バックナンバー室(4)No.10〜No.12

No.10

<今回のテーマ>
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                                                          複数形(1)
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いままでやってきた英語の中には、a pen、a boy、a cat と「ひとつの」「一人の」「一匹の」など、ほとんどが「ひとつ」のものであったと、すでに気付かれていた人も多いのでは。

このように物の数がひとつのものを、「単数」といいます。

「単」というのは、ひとつを表す字です。
テニスの試合で 男子単 とあれば 男子シングルスのことです。十二単衣(じゅうにひとえ)は「ひとつ」のものを12枚重ねてああなるのです。

これに対し二つ以上のものは、「複数」といいます。

「複」とはひとつでないことです。
 

名詞が複数であることを表すのに、英語では語尾に s や es を付けるのが基本です。

(ひとつの)鉛筆 は a pencil でした、

これが「ふたつの」鉛筆 だと、 two pencils
ふたつですから two [トゥ] そして語尾に s を付けます。

(ひとつの)本 は a book
「みっつの」本だと three books
みっつは three [(ス)リー] そして語尾に同じく s です。

日本語にはない用法ですが、日本語でも複数だと「〜たち、〜ら」
などがつく場合もありますね。それと同じように考えてください。

ものについて述べる場合、ひとつであることの方が少ないはずですから、この s や es は日常ではわりに多く使います。

数字がいくつかでたので、ある程度やっておきましょう。

「1」 は one [ワ(ン)] です。

注意するのは ひとつの? というときは普通は one を使わずにa の方を使うんですね。まあ、これはすでに a をつかっているので混乱することはないでしょうが・・・

数字を数えたり、数字の値を言うときなどに用います。

以下は順に

「2、ふたつの」  two
「3、みっつの」  three
「4、よっつの」  four [フォ(ァ)]
「5、いつつの」  five [ファ(ィブ)]
「6、むっつの」  six [シッ(クス)]
「7、ななつの」  seven [セ’・ブ(ン)]
「8、やっつの」  eight [エ(ィト)]
「9、ここのつの」nine [ナ(ィン)]
「10、とうの」    ten [テ(ン)]

seven 以外は一音ですから、そのつもりで発音してください。すべて日本語にもなっていますから、言うのは簡単でしょうから、きちんと書けるようになってください。
two three four eight nine このあたりが間違いやすいのでは。

間違いやすいということは試験にも出やすいので注意が必要です。

「四つの」列車 だと four trains
「八つの」ハンバーガー は eight hamburgers
hamburger [ハ’(ン)・バー・ガー]に s を付けます。

では、es を付ける場合はというと・・・ (今回はこれを覚えて下さい)

名詞の語尾が s、o、x、sh、ch で終わるときは es を付けます

覚え方は「SOX  SHu  CHu」
      (ソックス   シュ    チュ)
なんてのはどうでしょう?

bus [バ(ス)] → buses
box → boxes
dish [ディ(ッシュ)](皿、料理)→ dishes
sandwich [サ’(ンド)・ウィ(ッチ)] → sandwiches

などですね。語尾にさえ注意していれば書くときには間違えないので「ソックス   シュ    チュ」これを覚えましょう。

次回は発音を含めこの続きから。
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◎ちょっとだけ英会話 =あいさつ編=

毎回、すこしずつ会話表現を紹介していきます。ここでは、文法はそんなに考えずすすめましょう。

来週はもうクリスマスです、今年は雪が降るかな。

( A ) merry Christmas(to you)! クリスマスおめでとう      メリークリスマス!
merry [メ・リ](楽しい、陽気な)
Christmas [(ク)リ’(ス)マ(ス)] つづりでは t の字を入れるのがみそ。

A と to you[トゥー ユー] が省略された Merry Christmas! が日本では広まったんですね。

また、こう言ってもいいでしょう。

I wish you a merry Christmas.

wish [ウィ(シュ)](動)(望む、願う)

「私はあなたのメリークリスマスを願っています」ということですから ( A ) merry Christmas(to you)! と同じように使えます。

クリスマスはキリスト Christ [(ク)ラ’(ィスト)]の誕生を祝うお祭りですね。
イヴ とは eve [イー(ヴ)](前日、前夜)のことです。

◎クリスマスに海外に行かれるかた、
イブまでは華やかですが、クリスマスの日(25日)は街は静かになっている所も多いですよ、店などもしまってたりして・・・
ヨーロッパの方はそういう所が多いらしいです。                                                     (END)
 

No.11

では、前回の復習問題です。

●問題  次の語句を英語にしましょう。

1.ひとつのオレンジ  2.3つの鞄(かばん)  3. 8匹のキツネ  4.  4つの時計 5.  9匹のトラ

※ fox [ファッ(クス)](キツネ)  watch [(ゥ)ワッ(チ)](時計)   tiger [タ’ィ・ガー](トラ)

答えは最後に
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まずは数字の数え方、11からいきましょう。

11  eleven [イ・レ’・ブ(ン)]
12  twelve [トゥ(ェルブ)]
13  thirteen [サー・テ’ィー(ン)]
14  fourteen [フォー・テ’ィー(ン)]
15  fifteen [フィ(フ)・テ’ィー(ン)]

eleven はサッカーの選手を、イレブンと言ったりしますから、なじみはあると思います。
eleven 、twelve のつづりを覚えて欲しいですね。

13,14,15以降(19まで)は元の数字に teen をつければいいのでわりと覚えやすいと思います。
発音は teen にアクセントを置いてください。

しかし、13は threeteen ではなく、three のところを thir に変えます。

five に teen を付けるときは fiveteen ではなく、fifteen になるので気を付けてください。

<今回のテーマ>
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                                                         複数形(2)
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前回、複数形にする時は s や es をつけることをやりました。

es を付けるのは、前回やった

1.語尾が s、o、x、sh、ch

あとは、これ以外に2つのパターンがあるので今回はそれをやりましょう。

2.語尾が f 、fe ならば、f を v にかえて es を付ける

3.語尾が「 子音字+ y 」ならば、y を i にかえて es

この2つを覚えてください。

2.のパターンは例えば、

wolf [ウ(ルフ)](オオカミ) は f を v にかえて es ですから、       wolf  → wolves
knife [ナィ(フ)](ナイフ) は fe を v にかえて es ですから、       knife → knives
同様に wife [ワ(イフ)](妻) → wives

3.のパターンは、「 子音字+ y 」ですが、

子音字については、まず子音とは、母音でない音です。
母音は 日本語の「あいうえお」に近い音ですから、

a i u e o 、これ以外のアルファベットが子音字と考えればいいでしょう。

candy [キ’ャ(ン)・ディ](キャンディー、あめ) これは y の前がd というアルファベットですから、
y を i にかえて es を付けて、candy → candies

お父さんには懐かしの「キャンディーズ」ですね。

city [シ’・ティ](市、都市) これも y の前が t ですから、y を i にかえて es を付けて、city → cities
 

これが、boy だと、 y の前が o これは母音を表すアルファベットですから、
普通に s を付けて boy → boys

toy [トィ](おもちゃ) これも同じで toy → toys

アメリカのおもちゃのお店「トイザラス」の「トイ」ですね。日本でも○○トーイという玩具メーカーがあります。

以上の es を付ける3つのパターンやりました。

また、英語にはこれ以外( s 、 es とを付ける)にも、

単数 → 複数になると、語句そのものが変化する、「不規則に変化」する名詞もあるのでやっかいです。

(うーん、ホントに面倒ですね英語って)
まあ、そう言わずひとつひとつ着実に覚えていきましょう。

今回はこの2つをあげておきましょう。

man [マ(ン)](男) の複数形は  men [メ(ン)] です。

○○マンのマンですね。
3人の男だと、three men スリーメンになるわけです。

それでは、また。
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◎ちょっとだけ英会話 =あいさつ編=

毎回、すこしずつ会話表現を紹介していきます。ここでは、文法はそんなに考えずすすめましょう。

今回は新年のあいさつ、

( A ) Happy New Year! [ア ハ’ッ・ピ ニュー イ(ァ)]                     明けましておめでとう

手紙などには
New Year's Greetings  [ニュー イ(ァーズ) (グ)リ’ーティ(ングス)]  などと書いてもいいでしょう
 

greeting は (あいさつ)を表す名詞ですが、Greetings と書いて手紙のあいさつに用います。

クリスマスカードには
Christmas Greetings と書くこともできます。
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◎問題の答え
1.an orange  2.three bags  3.eight foxes  4.four watches  5.nine tigers

※ 語尾が s、o、x、sh、ch (ソックス   シュ    チュ)なら   es を付けてくださいね。   (END)

No.12

では、前回の復習問題です。

●問題  次の語句を英語にしましょう。

1. 11匹のウサギ  2. 12個のナイフ  3.13枚の皿  4. 15人の女性(レディー)  5. 8人の少年

※ rabbit [(ゥ)ラ’・ビッ(ト)](ウサギ) 関根勤さんは以前は「ラビット関根」という芸名でした

   lady [レ’ィ・ディ](女性・レディー)  かつては上流階級の女性のことを指していました、現在は女性に
接する際はこの言葉を使った方が丁寧です。

woman [ウ’・マ(ン)] これも女性を指す言葉ですが、(反対は man)話す時にはその本人がいるならば、lady の方が 好まれます。
man の複数形が men だったように、woman の複数形は

women [ウ’ィ・ミ(ン)]となります。(発音に注意)

答えは最後に
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まずは、数字の数え方、16からいきましょう。

16  sixteen [シッ(クス)・テ’ィー(ン)]
17  seventeen [セ・ヴ(ン)テ’ィー(ン)]
18  eighteen [エィ・テ’ィー(ン)]
19  nineteen [ナィ(ン)・テ’ィー(ン)]
20  twenty [トゥ・ウ’ェ(ン)・ティ  または トゥ・ウェ・ニ]

13〜19 まではすべて teen が付いています。
発音する時にはこの teen にアクセントを置くのがコツです。

<今回のテーマ>
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                                                  複数形(3)代名詞編
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前回までの複数形は、名詞ばかりだったのに気付かれていたでしょうか。

今回は代名詞( I、you、he など)の複数形をやりましょう。

今までやった代名詞をおさらいしておくと、

                 I    ― am ( am を用いるのは I のみです)
                You ― are
  He  She (人名) It
       This  That  ― is

I 私 you あなた He 彼 She 彼女 It それ This これ That あれ

このように並べてみると、みんな「ひとり・ひとつ」であることがわかります。つまり、単数なんですね。

日本語でも、「私」が複数になると「私・たち」、「彼」が複数形になると「彼・ら」と変化するように、英語も変化するんです。

また、単数の時は、be動詞は am、are、is、3種類ありましたが、

複数形の時は、カンタンです。

複数形ならば、  be動詞は are 、これひとつだけです。

(うーん、なんて簡単なんでしょう)

では、ひとつずつ見ていきましょう。

I (私)      → we [ウィ](私たち)

you (あなた)→ you(あなたたち) 単数形と全く同じなので覚える必要がないですね。

he (彼)                         (彼ら)    この3つの代名詞の複数
she (彼女)  → they [ゼィ](彼女ら) 形は they 1語にまとめら
it (それ)                        (それら) れてしまいます

複数形て、わりに簡単だと思いませんか、使うbe動詞は are だけですし、この段階で新たに覚えるのは we と they だけですもんね。

では、これらを使って例文を
I (私)      →  we [ウィ](私たち)

We are the champions.  私たちはチャンピオンです

champion [チャ(ン)・ピ・ア(ン)](チャンピオン、勇者)   champ [チャ(ンプ)]と言ったりもします。
映画でもありましたね、「チャンプ」

※注意して欲しいのは、主語が「私たち」と、複数になっていますから、当然、「チャンピオン」もそれに合わせて、複数になることです。
私たちは(ひとりの)チャンピオンなんてことには、ならないですからね。考えると当たり前なんですが、日本語にはない用法なのでうっかりしてしまいがちです。

you (あなた)→  you(あなたたち)

You are a good student.
You are good students. あなたたちはよい生徒です

you は単数・複数ともに同じ形ですが、上の文はひとつであることを表す、a と student も s が付いていないので、「あなた」とひとりのことを言っているのがわかります。

下の文は、students と s が付いていますから、複数、「あなたたち」だということが分かります。

この時 the の冠詞が付いていないのは「特定」がされていないからです。生徒ということを表したいだけですから、the はないんです。
まあ、難しく考えないでください。

he (彼)                         (彼ら)
she (彼女)  →  they [ゼィ](彼女ら)
it (それ)                        (それら)

They are all soccer players. 彼らはみんなサッカー選手です

soccer [サ’ッ・カー](サッカー)
football [フ’ッ(ト)・ボー(ル)]はイギリス式ですね。
というより、サッカーがアメリカ式かな、世界的にはfootball ですから。
アメリカで football と言えば、アメフトのことです。
サッカークラブの名前に○○F.C とか ○○S.C なんて名前のところが多いですが、F.C は football club [(ク)ラ(ブ)]、S.C はsoccer club の略なんですね。

all [オー(ル)](形)(すべて、全部)
オールスターゲーム、オール阪神巨人の「オール」です。

player [(プ)レ’ィ・ヤー](選手、演奏者) 日本語になってますね。プレイする人です。

this (これ) that (あれ) も物がひとつの時に用いるんです。

これが2つ以上になると、

this → these [ディー(ズ)](これら)
that → those [ゾー(ズ)](あれら)

になります。

例文は次回に取り上げます。

◎今回のまとめ
  単数(ひとつ)       複数(2つ以上)

I (私)      → we [ウィ](私たち)
you (あなた)→ you(あなたたち)
he (彼)                   (彼ら)
she (彼女)  → they [ゼィ](彼女ら)
it (それ)                 (それら)
this        → these [ディー(ズ)](これら)
that        → those [ゾー(ズ)](あれら)
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◎ちょっとだけ英会話 =あいさつ編=

毎回、すこしずつ会話表現を紹介していきます。ここでは、文法はそんなに考えずすすめましょう。

別れの際のあいさつは、See you. Good-bye.などすでにやりました
が、こんな言葉もあります。

Good luck.[グッ(ド)  ラッ(ク)] 幸運を

luck は「運」です。相手に幸運が訪れるのを願っている時に使います。これから、受験に向かう人、告白しようとしている人、 試合のある人、そんな人達には別れ際に、こう言ってあげましょう。

Have a nice day. [ハ(ヴ)  ア  ナィ(ス) ディ] よい1日を

have [ハ(ヴ)] は「持つ、所有する」意味の動詞です。
この場合は(時間を)持つ、のイメージで考えると分かりやすいでしょう。
nice [ナィ(ス)] はもう日本語になってますね。
いい1日という(時間を)持ってくださいね→経験してね→よい1日を

day [ディ](日、1日) 日本語になってますね。

この言葉の  day の部分を変えていくと、何種類ものパターンができます。

旅行に行く人には、trip [(ト)リッ(プ)](旅) を使って、

Have a nice trip.  よいご旅行を

また、ちょうど今の時期、楽しい休暇をとる人には、

vacation [ヴァ・ケィ・ショ(ン)](休暇、休日)

Have a nice vacation.  よい休暇を

などなど、いろんなバリエーションで言うことが出来ます。
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◎問題の答え
1.eleven rabbits 2.twelve knives 3.thirteen dishes
4.fifteen ladies 5.eight boys                                                                      (END)
 
 
 

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