バックナンバー室(19)No.55〜No.57

No.55

では、前回の復習問題です。
●問題  (  )の中に適切な語をいれ文を完成させよう(すべて進行形で)

1. They (   ) (       ) in the pool.    彼らはプールで泳いでいます (swim を使って)

2. The price of gold (  ) (       ).    金の値段(金相場)は下がっている (drop を使って)

3. We (     ) (       ) on the floor.   彼らは床に座っていなかった (sit を使って)

4. Where (   ) you (     )?          あなた方はどこへ行くところですか
   We (   ) (     ) (  ) the Kegon Falls.
                         私たちは華厳(けごん)の滝へ向かっているところです (go を使って)

5. What (   ) she (    ) then?      彼女はその時何をしていましたか
   She (   ) (     ) on the sofa.   彼女はソファーで横になっていました
                                            (lie を使って)

※ pool [プー(ル)](名)(プール)     price [(プ)ラ(ィス)](名)(値段、価格)
gold [ゴ(ゥルド)](名)(金)             floor [(フ)ロー(ァ)](名)(床)
falls [フォー(ルズ)](名)((s を付けて)滝)
fall には「秋」の意味や動詞で「落ちる」の意味もある   sofa [ソ'(ゥ)・ファ](名)(ソファー)

答えは最後に
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まずは、進行形について最後にもう一つ、

※ 進行形にならない動詞

動詞によっては進行形にはならないものがあります。
この説明の前に、進行形は動作は「進行中」その動作の最中である、このイメージを持つように、と言いましたがこの最中、「今(その時)」の感覚を確認してみて下さい。

進行形は 「be動詞 + 動詞の原形(ing)」の形でしたが、動詞の兄弟とも言える、「be動詞 には進行形はない」のです。
なぜかと言うと、例えば

  He is in his room.   彼は部屋にいます
  They are firemen.    彼らは消防士です
  She is happy.        彼女は幸せです

fireman [ファ(ィァ)・マ(ン)](名)(消防士)  複数形が firemen [-・メ(ン)]

be動詞は「存在・状態」を表しましたね、さてここで上の3つの文を見てみると、実はそれぞれが表していることは「彼が部屋にいる」というのはまさに「今」現在のことですし、消防士であるのも「今」のことです、また彼女が幸せなのも「今」のことだと分かります、「(今)部屋にいます」「(今)消防士です」「(今)幸せです」というようにこれらは訳には出てきませんが、「今」のことを表しているのですね。be動詞を過去形してみると今度は、

  He was in his room.   彼は部屋にいました
  They were firemen.    彼らは消防士でした
  She was happy.        彼女は幸せでした
これらも同じように「過去のある時点」のこと、つまり「その時」のことを表しています。
このように be動詞 を用いた文はもともと「今」そして「その時」を表していますから、感覚としては進行形の感覚と似たところがあることに気付かされます。ですから「be動詞は進行形はない」言い方を変えると、進行形にする必要はないのです。
このことを踏まえて次の文を見ていきましょう。

  I know the answer.      私は答えを知っています
  I love you.             私はあなたを愛しています
  I hear a sweet sound.   心地よい音が聞こえる

know [ノ(ゥ)](動)(知っている、分かっている)
answer [ア'(ン)・サー](名)(答え)(動)(答える)
hear [ヒ(ァ)](動)(聞こえる)   sweet [(ス)ウィー(ト)](形)(気持ちよい、
楽しい)  sound [サ(ゥンド)](名)(音)

「知っている」のは当然「今」知っている、答えが分かっているのはまさに「今」なんです、同様に「愛している」のも「今」のこと、「聞こえる」のも「今」聞こえているわけです、これらの語はその意味の中に初めから「今」の感覚を持っている語です。
ですからこれらの語句の時はわざわざ進行形にする必要はないのです、I'm knowing the answer. 私は今答えを知っているところですこんな風に進行形にしなくても、もとからそれは「今」のことだいう感覚がknow にはある訳です。(過去形ならば「その時」になります)

また別の言い方をすれば、
これらの語は「動作」を表す動詞ではなく、「状態」を表す動詞になります、「動作」が進行中であることを示すのが「進行形」ですから「状態」を表しているとき、つまり「今」や「その時」にどのような状態であるかを表す動詞の時は(know, love, hear も「動作」ではなく「状態」を表していますね)進行形にする必要はないのです。

○ 「動作」ではなく「状態」を表す動詞

have、know、hear、see、feel、like、love、want などは
もともと「今」「その時」の意味が含まれているので、進行形にはならない

※ see は「見る・見える(目を開けていたら自然に見える)」などの意味だと進行形にはなりませんが、例えば「会う」の意味になると「動作」を表しますから、進行形にもなります。

  I'm seeing Mr. X tomorrow. 私は明日ミスターX に会うことになっています
                                                 (「未来」を表す進行形)

※ see は「自然に見える」ですが、look になると「自分の目を向ける」の意味で「動作」を表しますから、進行形になります。
  She is looking at Tokyo Tower. 彼女は東京タワーを見ています

同様に watch も進行形にできます。 They are watching TV.

※ hear は「自然に」耳に音が入ってきて「聞こえる」の意味です、これに対し、listen は「自分の耳を音のする方へ向ける」の意味で「動作」を表すので、進行形になります。

  She is listening to an FM broadcast. 彼女はFM放送を聞いています

FM は[エフ・エム]と母音で始まりますから、a ではなく an を付けます
broadcast [(ブ)ロ'ー(ド)・キャ(スト)](名)(放送)

これら ing を付ける・付けない、はまあこのように理屈も大切ですが、「感覚的」なものとして ingを付けると何かおかしいな、変だな、というようになるといいですね。

<今回のテーマ>
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                                                          受身(1)
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「受身」は今回はチラリと説明だけで…

「受身」とは「人やものがある動作、作用を受けること」を表します

まあ、こう書くと分かりにくいですが、こういうことです。

日本語で「彼女は彼にキスをした」という文があったとします、これは「彼女」の側からみた表現ですね、ではこれを「彼」の側からみた表現にすると彼を主語にして「彼は彼女にキスをされた」となります、この日本語で言うと「〜される」というのが「受身」なんですね、

ここでは「人やもの(ここでは「彼」)がある動作、作用(ここではキス)を受けること」を表しています。
まあ、単に「される」の意味だと「受身」だと考えるのが一番簡単でしょうね。「受身」はまた「受動態(じゅどうたい)」ともいいます。
これに対して「彼女は彼にキスをした」という「される」と言わない方は「能動態(のうどうたい)」と呼びます。

  彼女は ― 彼に ― キスをした                        能動態

  彼は ― 彼女に ― キスを「された」    「受身」    受動態

能動態、受動態は別に覚える必要はありません、
大切なのは、普通の形(能動態)の文の「主語を変え」て「〜される」の意味にしたのが受身(受動態)ということです。

では今回は日本語で「受身」の文をつくる練習をいくつかしてみましょう、
 

「(彼女の)友達は彼女を愛している」主語を変えて「彼女」を主語にすると
                                                   → 「彼女は友達に愛されています」(受身)

「君はこのパソコンを買った」主語を変えて「パソコン」を主語にすると
                                                   → 「このパソコンは君に買われた」(受身)

「彼は(彼の)車を洗った」主語を変えて「車」を主語にすると
                                                   → 「(彼の)車は彼に洗われた」(受身)

このように「主語を変えて」、「〜される」の意味にするのが「受身」なんです。
受身になる前、普通の形(能動態)の文を英語にすると、

  She kissed him.
  Her friends love her.
  You bought this PC.
  He washed his car.

PC = personal computer [パ'ー・サ・ナ(ル) カ(ン)・ピ'ュー・ター]
直訳すると「個人用コンピューター」

次回はこれらの文を英語で受身の表現にしていきましょう。
 

◎ 今日のまとめ

「動作」ではなく「状態」を表す動詞
  have、know、hear、see、feel、like、love、want などは「進行形」にはならない

「受身」とは「〜される」こと

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◎ちょっとだけ英会話 〜旅行編〜

毎回、すこしずつ会話表現を紹介していきます。
ここでは、文法はそんなに考えずすすめましょう。

海外に行って一番安心して入ることのできるお店と言えば、何と言ってもファーストフード店ではないでしょうか、今や「マック」(関西では「マクド」)などは様々な国に進出していますからね。

ファーストフード店での決まり文句と言えば、これ、

  To eat here or to go?         こちらでお召し上がりですか、
                       (take out)              それともお持ち帰りですか

日本では「テイクアウト」が浸透していますね、take out の他に go もよく使われます。この返事は

   To go, please.        持ち帰ります
    (take out)
   To eat here.          ここで食べます

後は好きなものを頼むだけですね、他には

  Would you like something to drink?  お飲み物はいかかですか

Would you like ? ですから、とても丁寧な言い方です。これが簡単になると、

  Something to drink?                 お飲み物は

とこんな感じでも尋ねられることもあるでしょう。

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◎問題の答え

1. They (are) (swimming) in the pool.     彼らはプールで泳いでいます
2. The price of gold (is) (dropping).  金の値段(金相場)は下がっている
3. We (weren't) (sitting) on the floor.  彼らは床に座っていなかった
4. Where (are) you (going)?          あなた方はどこへ行くところですか
   We (are) (going) (to) the Kegon Falls.
                                                  私たちは華厳(けごん)の滝へ向かっているところです
5. What (was) she (doing) then?      彼女はその時何をしていましたか
   She (was) (lying) on the sofa.   彼女はソファーで横になっていました

※ 3 were not = weren't 4. go to 〜 ;〜に行く
5. do (する) then (その時)
lie (横になる)の進行形は lying、ちなみに過去形は lay [レ(ィ)]
                                                                                                              (END)
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No.56

では、前回の復習問題です。
●問題  (  )の中に適切な語をいれ文を完成させよう

   (1.2.は see, look, watch のどれかを使って答えて下さい。)
1. They (   ) (      ) the World Series on TV.
                                          彼らはテレビでワールドシリーズを見ているところです

2. What (    ) you (     ) at then? 君はあの時何を見ていたの

   I (   ) just (     ) at the ground.ただグランドをみてただけだよ

3. 次の中で正しいと思われる文が2つあります、どれとどれでしょうか。

  He was hearing the sound.
  He was listening to the sound.
  I'm wanting some rise cakes.
  Where are they go?
  I'm seeing a doctor after school.

※ the World Series ;大リーグのワールドシリーズ
just [ジャ(スト)](副)(ただ、単に)
ground [(グ)ラ(ゥンド)](名)(グランド)            sound [サ(ゥンド)](名)(音)
rise cake ;餅(もち)  doctor [ダ'(ク)・ター]     after school ;放課後

答えは最後に
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<今回のテーマ>
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                                                  受身(2)
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「〜される」となる表現が「受身(受動態)」であるというのが、前回でした。
今回は実際に受身の文章を作ってみましょう。まずは、「受身」の文の作り方、

○ 「受身」  主語 +「 be動詞 + 過去分詞 」+ by 〜 (〜によって…される)

                            ※ by の後には元の文(能動態)の時の主語が
                                    代名詞の場合は「目的格」へ
          この by は動作が誰によってされたのか、つまり「動作主」を示す
 

○ 過去分詞    動詞には「原形」「過去形」「過去分詞形」と3つに変化する
                        (これを「動詞の活用」と言う)

動詞の変化の基本と言えるのが、この3つなんですね、「原形」「過去形」については既に取り上げましたね、そして今回が3番目の「過去分詞形」の登場になる訳です。

動詞の変化については、他には「3単現の s(es)」や -ing を付ける(「ing 形」としておきましょうか)がありましたね、この5つの変化ですべてです。

「原形」とは辞書で調べたりする時に書いてある形、まあ言わば普通の形ですね、そして「過去形」には「規則動詞」と「不規則動詞」がありました。
同じように、「過去分詞形」にも「規則動詞」と「不規則動詞」があるのです。
 

                                  規則動詞 ― 過去形と同じ形( ed または d をつけた形)
○ 過去分詞の種類
                                  不規則動詞 ― 形を変えて過去分詞形になる動詞
 

「規則動詞の場合は、過去形・過去分詞形は同じ」なので簡単なんです、
look, play, want, stop などなら、それぞれ過去形と同じ形の、looked, played, wanted, stopped と全く同じですから、何も難しくはないのですが、

問題はここでも「不規則動詞」なのですよね、過去形の際にも言いましたが、
ひとつずつ覚えていくことです、ゆっくりでいいので自分が出会ったものを一つずつマスターしていけばいいんです。では、いくつか不規則動詞を紹介しておきましょう。(最初が原形、次が過去形、3番目が過去分詞形です)

  take (取る)― took ― taken[テ'(ィ)・カ(ン)]
  go (行く)― went ― gone [ゴ(ン)]
  buy (買う)― bought ― bought
  come (来る)― came ― come
  cut (切る)― cut ― cut             ※ 全部同じ形
  read [リー(ド)](読む)― read [レ(ド)]― read [レ(ド)]
                                             ※ read は一見同じだが、発音に注意

このように、不規則動詞の変化の仕方はまさに「不規則」です、ですからこれはもう「習うより慣れろ」の感じでいきましょう。

では、前回日本語で「される」の文を作った際の、元の形(能動態)に用いた英文に再び登場してもらいましょう。(順不同)

  Her friends love her.      (彼女の)友達は彼女を愛している
  She kissed him.              彼女は彼にキスをした
  He washed his car.         彼は(彼の)車を洗った
  You bought this PC.        君はこのパソコンを買った

これを順に主語を変えて「〜される」という
「 be動詞 + 過去分詞 」+ by 〜  の「受身」の形にしてみましょう、

    Her friends love her.
「(彼女の)友達は彼女を愛している」主語を変えて「彼女」を主語にすると
                           → 「彼女は友達に愛されています」

  → She is loved by her friends.  主語を「彼女」つまり she に変えて、
彼女は友達に(よって)愛されています  「 be動詞 + 過去分詞 」( love は
                                    規則動詞です)、そして by の後には「元の主語」

  She kissed him.
「彼女は彼にキスをした」主語を変えて「彼」を主語にすると
                            → 「彼は彼女にキスをされた」

  → He was kissed by her.        主語を「彼」なので he に変えて、
彼は彼女に(よって)キスをされた  「 be動詞 + 過去分詞 」( kiss は規則動
                                  詞)、by の後は「元の主語」、代名詞の時は「目的格」を使って her

                            ※ by の後は元の文(能動態)の時の主語
                                             代名詞の場合は「目的格」へ
同様にして、
  He washed his car.
                        → His car was washed by him.   (彼の)車は彼に(よって)洗われた

  You bought this PC.
                        → This PC was bought by you.  このパソコンは君に(よって)買われた

buy は不規則動詞で過去形、過去分詞形はともに bought [ボー(ト)]です。

では、自分で「受身」の文を作る練習をしてみましょう。

(1) My son broke these toys.      息子がこれらのおもちゃを壊したんだ

(2) Everybody likes the music.    みんなその曲・音楽が好きだよ

(3) Our chief invited me to tea.  課長が私をお茶に誘ったのよ

(4) They danced the “Love Machine” at the year-end party.
                       彼女たちは忘年会でラヴ・マシーンを踊った
(どこに行ってもラヴ・マシーンですね、今年は…すごいことになってます)

※(1)break[(ブ)レィ(ク)](動)(壊す、破壊する)―broke[(ブ)ロ(ゥク)]―broken[(ブ)ロ'(ゥ)・カ(ン)]
(2)everybody は「単数」として扱って、like には3単現の s をつけます。
music に the を付けると「特定の」音楽、ということです。
(3)chief [チー(フ)](名)(長、上司)  ※実際の英語ではこのように「課長が」「部長が」などと役職で人の名前を呼んだりはしませんが…
課長 は section chief [セ'(ク)・ショ(ン) チーフ]と言います。
invite [イ(ン)・バ'(ィト)](動)(誘う、招待する) invite to tea で「お茶に誘う」
(4)前置詞 at は「地点、場所」を表します。
a year-end party ;忘年会

答えは、これも最後に紹介しておきます。

◎ 今日のまとめ

受身   主語 +「 be動詞 + 過去分詞 」+ by 〜 (〜によって…される)

※ by の後には元の文の主語にあたる語を、代名詞の場合は「目的格」にする

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◎ちょっとだけ英会話 〜旅行編〜

毎回、すこしずつ会話表現を紹介していきます。ここでは、文法はそんなに考えずすすめましょう。

日本でファーストフードの代表と言えば、ハンバーガーでしょうが、アメリカではハンバーガー以上に食べられるのがホットドック( hot dog [ハ(ト) ダ(グ)])です。アメリカの国民食と言ってもいいですね。

  Anything on it?           何かのせますか

ホットドックはもちろん、ハンバーガーも開いた状態で出されるものもありますから、on (〜の上に) という前置詞が用いられます。
マスタードを多めにしたり、マヨネーズを抜いたり、お好みの注文をします。

  With mustard, please.     マスタードをお願いします

  Without mayonnaise, please. マヨネーズを抜いて下さい

without [ウ(ィズ)・ア'(ゥト)](前置詞)(〜なしに)
mustard [マ'(ス)・タード](名)(マスタード、からし)   mayonnaise [メ(ィァ)・ネ'(ィズ)](名)(マヨネーズ) mayo [メ'(ィ)・オ(ゥ)] とも言います。

日本では、どうなんでしょうか、うちのそばのモスでは「マヨネーズ抜いて下さい」と頼んだら、ちゃんと抜いてくれましよ。
他にのせそうなものをいくつか紹介しておきましょう。

  onion [ア'ニャ(ン)](名)(たまねぎ)
  lettuce [レ'・ティ(ス)](レタス)
  catsup [キ'ャ(ト)・サ(プ)](名)(ケチャップ)    ketchup [ケ'・チャ(プ)]とも書く
  pickles [ピ'・(クルス)](ピクルス)

これらに、with やwithout を合わせて表現すればいいのですね。
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◎問題の答え

1. They (are) (watching) the World Series on TV.
                                                彼らはテレビでワールドシリーズを見ているところです
2. What (were) you (looking) at then?        君はあの時何を見ていたの
   I (was) just (looking) at the ground.    ただグランドをみてただけだよ
3. He was listening to the sound.     彼は(その時)その音を聞いていました
                    と
   I'm seeing a doctor after school.    私は放課後、医者に診てもらいます

  He was hearing the sound.       hear は進行形にはしない
  I'm wanting some rise cakes.    want も進行形にはしない
  Where are they go?              go が going なら「あなたはどこに行くところですか」で正しい

※ watch や look、listen などで自分の「意志」で行う場合には、進行形も使われる。

3. see a doctor この see は「会う」の意味で、医者に会う、つまり「医者に診てもらう」のこと。

(1) These toys were broken by my son.
                                    これらのおもちゃは私の息子に(よって)壊されました
(2) The music is liked by everybody.    その音楽はみんなに好かれています
(3) I was invited to tea by our chief.   課長にお茶に誘われたのよ
(4) The "Love Machine" was danced by them at the year-end party.
                  ラヴ・マシーンは忘年会で彼女たちに(よって)踊られました

                                                                                                              (END)
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No.57

では、前回の復習問題です。
●問題  次の文を「受身」の文に

1. Obuchi ate a hamburger. 小渕さんはハンバーガーを食べた(ハンバーガーを主語にして)

2. Youg people love J-pop.       若者は日本のポップスが大好きです(J-pop を主語にして)

3. He reads the Bible every day.    彼は毎日聖書を読んでいます(聖書を主語にして)

4. She read these books.         彼女はこれらの本を読みました(these books を主語にして)

5. He built a log house.         彼はログハウスを建てた(ログハウスを主語にして)
 

※ eat―ate[エ(ィト)]―eaten[イー(トン)] (動)(食べる)
hamburger [ハ'(ン)・バー・ガー](名)(ハンバーガー)
people [ピ'ー・(プル)](名)(人々)
J-pop = Japanese pop[パ(プ)] (日本のポップス・ポピュラー音楽、Jポップ)
the Bible[バ(ィブル)](名)(聖書)
build[ビ(ルド)]―built[ビ(ルト)]―built (動)(建てる)   log house [ロ(グ) ハ(ゥス)](丸太小屋、ログハウス)

答えは最後に
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<今回のテーマ>
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                                                      受身(3)
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前回はことさら説明もなしにさらっと行きましたが、一応説明をしておきましょう、それは、

○ 受身の「過去形」
                     「be動詞 + 過去分詞」 の「be動詞」を「過去形」にする
                                                  ( am, is → was  are → were)

形の中に「be動詞」 が入っていますから、今までと全く同じ作り方で過去形になる訳です、
この「be動詞」ということに注意さえすれば、この後の変化も簡単に分かります。
 

○ 受身の「否定文」              be動詞の後に not を付ける
              「疑問文」              be動詞を前に出す

これも今までと全く同じ作り方ですから問題ないでしょう、

  Ms. Abe scolded him.            安部先生(女性)は彼を叱(しか)った

scold [(ス)コ(ゥルド)](動)(叱る)
未婚の女性を表す Miss.は[ミ(ス)]、女性の総称である Ms.は[ミ(ズ)]です。
この文を主語を変えて、him を前に出すと、

  He was scolded by Ms. Abe.   彼は安部先生(女性)に叱(しか)られた

となりますね、
この文の「否定文」はというと、be動詞の後に not を付ければいいので、

  He wasn't scolded by Ms. Abe.  彼は安部先生に叱られなかった
     (was not)

「疑問文」は be動詞 を前に出せばよいのですから、

  Was he scolded by Ms. Abe?     彼は安部先生に叱られたの

答え方も、今までと同じです、Yes, he was.    はい、叱られました
                                       No, he wasn't.  いいえ、叱られませんでした

では、練習問題として一問、
  She knitted a wool sweater.   彼女はウールのセーターを編んだ
これを、
(1)(この形から)否定文に
(2)(この形から)受身に
(3)受身の否定文に
(4)受身の疑問文と、その答えを2つ
に変えて下さい(答えは最後です)。

※ knit [ニ(ト)](動)(編む)
wool[ウ(ル)](形)(羊毛の)  発音は実際には[wul]と w で始まる音なので、冠詞は an ではなく、a になります。
sweater [(ス)ウ'ェ・ター](名)(セーター)
全部、日本語になっている単語ですね、sweater の発音に注意して下さい。

では、続いて、
最初に受身での「過去形」について取り上げましたから、「未来」についても見ていきましょう、
 

○ 受身の「未来」   「be動詞」の部分を「 will + be 」

    Be quiet, or you'll be scolded by Mom. 静かにしろよ、そうしないとママに叱られるぞ
                    (you will)

quiet [(ク)ワ(ィ)・ア(ト)](形)(静かな)
or (接)([命令文の後で]さもないと)    Mom [マ(ム)](名)(お母さん)

No.39の「will」の際に will の後は「動詞の原形」としましたから、ここはbe動詞の原形である、be が登場してきます。
will は「助動詞」の仲間でしたね、このように will や can, may, must などの助動詞の後は「be動詞」のところが「原形」に変化します。
 

○ 助動詞 + 受身            助動詞 + be + 過去分詞
(can, must, will など)

  The work must be finished by her.    その仕事は彼女によって終えられなければならない

これのもとの文は
  She must finish the work.「彼女はその仕事を終えなければならない」となります。

  It can be done by him.    それは彼に(よって)できる

もとの文は、He can do it.「彼はそれができる」です。
must や can という助動詞の後は、原形になりますから be が登場してくるのです。

※ ちなみにこの時の「否定文、疑問文」は「助動詞」を用いた際の、作り方
と同じになります。(The work mustn't be finished by her.などと)

言ってみれば「助動詞の方がその力が強い」とも言えますね。助動詞の登場によって、力の強い助動詞の文の作り方の方が優先されるのです。
助動詞の後は「be」+過去分詞、の形になるのも、助動詞を使った文の作り方と同じだからなのですね。

では、今回はもう一つ、
普通「受身」の場合、その動作が誰によってなされたことを表すために、「by 〜」を使って、その「動作主」を表すのですがこれを「省略」することがあります。
 

○ by 〜 の省略

  (1)動作をする人が誰なのか分かっている場合
  (2)動作をする人がはっきりしない場合
  (3)動作をする人を表すのに特に必要のない場合

(1)はと言うと、
  Portuguese is spoken in Brazil.    ポルトガル語はブラジルで話されています

speak―spoke[(ス)ポ(ゥク)]―spoken[(ス)ポ(ゥクン)](動)(話す)
Portuguese [ポー・チャ・ギ'ー(ズ)](名)(ポルトガル語、ポルトガル人)
Brazil [(ブ)ラ・ジ'(ル)](名)(ブラジル)
この時は、話すのは当然「ブラジルの人々」ということなので、例えば
by them (彼らによって)、by people (人々によって) という語句は省略するわけです。

(2)は、
  She was killed in a sealed room.   彼女は密室で殺されました

a sealed room [スィー(ルド) ルーム](名)(閉ざされた部屋→密室)
seal は「シールを貼る→密封する」の意味
誰に殺されたのか、犯人が分かっていない時には「誰によって」とは当然言え
ませんから、by 〜 は省略するのです。

(3)は、
  Many shooting stars could be seen in Europe.
                                        たくさんの流れ星がヨーロパでは見ることができた

(みなさんはしし座流星群が見られましたか、私のところは曇りの予報だったので、すっかり熟睡してました)

shooting star[シ'ュー・ティ(ング)](名)(流れ星)
can の過去形で could が用いられています、助動詞の後は be + 過去分詞形になっていますね。
これは(1)の場合とも似ていますが、ここでは文の中心、つまり言いたいことの中心は「流れ星がたくさん見れた」ということなので、by 〜 は言う必要がないのです。
と以上、ざっと説明をしましたが、このように文にして並べて書くと覚えるのも大変なようですが、これは要は日本語と同じですよね、

「ポルトガル語はブラジルで話されています」「彼女は密室で殺されました」「たくさんの流れ星がヨーロパでは見ることができた」と私たちも普通に、「誰によって」のところを省略して話しているのと同じように、英語だって省略してもいい、ということなんですね。言語というのは省略できるところはどんどん省略される傾向にあるのは、古今東西同じなんです。
ちなみに、(1)(2)(3)を別の言い方にしてみました、

(1)分かりきった時
(2)よく分からない時        → 要は日本語と同じ感覚で省略ができる
(3)表す必要がない時

まあ、日本語と英語も同じなんだ、ということが分かっていればいいように思います。
先ほど取り上げた、It can be done by him.に似た形で、

  It can be done. それはできるよ

としてみたら、
例えば、その場に自分と相手しかいない時で、相手に向かってこの言葉を言うならば、それは当然その相手に「君ならできるよ」と言っているわけですから、by you というのが省略してもいい訳ですね。(You can do it. が普通の形)

また、It can be done by him. にしたって直前に彼の話題をしていたり、状況から彼のことを言っている場合などの時には、当然それが by him 「彼によって」という語句を添えなくてもいいはずですね。
このように、その時の状況などで「by 〜」をは省略する、しないは変化していくものなのです。

では、今回は最後に、今度は逆に「受身(受動態)」の文をふつうの形(能動態)にしてみましょう。

  Portuguese is spoken in Brazil.

省略されているものはその場その場で違ってきます、
例えば、上の文なら、普通に考えれば、先ほどのように、by them や by people が省略されていると考えればよいので、これを主語にして、

  They speak Portuguese in Brazil.
  People speak Portuguese in Brazil.

となりますね。ところが実際には、自分たちがブラジル人で、その言語がポルトガル語だ、という場合もある訳ですから、そんな時は
  We speak Portuguese in Brazil.

となりますし、自分の話す相手がブラジル人だとすれば、
  You speak Portuguese in Brazil.

※こうなると今度は(in Brazil)の部分が分かりきった場合になることもあるでしょうから、(in Brazil)が逆に省略されることもあるでしょう。

このように、省略されているものが、何であるかはその状況で変わってきます、They, People, We, You などなどその時の内容によって主語は変化していくのです。

では、練習問題、
次の文を受身ではなく普通の形(能動態)に変えて下さい。

(5)  Be quiet, or you'll be scolded by Mom.
 

◎ 今日のまとめ

○ 受身の「過去形」は「be動詞」の部分を「過去形」に
                               ( am, is → was  are → were)

○ 受身の「否定文」      be動詞の後に not を付ける
              「疑問文」      be動詞を前に出す

○ 受身の「未来」         「be動詞」の部分を「 will + be 」に

○ 助動詞 + 受身         助動詞 + be + 過去分詞
(can, must, will など)

これらは要は「be動詞」を用いた文と同じ作り方と同じ

○ by 〜 の省略

  (1)動作をする人が誰なのか分かっている場合
  (2)動作をする人がはっきりしない場合
  (3)動作をする人を表すのに特に必要のない場合
 

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◎ちょっとだけ英会話 〜旅行編〜

毎回、すこしずつ会話表現を紹介していきます。
ここでは、文法はそんなに考えずすすめましょう。

店内で食べる際には席を取らないといけませんね、結構店内が混んでいる時は
席を取るのも大変です、

  Can I take this seat?     この席空いてます?

この take は「(場所を)占める」の意味です。「私がこの席を占めてもいいですか」つまり「席空いてますか」ということですね。

seat を主語にして「受身」の表現を使うのなら、こんな風にも言えます、

  Is this seat taken?       この席空いてます?

「この席は(誰かに)占められていますか」これで「席空いてますか」ということになります。
もっと直接的な表現だと、

  Can I sit here?       ここ座ってもいいですか

can のところに may を使ってもいいですね、ファーストフードのお店に限らず、映画館などいろんな場所で「席空いてますか」と聞く際にこれらが使えます。

しかし一番簡単なのは、必殺の Can I? や May I? ですね、
自分が座るところを指差しながら、こう言いさえすれば大丈夫です、便利な表現ですよね、Can I?  May I?

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◎問題の答え

1. A hamburger was eaten by Obuchi.    ハンバーガーは小渕さんに(よって)食べられた
2. J-pop is loved by young people.    Jポップは若い人々に(よって)愛されています
3. The Bible is read by him every day.    聖書は彼に(よって)毎日読まれています
4. These books were read by her.    これらの本は彼女に(よって)読まれました
5. A log house was built by him.    ログハウスは彼に(よって)建てられました

※ 3.read [リー(ド)]―read[レ(ド)]―read [レ(ド)] と綴りは同じでも発音に注意。
4. books で複数形なので、was ではなく were 。

練習問題の答え
(1) She didn't(did not) knit a wool sweater.
(2) A wool sweater was knitted by her.
(3) A wool sweater wasn't(was not) knitted by her.
(4) Was A wool sweater knitted by her?
    Yes, it was.            はい、編まれました
    No, it wasn't(was not). いいえ、編まれていません
(5) Be quiet, or Mom will scold you.静かにしろよ、そうしないとママが叱ってくるぜ

                                                                                                              (END)
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