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はじめのページ>蔵元紹介
普通の蔵元紹介のように、蔵の歴史だの気候だの・・・そんなことは申しません。
蔵元とはズバリ、人間です!
竹鶴、大谷、釜屋、旭菊と並んでいます。↓
竹鶴酒造 |
竹鶴酒造株式会社 左は私のただの知り合いの「尾瀬あきら」氏。問題は右の男、彼こそ酒造界の大魔人と呼ばれる「石川達也」杜氏。 早稲田大学在学中に埼玉県の神亀酒造で酒造りを始める。大学がよほど好きだったのだろう…何年もかけて入学し何年もかけて卒業したようだ。人の倍以上は勉強してるらしい。文学部卒業だけあって(なんで杜氏が文系なの?)その文才は目を見張るものがある。あぁ、そうそう、酒造りの才能もね!何があったか詳しくは知りませんが(大体見当はつくが、ここでは言わない)神亀酒造を辞めて、故郷の広島へ帰ることとなる。彼のお父様が西条の酒蔵「賀茂鶴」の専務だったこともあり、地元では石川さんチの三男さんが加茂鶴の杜氏に成りに帰ってくると、大変なうわさだった。(ちょっと大袈裟か)しかし、石川氏は、自分の目指している酒造りをするには加茂鶴は大きすぎる(規模)と判断し、竹鶴酒造へと入社した。彼は、社長が太っ腹なのをいいことに、その情熱を実現するのに足らないものはどんどん設備投資してもらっている。社長が今後どんなことにも驚かないように、いきなり敷地内に井戸を掘り始め、先制パンチをくりだした。その後も、酒母室の改良、蔵内の大胆な清掃、速醸もとの採用、洗い場の修理など留まるところを知らない。今はどうやら、麹室を2階にもってあげようとしているらしい。どれもこれも、竹鶴の酒が良くなることを願ってのことである。事実、その酒質は年々向上している。 2002年10月2日に入った情報によりますと、石川杜氏の長兄は愛媛県でお医者さん、次兄は賀茂鶴の東京支社にいらっしゃるようです。 180cmを超える身長は、蔵内の貯蔵用タンクさえ小さく見える。どでかい体とは裏腹に繊細な蔵内の作業をこなし、箒草を育てたりしている。箒草は、道具の清掃に使うササラの材料となる。造りの時期にお邪魔するとただでさえこじんまりとした蔵は、彼が闊歩するだけでガリバーの世界となる。 県議会議員と酒蔵の当主の2足の草鞋をこなす男。普段は温厚そうに見えるがメガネの奥の瞳は妙に鋭かったりする。きっとこの人は怒らせたら怖いんだろうなぁ・・。 一昨年お会いした時より、昨年お会いした時のほうが若々しく見えたのは頭髪のせいかしら…。どうやら使ってるらしい。絶対倍に増えてたから。12本が24本にはなっていた。 帳場は奥様が切り盛りし、営業は昨年より息子さんが帰ってこられ、嫁いだお嬢さんも忙しいときには手を貸していらっしゃいます。家族で盛り立てる姿は、蔵元の原型を見るようです。 |
大谷酒造 |
大谷酒造株式会社 鳥取県東伯郡琴浦町浦安368 0858-53-0111 「杜氏と社長のコンビネーション」が決め手です。 大谷酒造を語るとき、誰もが「坂本 俊」杜氏を語り始める。確かに、杜氏は製造から出荷、販売、人事まで八面六臂の活躍である。 しかぁし、このとぼけたおやじがいてこその大谷酒造である。だって彼は大谷さんだもの。その名を「大谷和正」という。通称「かずまさちゃん」でぇ--------す。神亀酒造の専務と肩を並べる変人です。 (写真の後ろに見えるのは杜氏じゃなくて頭の坂本さんです。 東京農大卒業。とってもかわいい奥さんと3人の息子を持つ。ピッピというかわいらしい名前の肥満体の犬の飼い主でもある。(ピッピは他界しました) いつも社長と『ため口』でしゃべっているため、周りからは社長とは同級生ですか?なんていわれる事がありますが、冗談じゃない!礼儀は守ってるつもりだけど、商売や酒の話にいちいち敬語に気を使ってたら話がまどろっこしくてね。 杜氏はこんな事言ってました。 そして平成18酒造年度をもって坂本杜氏も引退されます。今後は、故和正社長の奥様が社長として、二男さんが専務として、三男さんは蔵仕事でサポートし蔵を盛り立てていきます。次期杜氏は、同じく出雲杜氏の「曽田杜氏」が赴任されるはずです。 |
釜屋 |
釜屋 埼玉県北埼玉郡騎西町騎西1162 0480-73-1234 「限界を知らない男・・・加藤克則」 右の写真の左隅に座る「ランニング姿の男」が滑屋の杜氏加藤克則氏である。 彼と知り合ったのは、彼がまだ素人の頃で1994年ぐらいだったと記憶している。 それから、数年間、私は彼と直接話をすることが無かった。いつも間に箕浦淳一氏がはいっていた。そして「良いできの酒かもしれないけどまだ私の店に置くわけにはいかない」という言葉がどういう風に伝わったのか知らないが「素人の酒屋に、言われたかないよ」という意味合いの言葉だけが「箕浦淳一氏」の言葉で伝わってきていた。 彼は、生まれつきの丈夫な体と、前の仕事で鍛え上げた精神力で、ほとんど一年中仕事をしているらしい。妻子もあるのにめったに実家にも帰らない。(もっとも、前の仕事から転職する時、親から勘当されたらしいが)持病の痔病や腰痛もなんのその。油汗流してもやりかけた仕事は片付けてしまう。電車で長距離移動の時、痛くてしょうがなかったがうつ伏せに近い格好で何時間も移動したなんて話も聞く。 今年うちの店に来てからは、いろいろ話をするようになりましたね。昨日、一昨日と連ちゃんで飲んでましたよ。今後の酒について熱く語ったのである。 「ほおずき」もそうだが、これから神亀に負けないくらい、バラエティーに富んだ商品群を造って行く事だろう。 今朝、彼から電話があった。「倉吉駅前のマツダレンタカーは知り合いですか?実は、オイルが漏れて大変なんだけど、知り合いじゃないなら、ゴネてみるけど」、その顔つきだけで充分な迫力ですよ、杜氏さん! ■加藤杜氏は、現在奈良県の久保本家酒造にて、杜氏職についていらっしゃいます。平成15酒造年度より。 |
営業の小森谷。酔っ払うと全然仕事をしない・・。↓ いやぁ〜。そんな気はしてましたがまさか、本当になるとはね・・・。小森谷、平成19年(H18BY)加藤杜氏と入籍しました。 |
旭菊 |
旭菊酒造株式会社 福岡県久留米市三潴町壱町原403 0942-64-2003 「未確認生命体・・・原田社長」
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