新しい家族とも言える小犬。初めて我が家に迎えた日には、何かとすることが多いものです。出来れば連休が取れる日に迎えに行き、初日から家族全員と顔合わせをしましょう。

部屋の準備

危ないものは片付け、ハウスやサークル、サークル内の給水器(水飲みボトル)、トイレなどを準備しておきます。
また、食器、首輪やリード、おもちゃなどもいずれ揃えていきましょう。

部屋の準備が整っていたら、クレートかキャリーバッグを持って小犬を迎えにいきます。小犬はこの中に入れて連れて帰ります。抱っこしてそのまま車に乗せるのは避けましょう。

どんな動きをするか分かりませんし、車の中で排泄する可能性もありますから、クレートかキャリーバッグ以外にもタオルやトイレットペーパー、ペットシーツなども持参します。

また、相手のペットショップやブリーダーの人から聞いたことをメモするための筆記用具も必要です。受け取りの場所についたら、以下のことを聞いて書きとめて帰ります。

・小犬の説明や注意事項
・予防接種を受けているのかいないのか、受けている場合は種類と時期、、証明書の確認。
・健康状態と1日の排便と排尿の回数。
・食べているドッグフードの種類と量。
・フードをあげる時間帯と回数。
・小犬がお気に入りの物や、小犬のにおいがついたものがもらえれば小犬も安心できます。
・血統書があるのかないのか。

小犬にとっては、全く知らない人たちに囲まれて、初めて見る場所へ連れて行かれるのですから、不安でいっぱいです。

家に連れて帰った後でも、初日はなるべくそっとして構いすぎないように、食事とトイレの世話だけして、翌日からゆっくりと慣らしていきましょう。

小犬を家に連れて帰った初日には

トイレのトレーニングは必要ですから、家についたらキャリーバッグから出して、あらかじめ用意していたサークルに入れます。

トイレのしつけの項目と重複しますが、そのサークルの中には、ペットシーツを全部敷き詰めておきます。

飲み水は、容器で与える場合はひっくり返さないように工夫をしましょう。出来ればサークルに給水器を設置しておいた方が安心です。

サークルの中で排泄するまでそっとしておきます。排泄したらサークルから出してハウス(クレート)に入れて扉を閉めます。小犬の場合、排泄の間隔は2-3時間に一回と言われています。2-3時間ごとにサークルの中に入れて排泄を待ちます。

ご飯はそのサークル内で食べさせます。ごはんを食べた後は、排泄するまでサークルに入れておきます。



夜はハウス(クレート)に入れて寝かせます。悲しそうに泣いても出さないことが大事です。

可哀そうと思う時があるかも知れませんが、これからハウス(クレート)と、この家の中に慣れてもらうためです。あえて放っておきます。

翌日も初日と同様、サークルに入れて排泄させ、出したらハウス(クレート)に戻すということを繰り返します。トイレのしつけの項目も参考にして下さい。

ハウスは、いずれ扉のないものに変えても良いのですが、将来的にペットホテルに預けて旅行に行くことになった場合とか、一緒に出かける時に扉つきの入れ物に入れて連れて行くことは多々あります。

普段から放し飼いにしていると、そうした時に、出してくれと吠えっぱなしになることがあります。閉じ込めてかわいそうと思わず、扉の中でおとなしくしていられるようになってもらいましょう。最初の頃は、出したり入れたりの繰り返しになります。



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04.犬の食事の基本

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