平成14年7月16日(火)〜21日(日)中国山東省の泰山・済南へ
  飛行機はほぼ定刻(16時35分)どおりに上海虹橋国際空港へ到着した。入国手続きを 終え、荷物を取り円を元へ交換。次に帰りの飛行機のリコンファームをするが、中国国際 航空の事務所を探すのに一苦労、何しろ上海は中国東方航空の拠点、問い合わせなが らやっとたどり着く。
  次に国内線へ行き21日の済南から上海までの飛行機の切符を買う。 確か650元であったと思う。日本で調達すると約800元ぐらいかかる。無事購入できてホット する。
  時刻を見ると17時半になろうとしていた。彼女との約束の時間である。彼女とは17時半 に魯迅公園正門で待ち合わせの約束をしていた。すぐにタクシーを飛ばして行かなければ! タクシーはしばらくは快適に飛ばしてくれたが、中心付近に近づくに従い渋滞してくる、 高速を下り、信号待ちにイライラする。彼女に今晩19時半の寝台列車のキップを手配しても らっている。なんとか待っていてくれ!魯迅公園近くになって、車を降り、歩くことにす る。小走りになる。公園の正門が見えてきた、彼女はいてくれるか?すでに約束の時間を 40分近く過ぎている、いなかったらどうしよう。
  済南行きの2552次夜行列車は、上海駅を定刻(19時32分)に発車した。上海の友達 (24歳の女の子)が一人見送ってくれている。窓越しに目で会話する、つかの間の出会 いと、ほの暗い殺風景な駅での別れは、長距離列車での別れは、映画の一シーンのよう な場面であった。
  この列車は杭州始発の済南行きの普快列車である。普通寝台(硬臥)の下段 が今夜の寝床である。終点の済南へは翌朝9時1分着、ひとつ手前の泰山は7時28分、 約12時間の列車の旅になる。どの寝台も詰まっている。寝台は上中下段とあり、お値段は やはり下段が一番高いとのこと、今回は上海〜済南の硬臥下段で216元であった。 おなかがすいた、社内販売もやって来るが食堂車へ行こう。
  泰山駅前の広場から目的の泰山を望めることができた。広場には労働者の鏡「○○さん」 の大きな胸像が立てられてあった。今日は、あの泰山の上で一泊しよう。一泊分の荷物 以外を荷物預かり所へあずけ、紅門行きのバスに乗ろう。地図を買う。
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  さて、済南へ行こう!彼女に会いに!今年の3月からメール友達として、私の相手をしてく れた趙静さんに会うことも今回の目的のひとつである。13:24発の列車で済南へ向かう。 (キップは5.5元、時間は約1時間半)さて!どんな出会いが待っているか。
  済南駅に着く、とりあえず荷物を預けることにした。市内地図を買う。そして彼女と連絡を 取らなくては・・・・テレフォンカードを買う。・・・テレフォンカードが使える公衆電話を探す。 「ウェイ!ウェイ!・・・ウオーシーヨウティエン・・・・・」、荷物を取り出し、タクシーでホテルへ 向かう。ホテルは彼女が予約してくれた「良友富臨大酒店」だ。チェックインをしている所へ彼女が声を掛けてきた。・・・・・・・・・
   その夜、彼女と彼女の友達(高さん)が食事の相手をしてくれた。食後、酔った勢いで カラオケへ繰り出す。・・・・日本語の曲も少し用意してあり歌わしていただいた。・・・・ 11時近く、さすがに疲れを感じお開きに。
  済南市内観光は右のタグをクリックしてください。  済南市内にて

  済南では、19、20日のまる2日間遊びました。19日は独りで、20日は彼女が付き合って くれました。山東省の省都「済南」は別名”泉城”とも言います。黄河が近くに流れており水の 豊かな都のようです。観光した所は「しゃく突泉・大明湖・黄河・動物園・千仏山・泉城広場」です。 観光の乗り物は全てバスを利用しました。
  21日朝6時にホテルをチェックアウトをして、タクシーで済南飛行場へ。       8:00済南−−−中国東方航空−−> 9:30上海
    12:30上海−−−中国国際航空−−>15:00福岡
    17:40我が家へ
  16日を迎えるまでは、長かったが、過ぎてしまえば「あっ!」と言う間の 今年の中国一人旅であった。