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バックナンバー室(2)
No.004〜No.006

No.004 
★★★★★☆☆☆☆☆☆★★★★★☆☆☆☆☆☆★★★★★

                          はじめから英文法  
                                                              週刊  
              ☆☆☆☆☆☆★★★★★☆☆☆☆☆☆★★★★★☆☆☆☆☆☆
                             ◎英文法の基礎からもう一度やってみよう!
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<今回のテーマ>
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                            冠詞  a・an
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日本語では名詞の数を数える時は、例えば、
2本のペン、3本のペン・・・と言うことはあっても、普通は「1本の」ペンと
は言いません。
これは、日本語では数について何も言わない場合は「ひとつ」であることを表
しているからですね。

ところが、英語では「ひとつ」であることを言う時には、
a [ア] を名詞の前に付けるのです。

1本のペン、は   a pen       pen [ペ(ン)]
1本の鉛筆、は   a pencil    pencil [ペ’(ン)・サ(ル)]
1冊のノート、は a notebook  notebook [ノ’(ゥト)・ブ(ク)]
1つの箱は、     a box       box [バ(クス)]

となります。これが基本ですが、簡単ですね、a を付けるだけですから。


ところが、この「ひとつの」の a にはもう一つ仲間がいるのです。

これが an [ア(ン)]です。この意味は a と同じ「ひとつの」となります。
この an はどんな時に使うかというと…それは、

○  次の語が「母音」で始まる時には a ではなく an を用いる。


英語の「母音」とは、日本語の「あ・い・う・え・お」に良く似た音です。

例をあげてみましょう。

1個のりんご         an apple  [ア(プル)]
1つのアイスクリーム an ice cream [ア(ィス)][(ク)リー(ム)]
1個のオレンジ       an orange  [オ’レ(ンジ)]

これらは、みんな「あ行」で始まってる音ですね。

このように a・i・u・e・o で始まるほとんどには an を付けます。

(こうして書くと簡単なんですが、an で始まる場合は a に比べて圧倒的に少
ないので、テストなんかだとそれまでずっと a を使ってたもんだから、急に
orange なんて単語が出てきても思わず a orange にしちゃうんですね)

中学のテストなどにはほとんど毎回、これがどこかに潜んでいると思っていた
方が間違いありません。
これを、間違うと確実に減点されますから、毎回毎回注意してください。

※ テストというのはどこかで点数の差をつけなくてはならないんで、こうい
うことが問われるんです。
(英語に慣れてくればくるほど、an にすることをうっかり間違えやすいので
注意が必要です。)
テストの際には、一度一通り解き終えた後でも an が使えるところがないか確
認してください。

そして、ここで必ず覚えておかないといけない単語があります。

先ほど、a・i・u・e・o で始まるほとんどが、an を付けると言いました。
「ほとんど」と言ったので、当然例外があるのです。

英語に限らず、すべての教科でも、この例外が試験に出ると思ってもいいで
しょう。これをマスターしているか、いないかで点数に必ず差がつきます。
こういう基本的なパターンではないことはよく問われることを覚えておいて下
さい。

この場合では例えば、

hour  [ア'(ゥ)・ワ](時間) です。
hour は1時間、2時間…という時の「時間」のことです。

この hour は a・i・u・e・o で始まってませんが、発音は[ア(ゥ)]と母音で
始まっていますから、an でなくてはなりません。
an hour で「1時間」です。必ず覚えてください。

これと逆の場合もあります。
a・i・u・e・o で始まっているのに、発音は母音で始まってないの
で a にする場合もあります。これはいずれまた紹介しましょう。

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◎ちょっとだけ英会話

毎回、すこしずつ会話表現を紹介していきます。

Hello.[ヘ・ロ'(ゥ)]  あいさつ、呼びかけの言葉です。
     「こんにちは、やあ、ちょっと」など、いろいろな訳になります。
     電話での「もしもし」もこれが使えます。

Hi. [ハ(ィ)]   hello とほぼ同じ。
          hello よりもくだけた(フランクな)表現です。

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◎ 今日のまとめ

○  次の語が「母音」で始まる時には a ではなく an を用いる。

    ※ hour 母音で始まるので an hour になる

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No.005  
★★★★★☆☆☆☆☆☆★★★★★☆☆☆☆☆☆★★★★★

                          はじめから英文法  
                                                              週刊  
             ☆☆☆☆☆☆★★★★★☆☆☆☆☆☆★★★★★☆☆☆☆☆☆  
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では前回の復習問題です。

●問題  次のカッコのなかに、a または an を入れるとすれば
どちらを入れるんでしょう。

1.(  ) teacher  2.(  ) student  3.(  ) ear  4.(  ) hour
5.(  ) orange

※ teacher[ティ’・チャー](教師)
   student[(ス)ト(ゥ)’・デ(ント)](生徒)
   ear[イ(ァ)](耳)
答えは最後に← クリックするとジャンプします 
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<今回のテーマ>
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                            be動詞 (1)
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今回は be[ビー]動詞です。
英語にも日本語と同じように動詞があります。
そして英語ではこの動詞は2つに分けられます。

ひとつが今から説明する「be 動詞」。

もう一つは「一般動詞」といいます。       ○  動詞  ―  be動詞
          (こちらはいずれまた)                   ―  一般動詞

では、be動詞がどんな意味をあらわすかというと、

○ be動詞とは「存在・状態」をあらわす

こういった働きの動詞だと考えておいてください。

そして今回覚えるbe動詞はこの3種類。

am  are  is  です。am [ア(ム)] are [アー] is [イ(ズ)]

では、順番に…

(1) am      主語が I [ア(ィ)](わたしは)のときだけに用いる

                         ※ I [アィ] のみであることに注目。
                               また、I は常に大文字です。

  I am a student. わたしは(ひとりの)生徒です。

英語では「主語の後に動詞(be動詞)」がきて、 I 「わたしは」
am「(〜の・〜という)存在・状態なんです」とまず言うんです。

これが英語の考え方・表現方法なんですね。
そして、これが「どんな」存在もしくは状態なのかというと、次に
a student「(ひとりの)生徒」という存在・状態であると、
言って説明するんですね。

これを日本語らしくすると「わたしは生徒です」になりますね。

※ 日本語では「ひとりの生徒」とは普段は言いませんから、
「ひとりの」は取って訳すように教えられるんですが、はじめは入れていた方
が、英語の感覚が身につけやすいと思います。

(もちろん、みなさんはどちらでも構いません。ただ、テストなどで訳す時は
「ひとりの」は取って下さい。)

are そして is も同様に、


(2) are    主語が you [ユー](あなたは)のときに用いられる
                       ※他にもありますが、今回はこれだけを。

  You are a teacher. あなたは(ひとりの)先生です

(3) is      主語が it [イ(ト)](それは)のときに用いられる
                        ※これも他にもあります。

  It is a chair.   それは(ひとつの)椅子です

chair [チェ(ァ)](椅子・いす)


まとめると、  I  ― am
             You ― are
             It  ― is

という関係になります。今回はこれを確実に覚えましょう。

ちなみに学校ではbe動詞の意味は「〜である、〜がいる(ある)」と教えるんで
すが、これが「存在・状態」の意味を表すということを知っていればそれだけ
でいろんな場面で応用ができます。
学校ではきちんとした日本語にすることが目的ですが、このマガジンではそこ
までは要求しません。みなさんに、英語を理解してもらうのが第一だと考えて
いるからです。
(もちろん、「〜である、〜がいる(ある)」として覚えておいても一向に構
いません)

また、
    I am    → I'm [ア(ィム)]
    You are → You're [ユ(ァ)]
    It is   → It's [イ(ツ)]

と英語ではそれぞれ短くすることも出来ます。これも覚えておいてください
ね。

これから毎回、講座のはじめに前回の復習問題を出していきます。
基本的な問題を出していきますので、間違えないようにがんばってください。
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◎ 今日のまとめ

○ be動詞 ― am, are, is

○ I am    → I'm [ア(ィム)]
   You are → You're [ユ(ァ)]
   It is   → It's [イ(ツ)]

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◎ちょっとだけ英会話 〜あいさつ編〜

毎回、すこしずつ会話表現を紹介していきます。
ここでは、文法はそんなに考えずすすめましょう。

How are you?          日本語なら「お元気ですか?」とか「調子はどう?」
[ハ(ゥ) アー ユー]  などにあたります
                      関西だと、「もうかりまっか?」かな?

こう言われたら、こう答えます。

(I'm) fine. Thank you. And you?
[ア(ィム) ファ(ィン) サ(ンク) ユー ア(ンド) ユー]

「元気です(気分は上々です)。ありがとう。あなたはどう?」
          (ぼちぼちでんな)

I'm を省略して Fine.だけでもいいですが、I'm をつけた方が丁寧です。

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◎問題の答え

1. a  2. a  3. an  4. an  5. an

※ hour は母音で始まります、ゼッタイ忘れないでくださいね。
ちなみに  half an hour だと「30分」になります。

half [ハー(フ)](半分の)    an hour (1時間)の half (半分)なので30分で
す。

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No.006  
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                          はじめから英文法  
                                                              週刊  
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まず、前回の復習問題です。

●問題  次のカッコのなかに、以下の語句を入れて文を完成させましょう。
          [  am   are   is   I   You   It   a   an  ]

1. I (  ) a teacher.    私は(一人)の先生です
2. (  ) are a student.  あなたは(一人の)生徒です
3. It (  ) a notebook.  それは(ひとつの)ノートです
4. You (  ) a boy.      あなたは(ひとりの)少年です
5. (  ) is (  ) orange. それは(ひとつの)オレンジです

※ notebook [ノ'(ゥト)・ブ(ク)](ノート)
boy [ボ(ィ)](少年) ちなみに「少女」は girl[ガー(ル)]

答えは最後に← クリックするとジャンプします 
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<今回のテーマ>
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                   be動詞 (2) is について
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前回は  I  ― am ( am を用いるのは I のみです)
       You ― are
       It  ― is

と主語によって3つの「be動詞」が使い分けられることが分かりました。
今回はこの中の is についてさらに見ていきましょう。

今回覚えて欲しいのは、be動詞が is になる場合の次の主語です。

  he [ヒー]  she [シー]  this [ディ(ス)]  that [ザ(ト)]

主語がこれらの時には前回の it と同じでbe動詞は is が用いられます。
では、ひとつずつ見ていきましょう。

(1)he [ヒー]        「彼は」の意味を表しています

  He is a policeman.  彼は(一人の)警官です

policeman[パ・リ'ー(ス)・マ(ン)](警官)
ちなみに police [パ・リ'ー(ス)](警察)

男性の名前(例えば Ichiro)なども言うなれば「彼」に当たりますから he
と同じように扱います。

  Ichiro is a baseball player.  イチローは(一人の)野球選手です

baseball[ベ'(ィス)・ボー(ル)](野球)
player[(プ)レ'(ィ)・アー](選手、プレーヤー)


(2)she [シー]       「彼女は」を表しています

  She is a nurse.  彼女は(一人)の看護婦です

nurse[ナー(ス)](ナース、看護婦)
             ちなみに「医者」は doctor[ダ'(ク)・ター]

これも女性の名前なら「彼女」に当たりますから is が用いられます

  Ami is a singer.   あみは歌手です

singer[スィ'(ン)・ガー](歌手)


(3)it [イ(ト)]     「それは」を表しています(これは前回やりました)

  It's (= It is ) an apple.   それは(ひとつの)りんごです


(4)this [ディ(ス)]       「これは」の意味を表しています
                           近くにものがある時に使う語です

  This is a chair.      これは(ひとつの)椅子です

chair[チェ(ァ)](いす)


(5)that [ザ(ト)]       「あれは」を表しています
                           this と反対に離れたところにものがある時に
                           用います

  That is a guitar.     あれは(ひとつの)ギターです

guitar[ギ・ター](ギター)


「あれ」「これ」「それ」と少しややこしいかもしれませんね。


次回は the について紹介します。
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◎ちょっとだけ英会話 〜あいさつ編〜

毎回、すこしずつ会話表現を紹介していきます。
ここでは、文法はそんなに考えずすすめましょう。

前回、How are you?「お元気ですか?」とそれに対する返答
(I'm) fine. Thank you. And you?
「元気です。ありがとう。あなたはどう?」
をやりました。

いつも元気な場合ばかりではないでしょうから、
「まあまあです」と言うときはこういいましょう。

So so. [ソゥ・ソゥ] 「まあまあです」

そしてこの後は前回同様に、And you? と相手に尋ねればO.K。

How are you?
So so. And you? なんて会話になります。

今回はこれだけ
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◎今日のまとめ

             [主語]    [be動詞]
                 I   ―  am ( am を用いるのは I のみです)
                You  ―  are
       He  She (人名)
      It  This  That ―  is

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◎問題の答え

 1.am  2.You  3.is  4.are  5.It  an

※ orange は[オ'・リ(ンジ)]で母音で始まります。

 

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