平成13年9月19日(水)〜24(月)上海・杭州に遊ぶ
  人口1300万人を抱える上海は、高層ビルと古くからの家屋とが同居してる上海は、 相変わらず人で溢れる街であった。徒歩で、自転車で行き交う人々、行き交うバス、車。 車はお構いなしに警笛をならし、道路を渡る人は信号を無視する。路上で揚げパン、 包子、豆腐、おかゆ・・を売る屋台、相変わらずゴミをポイポイ捨てる街、それを集める 人がいる街。・・そんな上海の喧騒は中国を代表しているひとこまであろう。また、 そんな喧騒が魅力の一つであろう。
  人口1300万人は中国全人口の約1%にあたる。東京の1200万人は日本全人口の 10%に当たる。いかに中国は人口が多いことか。先日何かの記事で中国の人口増加率も 減少方向に向かい始めたと書いてあったが、どこまで増えるのであろう。いずれにせよ、 中国経済発展のトップを走る上海はさらに多くの人々を吸収して行くのであろう。
  2年ぶりの上海駅はキップ売り場が改修され、正面のイメージが変わっていた (2年前の写真と比べて見て下さい。)が駅正面の工事中の囲いは相変わらずでした。 また北口(駅裏)は2年前と全く同じで、駅の中の通路、待ち合い室なども以前の ままであった。
  今回上海でとった宿は同済大学の賓館でした。(朱さんに宿の予約をお願いしておいた) この大学には2年前短期留学(遊学)で1週間過ごしたことがあり、勝手しったる所である。
  チェックイン後国際交流会館の徐先生を訪ねた。「憶えていますか?」と訪ねると「憶え ていますよ!」とのことでした。聞く所によれば留学生の数は以前より随分増えてきてい るそうで、国際交流会館前の広場は国際色豊かに賑わっていました。
  賓館の宿泊代は1泊160元でして、5泊分800元(約12000円)を払いました。1泊2400円、安い でしょう。
  今回は1日を上海見学に当てたので、人民広場、博物館、豫園を見学しました。また夜 には京劇(孫悟空)を鑑賞しました。1泊で「杭州」へ旅行しました。そして日帰りで 江南のクリークの町「周庄」へ行きました。この2つは別途紹介します。
        天下の絶景「西湖」の旅「西湖風光二日遊]
        中国第一の水郷「周庄」日帰りツアー

  帰りの飛行機は浦東国際空港からの臨時便でした。この飛行場は上海中心部から約35Km 離れており。チョットタクシーとするには遠すぎる。私も始めてである。
  帰国当日、魯迅公園近くのホテル始発のバスに乗りました。バス賃は18元、時間は1時間20分。7時にバスに乗り、 8時20分飛行場到着、飛行機は9時発。時間的にはチェックイン、出国手続き、元の払い戻し (ドルに換えてくれました)とギリギリでした。元の払い戻しの時、私の番になってドルが足り ない!なんて言い出して、チョット待ってくれと言う始末。管内放送は登場手続きを締め切りま す!と言う・・・
  まあ何とか機内へ乗り込んだ一番最後の人となって間に合ったが、焦りました! そんな訳で新しく浦東国際空港をゆっくり見学することはできませんでした。知らない所はもっと 余裕を持たなければ!
  飛行機の中は日本人で満員でした。今年もいろいろな思い出をのせて飛行機は上海を飛び立って 行った。