近い未来」

ここからも、be going to が現在進行形と同じイメージから出てきた用法であることが分かるかと思います。
 

今日のまとめ

◎ 動詞の -ing 形の作り方

(1)そのまま ing を付ける
(2) e で終わる語 ― e を取って ing を付ける   ※  be → being    see → seeing
(3) ie で終わる語 → ie を y に変えて ing
                          die → dying   lie → lying
(4) 子音字を重ねるタイプ
                           run → running   stop → stopping
                           sit → sitting   swim → swimming
                           get → getting   drop → dropping
 

◎ 現在進行形は「近い未来」を表すこともある
 

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◎ちょっとだけ英会話 〜旅行編〜

今回はお休みします。(-_-)zzz

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◎問題の答え

1. (I'm) watching TV (in) the living room.   私は居間でテレビを見ているところです
2. (His) grandfather (is) watering his plants.  彼のおじいちゃんは植木に水をやっています
3. My aunt (was) (working) in the field.   おばは(その時)畑で仕事をしているところでした
4. I'm not watching TV in the living room.
   His grandfather isn't watering his plants.
   My aunt wasn't working in the field.
5. Are you watching TV in the living room?
              Yes, I am.    No, I'm not.
   Is his grandfather watering his plants?
              Yes, he is.   No, he isn't.
   Was your aunt working in the field?
              yes, she was. No, she wasn't.

※ 1. テレビや野球などを「見る」というときには watch を使います。
5. your aunt は your につられて were にしないで下さい、聞いているのは you のことではなく、あくまで aunt についてですね。

                                                                                                              (END)
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