お得で便利なNTTネットワークサービス!クリックしてみて!

はじめから英文法バックナンバー室(33)No.97〜No.99

No.97 
★★★★★☆☆☆☆☆☆★★★★★☆☆☆☆☆☆★★★★★

                          はじめから英文法  
                                                              週刊  
              ☆☆☆☆☆☆★★★★★☆☆☆☆☆☆★★★★★☆☆☆☆☆☆
                             ◎英文法の基礎からもう一度やってみよう!  
=====================================================================
では、前回の復習問題です。
●問題  (  )の中に適切な語をいれ文を完成させよう

1. Do you know (     ) (  ) go next? 次にどこに行くのか知ってますか

2. I'm (        ) (     ) (  ) buy.    どっちを買おうか考えています
                                         (動詞は think を使って)

3. 次の語を並び替えて「義雄は尚子にマラソンの走り方を教えた」という文
になるように
      [Yoshio, Naoko, a marathon, to, run, how, taught  .]

4. It's important for him to know when to quit.
                (これを日本語に訳すと)

5. 次の上下の文がそれぞれ同じ意味になるように
(1) Baba is tall (      ) (  ) reach the ceiling.

    Baba is (  ) tall that he can reach the ceiling.

(2) (     ) (   ) shy to speak to strangers.
        彼女は初対面の人には恥ずかしくて何も話し掛けられなかった
    (     ) (  ) shy that she couldn't speak to strangers.

※teach―taught[トー(ト)]―taught (動)(教える)
marathon [マ'・ラ・サ(ン)](名)(マラソン)
quit [(ク)ウィ(ト)](動)(やめる・中止する)
reach [リー(チ)](動)((手が)届く、達する、着く)
ceiling [ス'ィー・リ(ング)](名)(天井・てんじょう)
shy [シャ(ィ)](形)(内気な、恥ずかしがりの)
stranger [(スト)レ'ィ(ン)・ジャー](名)(知らない人、よそから来た人)

答えは最後に← クリックするとジャンプします 
---------------------------------------------------------------------
今回からは「動名詞」を紹介します。見てみると前に出会ったことのある形の
ようですが…

<今回のテーマ>
======================================================================
                                動名詞
======================================================================
まず「動名詞」の形を見てきましょう。動名詞は、動詞の原形に ing をつけ
たもの、つまり doing の形で表されます。

この形には見覚えがありますね。「be動詞 + doing」 の形で「進行形」にな
るのでしたが(No.54)、この時の doing と同じように、「動詞の原形に ing」
が付いたものと同じ形です。

「進行形」の際の doing は「動詞が進行形」になったものでしたが、動名詞
の doing は動詞ではありません。
「動名詞」とは、動詞の形を持ちながら、「名詞」のはたらきをする、それが
この名の通り「動名詞」なのです。名詞ですから「〜すること」の意味になり
ます。

○ 動名詞     doing (動詞の原形 + ing)
          「〜すること」
              動詞の形を持ちながら、名詞の働きをする語

※ 中心的な役割が「名詞」です、他の役割をする用法もありますが、ややこ
しくなるのでここでは紹介しません。まずは「動名詞は名詞」だと考えてもら
えば結構です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

動名詞は「名詞」の働きをする語ですから、「名詞」と同じように、
「主語」「補語」そして「目的語」になります。

○ 動名詞の名詞的用法      名詞と同じで、
                        主語、補語、目的語になる

「名詞的用法」という言葉で思い出しませんか? そうNo.92で登場した「不定
詞」の名詞的用法、あれと同じようなことです。違うのは、to do か doing
の形になるか、ということですね。(詳しいことは、ここでは省きます)

では、今回はまず、「主語」と「補語」になる場合を紹介していきます。

1.「主語」になる場合

  Gardening is my hobby.  ガーデニングをすることが私の趣味です
   ̄ ̄ ̄ ̄
  Listening to music is my hobby.    音楽を聴くことは私の趣味です
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  Seeing movies is fun.    映画を見ることはおもしろい
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
garden [ガ'ー・ダ(ン)](動)(ガーデニングをする、庭いじりをする)
hobby [ハ'・ビ](名)(趣味)
fun [ファ(ン)](名)(楽しみ、喜び)
    テレビ番組にも同じタイトルのものがありますね

Gardening is my hobby. では、garden という「動詞」に ing が付いて「動
名詞」になって、ガーデニング「をすること」という意味なり、それが「主
語」として用いられています。

※ gardening (ガーデニング) は今や日本語にもなっていますが、英語でもこ
の形で gardening という「名詞」にもなっています。ここも名詞とみてもい
いのですが、一応、今は動名詞を紹介しているところなので、動名詞として見
ていって下さい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

同じように、動名詞が名詞化しているもので、私たちになじみがあるものを挙
げてみると、
      hike     →     hiking (ハイキング)
[ハ(ィク)](ハイキングをする)
      cycle    →     cycling (サイクリング)
[サ(ィ)・(クル)](自転車にのる)
      shop     →     shopping (買い物)
    [シャ(プ)] (買い物をする)
このあたりは、それぞれ「名詞」として考えてもいいような語ですし、完全に
名詞になった語を挙げるなら、build(建てる)→ building(建物)、
meet(会う)→ meeting(会合、出会い) などがあります。
(「名詞的」用法、ですから「名詞」になってしまったのですね)

Listening to music is my hobby. と Seeing movies is fun. は、それぞれ
Listening to music、Seeing movies というところまでで「主語」になってい
ます。日本語でも「音楽を聴くことが」「映画を見ることが」までが主語であ
るように、英語でも Listening to music、Seeing movies までで一つの「主
語」になります。

ここで、確認しておくことは、今あげた例では be動詞がすべて is になって
いた、ということです。

○ 「動名詞」で始まる主語は「3人称単数」として扱う

例えば、音楽も映画もたくさん聴いたり見たりするでしょうが、ここは「聴く
こと」「見ること」という大きなひとまとめにしたものだと考えれば「単数」
として扱うのも理解できますね。

  Drinking and smoking are not good for health.
        酒を飲むこと(飲酒)とタバコを吸うこと(喫煙)は健康に良くない

当然、上のような場合には、単数+単数=複数、ですから、ここは is ではな
く are になりますね。

では、次は動名詞が「補語」になる場合を紹介していきます。

2.「補語」になる場合

分かりやすいように、先ほどの Gardening is my hobby. Listening to music
is my hobby. の主語と補語をひっくり返した文を作ってみます。

  My hobby is gardening.    私の趣味はガーデニングをすることです
               ̄ ̄ ̄ ̄
  My hobby is listening to music. 私の趣味は音楽を聴くことです
               ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
※ ちなみに the music (その音楽)になると「特定」されたある音楽・曲にな
ります。listen to music は、一つ一つの音楽・曲ではなく、広い意味で、音
楽を聴くことです。

My hobby is listening to music. だと listening to music までがひとまと
まりで「補語」になっていますね。(まあ、どこまでが主語だとか、どこまで
が補語だとかは、別に分からなくてもいいんですけどね…)

形としては be動詞 + doing という形になっていますが、「進行形」ではあり
ません。この doing は「動名詞」である、ということをここでは確認してお
いて下さい。

みなさんの趣味は何でしょうか? My hobby is の後に自分のすることを動名
詞を使って表現してみて下さいね。
「ハーブティーを入れること」なら、My hobby is making herb tea.「飲むこ
と」のなら My hobby is drinking herb tea.「推理小説(mystery novel)を読
むこと」なら My hobby is reading mystery novels.なんてなりますね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

では、最後にちょっとややこしい文を一つ、

  Going out to buy a soy sauce now is a pain
            これから醤油(しょうゆ)を買いに行くことは面倒だ

soy sauce [ソ(ィ) ソー(ス)](醤油・しょうゆ)
now [ナ(ゥ)](副)(今)
pain [ペ(ィン)](名)(面倒なこと、痛み)
  be a (real) pain で「(本当に)面倒だ」の意味です。
real [リ(ァル)](形)(本当の)

going out は「動名詞」で「出掛けること」です。そして次の to buy a soy
sauce の to buy は「不定詞の副詞的用法(〜するために)」になります。
「醤油を買うために出掛けること」が is a pain 「面倒だ」というのがこの
文の意味です。
----------------------------------------------------------------------
◎ 今日のまとめ

○ 動名詞     doing (〜すること)
              動詞の形を持ちながら、「名詞」の働きをする語

○ 動名詞の名詞的用法      名詞と同じように
                        主語、補語、目的語になる

○ 「動名詞」で始まる主語は「3人称単数」として扱う

----------------------------------------------------------------------
◎問題の答え

1. Do you know (where) (to) go next? 次にどこに行くのか知ってますか

2. I'm (thinking) (which) (to) buy.    どっちを買おうか考えています

3. Yoshio taught Naoko how to run a marathon.
    次の語を並び替えて「義雄は尚子にマラソンの走り方を教えた」という文
になるように

4. It's important for him to know when to quit.
                (これを日本語に訳すと)
     いつやめるのかを彼が知ることは重要だ → 彼には引き際が肝心だ

5. 次の上下の文がそれぞれ同じ意味になるように
(1) Baba is tall (enough) (to) reach the ceiling.
            馬場はほとんど天井に手が届くほど大きい
    Baba is (so) tall that he can reach the ceiling.

(2) (She's) (too) shy to speak to strangers.
        彼女は初対面の人には恥ずかしくて何も話し掛けられなかった
    (She's) (so) shy that she couldn't speak to strangers.

※ 1. where to go どこへ行くべきか、どこへ行ったらよいか
2. which to buy どれを買うべきか、どれを買ったらよいか
3. how to run 走り方、どのように走るべきか
teach  A   B で「 A に B を教える」という4文型。
3文型だと teach  B to A となる
4.前回宿題として出した、It's important to know when to quit.は
「いつやめるのかを知ることは重要だ → 引き際が肝心だ」の意味になりま
す。
It's important to know まで It is 〜 to do の形で「知ることは重要だ」
という意味です。そして know (知る)ですから、では「何を」知るのかという
と、それが次に when to quite (いつやめるべきか)で表されています。よっ
てこれを日本語にすると、「いつやめるのかを知ることは重要だ」となりま
す。
問題は、これに「不定詞の意味上の主語」(誰が know するのか)を表す for
him が付いたものです。
5.(2)この文は「過去形」なので、She was となりますが、ここは一語なので
She was → She's (She is の She's と形は同じ)

No.98  
★★★★★☆☆☆☆☆☆★★★★★☆☆☆☆☆☆★★★★★

                          はじめから英文法  
                                                              週刊  
             ☆☆☆☆☆☆★★★★★☆☆☆☆☆☆★★★★★☆☆☆☆☆☆  
=====================================================================
では、前回の復習問題です。
●問題  (  )の中に適切な語をいれ文を完成させよう

1. (     ) your hobby?    あなたの趣味は何ですか
   (  ) hobby is (        ) stamps.  私の趣味は切手を集めることです
                                       [動詞は collect を使って]

2. Our common hobby (  ) (     ) bread.    [動詞は bake を使って]
              私たちの共通の趣味はパンを焼くこと(パン作り)です

3. (      ) every day (  ) good for health. [jog :ジョギングをする]
                毎日ジョギングをすることは体・健康にいいですよ

   He (  ) (      ) over there.  彼はあそこでジョギングをしています

4. (  ) mission is (       ) (   ) against "the Shocker".
   私の使命は君たちを「ショッカー」から守ることだ [動詞は defend を]

5.  上と下の文が同じような意味になるように、
   (       ) in this river (  ) dangerous.
                         この川で泳ぐのは危険です
   It (  ) dangerous (  ) swim in this river.

※ collect [コ・レ'(クト)](動)(集める、収集する)
stamp [(ス)タ(ンプ)](名)(切手、印紙、スタンプ)
            stump だと「切り株、(選挙演説の)演壇」の意味です。
common [カ'・マ(ン)](形)(共通の、共有の)
    common sense ;(共通の知識→)常識
bake [ベ(ィク)](動)((パンなどを)焼く)
bread [(ブ)レ(ド)](名)(パン)
一般的な「パン」という際には、数は数えないので「複数形にはしない」
jog [ジャ(グ)](動)(ジョギングをする)
over there (向こうで、あそこで)
defend [ディ・フ'ェ(ンド)](動)(守る、防御する)
    defend A against B ;A を B から守る
dangerous [デ'(ィン)・ジャ・ラ(ス)](形)(危ない、危険な)

答えは最後に← クリックするとジャンプします 
---------------------------------------------------------------------
前回の動名詞(名詞的用法)は、「主語」と「補語」になる用法でした。今回は
「目的語」になる用法を紹介します。

<今回のテーマ>
======================================================================
                             動名詞(2)
======================================================================
名詞的用法の「動名詞」が「目的語」になるのは、次の2パターンです。


○ 目的語になる動名詞
    1. 動詞の目的語        動詞 + doing    〜することを

    2. 前置詞の目的語      by + doing    〜することによって
                       (without, in, など)  (〜することに、など)

「目的語」とは、 動詞の表す動作や作用の影響を受ける語のことです。
日本語だと「〜を」とか「〜に」に当たる語です。

また、前置詞の後にくる語のことを「前置詞の目的語」と言います。(これは
あまり気にしなくていいですが)

では、まず「動詞の目的語」になる場合を見ていきましょう。

  He stopped smoking.    彼はタバコを吸うことをやめた
              ̄ ̄ ̄ ̄       → タバコを吸うのを止めた

  I enjoyed playing tennis.
             ̄ ̄ ̄ ̄    週末はテニスをすることを楽しみました
                        → テニスをして楽しみました

  She has just finished doing the dishes.
                         ̄ ̄ ̄
        彼女はちょうど皿を洗うことを終えたばかりです
            → 彼女はちょうど皿を洗い終えたばかりです

dish [ディ(シュ)](名)
do the dishes ;皿を洗う

すべて「動詞」の後に、doing という「動名詞」がきて、「〜することを」ど
うした、という形になっていますね。
今回はこのこと、「動詞 + doing」という形が分かってもらえれば、十分で
す。

ちなみに I enjoyed playing tennis. の enjoy の目的語にあたる部分は、
playing tennisまでですし、
She has just finished doing the dishes.の has just finished の目的語に
あたる部分は doing the dishes までになります。
(さらに細かく言えば、動名詞 playing の目的語は tennis ですし、動名詞
doing の目的語は the dishes となります。この辺りは、ややこしいので、あ
まり深く考えなくても結構です)


  I like playing tennis.    私はテニスをすることが好きだ
          ̄ ̄ ̄
  He began talking about her. 彼は彼女について話すことを始めた
            ̄ ̄ ̄                        → 話し始めた

今回は、これらのように、「動詞」の後に「動名詞(doing)」が用いられて、
「〜することを」の意味を表すことを理解してもらえば、それで結構です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

では、次は「前置詞の目的語」になる場合の、「動名詞」を紹介します。

  You can open it by using this can opener.
                  ~~        この缶切りを使うことによって
                                 それを開けることができます
                            (この缶切りを使って開けられますよ)

  She went out without looking at me.
               ~~~~~~~       彼女は私を見ることなしに出ていった
                 (私に一瞥(いちべつ)もくれないで出ていった)

can opener [キャ(ン) オ'ー(プ)・ナー](名)(缶切り)
without [ウィ(ズ)・ア'(ゥト)](前)(〜なしに)

by 〜 で「〜することによって」と「すること」と名詞の意味を表す意味には
場合は、「動名詞」を用いて表現します。
without も同様に「〜することなしに」と、ここでも「すること」を表してい
ますね。(他の前置詞の場合も同様になります。)

  He is fond of reading novels.    彼は小説を読むのことが好きです
             ~~
  She was good at telling lies. 彼女は嘘を言うこと・つくことがうまい
               ~~
lie [ラ(ィ)](名)(嘘・うそ)    tell a lie (嘘をつく)

be fond of 〜 (〜が好きだ)、be good at 〜 (〜が得意だ)⇔ be poor at 〜
[フォ(ンド)]                                              (〜が下手だ)
このような熟語の際にも、「〜することが」という意味になる時にはこのよう
に「前置詞の後」に「動名詞」を用います。

※ 動詞の後には、「名詞的用法の不定詞」が用いられる用法は No.92でも紹
介しましたが、
「前置詞の後」にくるのは、今回のようにほとんど「動名詞」になります。
「不定詞(to do)」は前置詞の後には、まず続きません。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

では最後に、今回は次のことも覚えておいて下さい。

  I was surprised at his telling a lie.
                      ̄ ̄ 私は彼が嘘をついていることに驚いた
                              → 彼が嘘をついたのに驚いた

be surprised at 〜 ;〜に驚く
    surprise [サ(プ)・ラ'(ィズ)](動)(驚かせる)

ここでは、telling a lie 嘘をついたのは、私(I)ではなく、彼(his)なので
す。
このように、動名詞の「意味上の主語」を表す時には、「動名詞の前」に「所
有格」を置きます。


○ 動名詞の意味上の主語    「所有格」を「動名詞の前」に置く

例えば、上の例文で、もし「彼女が」嘘を付いたのなら、his の所は今度は
「所有格」の her となりますし、
「彼の兄(弟)」が嘘を付いたのなら、his brother's と「名詞」の場合には「
's 」を付けて所有格にしてそれを示します。
                       his                    彼が嘘をついたのに驚いた
  I was surprised at   her   telling a lie.   彼女が〜
                   his brother's              彼の兄が〜

この her は「所有格」です。

※ ただし、口語では「目的格」を用いる場合も多い
    (名詞だと 's のない「そのままの形」を)
                       him
  I was surprised at   her   telling a lie.    この her は「目的格」
                     his brother

一応今回は、「所有格」の方をまずは覚えておいて下さいね。

----------------------------------------------------------------------
◎今日のまとめ

○ 目的語になる動名詞
    1. 動詞の目的語        動詞 + doing
    2. 前置詞の目的語      前置詞 + doing

○ 動名詞の意味上の主語    「所有格」を「動名詞の前」に置く
                     (名詞には 's を付ける)

    ※ 口語では「目的格」も(名詞なら「そのまま」の形で)

---------------------------------------------------------------------
◎問題の答え

1. (What's) your hobby?    あなたの趣味は何ですか
   (My) hobby is (collecting) stamps.  私の趣味は切手を集めることです

2. Our common hobby (is) (baking) bread.
              私たちの共通の趣味はパンを焼くこと(パン作り)です

3. (Jogging) every day (is) good for health.
                毎日ジョギングをすることは体・健康にいいですよ

   He (is) (jogging) over there.  彼はあそこでジョギングをしています

4. (My) mission is (defending) (you) against "the Shocker".
        私の使命は君たちを「ショッカー」から守ることだ

5. (Swimming) in this river (is) dangerous.
                        この川で泳ぐのは危険です
   It (is) dangerous (to) swim in this river.

お得で便利なNTTネットワークサービス!クリックしてみて!
No.99  
★★★★★☆☆☆☆☆☆★★★★★☆☆☆☆☆☆★★★★★

                          はじめから英文法  
                                                              週刊  
             ☆☆☆☆☆☆★★★★★☆☆☆☆☆☆★★★★★☆☆☆☆☆☆  
=====================================================================
では、前回の復習問題です。
●問題  (  )の中に適切な語をいれ文を完成させよう

1. Stop (       ) about that. それを話すのはやめよう(talk を使って)
                            → その話はもう止めよう

2. I like (       ) by (      ).    私は一人で旅行するのが好きです
                                    (travel を使って)

3. [    ]内の語を自由に組み合せて次の意味の文にしましょう

        [eating, of, she, she's, was, fond, is, sushi]
  「彼女は寿司が好きだ」
  「彼女は寿司を食べるのが好きだった」

4. 動詞の sew は「縫う」の意味です。これをもとに次の意味の文を作りま
しょう。
  「彼女は裁縫をしているところです」
  「このボタンは彼女が縫いました」(this button を主語にして)
  「私は裁縫が下手だ」(be poor at 〜 を使って)

5. She (   ) proud of (      ) a Swiss watch.  (haveを使って)
      彼女はスイス(製の)時計を持っているのを自慢していました

6. (   ) interested in (       ) tropical fish.
    私は熱帯魚の飼育に興味があります (「飼育する」は breed を使って)

   (   ) interested in (   ) (       ) tropical fish.
                私は彼が熱帯魚の飼育をしているの興味があります

7. I am looking forward to (      ) you on (      ).
                月曜にお会いするのを楽しみにしています(see を使って)

※ by oneself ;一人で
sew[ソ(ゥ)]―sewed[ソ(ゥド)]―sewn[ソ(ゥン)](動)(縫う) so と同じ発音
                          過去分詞はまたは sewed)
「ミシン」を英語では sewing machine と言います。
※ see の過去形の saw は[ソー]とは発音が違います。
button [バ'・タ(ン)](名)(ボタン)
proud [(プ)ラ(ゥド)](形)(誇りに思う)
   be proud of 〜 で「〜を誇りに思う」
Swiss [(ス)ウィ(ス)](形)(スイスの、スイス製の、スイス人の)(名)(スイス)

個々の種類を指す時や、個々の魚を指す時には fishes という複数形になる
が、通例は fish で表す。
be interested in 〜 ;〜に興味を持つ、〜に関心がある
[イ'(ン)・タ・リ(ス)・ティ(ド)]
breed [(ブ)リー(ド)](動)(飼育する、繁殖させる)
         犬などを自分で繁殖させて売る人を「ブリーダー」と言いますね、
        その breed です。
tropical [(ト)ラ'・ピ・カ(ル)](形)(熱帯の)
look forward to 〜;〜を楽しみに待つ

答えは最後に← クリックするとジャンプします 
---------------------------------------------------------------------
No.92では動詞の後に「不定詞」用いられました。
そして前回No.98では動詞の後に「動名詞」が用いられる場合を紹介しまし
た。
このように動詞の後には「不定詞」と「動名詞」が続くので、じゃあ実際に文
を作る際になると、一体どちらが続くの?、ということが問題になりますね。
そこで、今回のテーマです。

<今回のテーマ>
======================================================================
                          動名詞と不定詞
======================================================================
動詞の後に「目的語」として「不定詞」が続く場合、そして「動名詞」が続く
場合がありますが、これは動詞によって、次の3つのパターンに分けられま
す。

○ 動名詞と不定詞
       1.「不定詞だけ」を目的語にとる動詞
       2.「動名詞だけ」を目的語にとる動詞
       3. 不定詞、動名詞「両方とも」目的語にとる動詞


今回は、1.の「不定詞だけ」そしてと 2.の「動名詞だけ」を目的語にとる動
詞の代表的なものを紹介していきます。

○ 不定詞だけを目的語にとる動詞

    want (〜したい)    wish (〜したい)    hope (〜することを望む)
    expect (〜することを期待する)    decide (〜しようと決心する)
    promise (〜する約束をする)    pretend (〜するふりをする)  など


例文を挙げておくと、

  I want to be an artist.  私は画家になりたい
     ̄ ̄
  We hope to win the race.  我々は優勝したいと願っています
      ̄ ̄
  I've never expected to see you here. ここであなたに会うことは
              ̄ ̄ ̄ ̄                 まったく期待していませんでした
                                  → ここで君に会えるなんて(意外です)

  She promised to marry him.   彼女は彼と結婚することを約束した
       ̄ ̄ ̄ ̄
race [(ゥ)レ(ィス)](名)(レース、競争)
  win a race ;レースに勝つ、優勝する

このように、これらの動詞の後には「不定詞」が用いられます。

ちなみに発音はこうなります、
want [ウォ(ント)] wish [ウィ(シュ)] hope [ホ(ゥプ)]
expect [イ(クス)・ペ'(クト)] decide [ディ・サ'(ィド)]
promise [(プ)ラ'・ミ(ス)] pretend [(プ)リ・テ'(ンド)]

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

○ 動名詞だけを目的語にとる動詞

    enjoy (楽しむ)    finish (終える)    practice (練習する)
    stop (やめる、〜しなくなる)    mind (気にする)
    give up (やめる)    put off (延期する、遅らせる)  など


例文を挙げると、

  Have you finished reading it yet?   もうそれを読み終えた?
            ̄ ̄ ̄ ̄
  We used to enjoy blowing bubbles. 私たちはよくシャボン玉をしたものだ
              ̄ ̄ ̄
  He didn't give up drinking against my advice. 彼は私の忠告に反して
             ̄ ̄ ̄ ̄                             飲酒をやめなかった

  I want to stop smoking, but... タバコを吸うのをやめたいんだけど…
    ~~~~     ̄ ̄
blow [(ブ)ロ(ゥ)](動)(吹く、吹き飛ばす)
bubble [バ'・(ブル)](名)(泡、あわ)   blow (soap) bubbles で「シャボン
玉を飛ばす」(soap [ソ(ゥプ)]は「石鹸・せっけん」のこと)
against [ア・ゲ'(ンスト), ア・ゲ'(ィンスト)](前)(〜に反して・逆らって)
advice [ア(ド)・ヴ'ァ(ィス)](名)(助言、忠告)

最後の文は、want の後には「不定詞」to stop が続くことになりますし、
stop の後には「動名詞」の smoking が続くことになります。

発音です、
enjoy [イ(ン)・ジョ(ィ)] finish [フ'ィ・ニ(シュ)]
practice [(プ)ラ'(ク)・ティ(ス)] stop [(ス)タ(プ)] mind [マ(ィンド)]

また stop はNo.94で「不定詞」が続くものを紹介したので、動名詞だけを目
的語にとる動詞、に入るのはおかしい、と思えるかも知れませんね。これはこ
ういうことです、

  He stopped smoking.    彼はタバコを吸うのをやめた
              ̄ ̄ ̄ ̄             [目的語になる動名詞]
  He stopped to smoke.   彼はタバコを吸うために止まった
              ̄ ̄ ̄ ̄             [不定詞の副詞的用法]

stop の後に不定詞が続いた場合は、これは「〜するために」という
「副詞的用法」になります。これは動詞を修飾する用法なので、今回の「目的
語」になる不定詞とは違います。(まあ、文法的なことはいいですが、この二
つの訳し方ができるようになって下さい)

○ stop        stop + to do    「〜するために」とまる
               stop + doing    「〜するのを」やめる

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

動詞ごとに、後が「不定詞」になったり、そして「動名詞」になったりします
から覚える私たちからすれば大変です。
そこで、次のような考え方もできるのでご紹介しておきます。

まずは「不定詞(to do)」から、

to do の to は「到達点」や「目的」を表すというイメージでとらえて下さ
い。つまり「これから」のことを表す際に「不定詞(to do)」を使います。

want to do(〜したい)  wish to do (〜したい)  hope to do (〜することを
望む) expect to do (〜することを期待する)  decide to do (〜しようと決
心する)  promise to do (〜する約束をする)  pretend to do (〜するふりを
する)など、「これから」のことを表す際には「不定詞」が用いられることが
多くなります。


対して動名詞(doing) は「進行形」の場合と形が同じで ing が付きますね。
to に対して ing は進行形ですから、「現在」とか「その時」のことをイメー
ジして下さい。簡単に「その時」のことを表す際には「動名詞(doing)」を使
う、としておきましょう。

enjoy doing (〜するのを楽しむ) finish doing (〜し終える)  practice
doing (〜する練習する)  stop doing (〜しなくなる) mind doing (〜するの
を気にする)  give up doing (〜するのをやめる)  put off doing ([その
時]〜するのを延期する、遅らせる) と「その時」のイメージで「動名詞」を
とらえるといいでしょう。

※ 但し、このような傾向には当てはまりにくい例もありますから、絶対的な
考え方ではないことも付け加えておきます。

例えば、suggest [サ・ジ'ェ(スト)](提案する)という動詞がありますが、
「提案する」ですから、その内容は「これから」のことを指すので後には「不
定詞」続くように思えますが、文法上は suggest + doing とするのが正しく
なります。(口語では to do も用いられることもありますが…)
しかし、「これから」と「その時」のイメージが分かっていれば、もしも悩ん
だ時には答えを見つけやすいですね。

○ to do と doing    「これから」のことだと不定詞(to do)を
                     「その時」のことだと動名詞(doing)を

今回は是非、このイメージも併せて覚えて下さい。

----------------------------------------------------------------------
◎今日のまとめ

○ 不定詞だけを目的語にとる動詞

    want (〜したい)    wish (〜したい)    hope (〜することを望む)
    expect (〜することを期待する)    decide (〜しようと決心する)
    promise (〜する約束をする)    pretend (〜するふりをする)  など

○ 動名詞だけを目的語にとる動詞

    enjoy (楽しむ)    finish (終える)    practice (練習する)
    stop (やめる、〜しなくなる)    mind (気にする)
    give up (やめる)    put off (延期する、遅らせる)  など

○ stop        stop + to do    「〜するために」とまる
               stop + doing    「〜するのを」やめる

○ to do と doing    「これから」のことには不定詞(to do)が続く
                     「その時」のことには動名詞(doing)が続く

---------------------------------------------------------------------
◎問題の答え

1. Stop (talking) about that. それを話すのはやめよう(talk を使って)
                           → その話はもう止めよう
2. I like (traveling) by (myself).    私は一人で旅行するのが好きです

3. She's fond of sushi.    彼女は寿司が好きだ
   She was fond of eating sushi.    彼女は寿司を食べるのが好きだった

4. She is sewing.    彼女は裁縫をしています
   This button was sewn by her.   このボタンは彼女が縫いました
                           (← このボタンは彼女によって縫われました)
   I'm poor at sewing. 私は裁縫が下手だ

5. She (was) proud of (having) a Swiss watch.
彼女はスイス(製の)時計を持っているのを自慢していました(haveを使って)

6. (I'm) interested in (breeding) tropical fish.
    私は熱帯魚の飼育に興味があります (「飼育する」は breed を使って)
   (I'm) interested in (his) (breeding) tropical fish.
                私は彼が熱帯魚の飼育をしているの興味があります

7. I am looking forward to (seeing) you on (Monday).
                月曜にお会いするのを楽しみにしています(see を使って)

※ 1. stop doing で「〜することをやめる」
2.「食べること」が好きだ、なので「動名詞」を用います。
traveling は(英)では travelling と l を重ねます。
3. be fond of 〜 (〜が好きです)
she's は she is (または she has) の短縮形です。
4. ボタンを主語にするので「受身」の文を作ります。
6. 「動名詞の意味上の主語」は「所有格」で表します。
(口語ならここは、目的格の him も可。)
7. この to は to do という「不定詞」の場合の to ではなく、普通の「前
置詞」の to です。よって、look forward to の後には「動名詞」が用いられ
ます。(これは特殊な例ですから、よく試験等にも出る語句です)
look forward to doing ;〜するのを楽しみにする
「〜曜日に」と曜日を表すのには前置詞 on を用います。 

  
No.94〜No.96 BACK         NEXTNo.100〜No.102
 
 ホームページトップへ       バックナンバー入口